第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。

  なお、当連結会計年度(平成27年1月1日から平成27年12月31日)は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成26年3月28日内閣府令第22号)附則第3条第2項及び第3項により、第13条、第15条の12及び第15条の14については、改正後の連結財務諸表規則に基づいて作成しております。比較情報については、改正前の連結財務諸表規則に基づいて作成しております。

 

(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

  なお、当事業年度(平成27年1月1日から平成27年12月31日)は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成26年3月28日内閣府令第22号)附則第2条第1項ただし書きにより、改正後の財務諸表等規則に基づいて作成しております。比較情報については、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。

 

また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(平成27年1月1日から平成27年12月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(平成27年1月1日から平成27年12月31日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けております。

 

3.連結財務諸表の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、また会計基準等の変更について対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、情報収集に努めております。また、監査法人等が主催する研修会への参加を行っております。

 

1 【連結財務諸表等】

(1) 【連結財務諸表】

① 【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

※1 86,908

※1 47,247

受取手形及び営業未収入金

5,867

8,190

有価証券

10

販売用不動産

※1,※6 32,702

※1,※6 53,349

仕掛販売用不動産

※2,※6 45,262

※2,※6 43,700

開発用不動産

34,873

56,736

繰延税金資産

4,223

8,527

その他

32,986

20,670

貸倒引当金

204

206

流動資産合計

242,629

238,215

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

360,960

350,513

減価償却累計額

114,566

115,191

建物及び構築物(純額)

※1,※2 246,393

※1,※2 235,322

土地

※1,※2,※4 512,148

※1,※2,※4 506,947

建設仮勘定

6,330

4,928

その他

20,581

23,499

減価償却累計額

11,469

12,679

その他(純額)

※1,※2 9,111

※1,※2 10,820

有形固定資産合計

※6 773,983

※6 758,018

無形固定資産

 

 

借地権

※1,※2 106,229

※1,※2 106,251

のれん

5,374

5,410

その他

※1,※2 978

※1,※2 897

無形固定資産合計

112,582

112,559

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1,※3,※5 121,418

※1,※3,※5 118,054

匿名組合出資金

※3,※5 9,223

※3,※5 10,818

長期貸付金

69

49

繰延税金資産

2,350

1,628

敷金及び保証金

※1,※2 21,081

※1,※2 20,514

退職給付に係る資産

1,834

1,417

その他

※2,※3,※5 34,344

※2,※3,※5 35,887

貸倒引当金

52

51

投資その他の資産合計

190,269

188,318

固定資産合計

1,076,835

1,058,897

資産合計

1,319,465

1,297,112

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

短期借入金

※1 151,597

※1 96,991

1年内償還予定の社債

※1 33,760

※1 21,710

未払金

※1 6,645

※1 7,942

未払法人税等

1,628

2,470

完成工事補償引当金

9

12

賞与引当金

517

674

役員賞与引当金

35

44

不動産特定共同事業出資受入金

※2 1,500

※2 18,700

その他

※1 41,643

※1 46,838

流動負債合計

237,336

195,382

固定負債

 

 

社債

※1 107,471

※1 105,761

長期借入金

※1 451,926

※1 476,528

繰延税金負債

28,320

25,863

再評価に係る繰延税金負債

※4 31,734

※4 28,793

役員退職慰労引当金

207

248

環境対策引当金

291

271

受入敷金保証金

※1 68,266

※1 70,982

退職給付に係る負債

9,982

10,278

不動産特定共同事業出資受入金

※2 66,986

※2 56,681

その他

※1 11,133

※1 13,789

固定負債合計

776,320

789,198

負債合計

1,013,657

984,581

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

92,451

92,451

資本剰余金

63,432

66,479

利益剰余金

53,446

56,172

自己株式

2,411

22

株主資本合計

206,918

215,080

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

51,034

51,631

繰延ヘッジ損益

326

249

土地再評価差額金

※4 20,957

※4 29,417

為替換算調整勘定

6,278

5,020

退職給付に係る調整累計額

960

670

その他の包括利益累計額合計

78,905

86,490

少数株主持分

19,984

10,959

純資産合計

305,808

312,530

負債純資産合計

1,319,465

1,297,112

 

② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

営業収益

237,049

260,012

営業原価

※1 180,696

※1 197,335

営業総利益

56,353

62,677

販売費及び一般管理費

※2 25,793

※2 28,237

営業利益

30,559

34,439

営業外収益

 

 

受取利息

18

12

受取配当金

1,035

1,417

持分法による投資利益

276

842

その他

607

351

営業外収益合計

1,937

2,624

営業外費用

 

 

支払利息

11,990

8,850

借入手数料

1,984

2,078

株式交付費

1

13

社債発行費

71

134

不動産特定共同事業分配金

892

997

その他

239

192

営業外費用合計

15,179

12,266

経常利益

17,317

24,796

特別利益

 

 

固定資産売却益

※3 132,762

※3 1,860

投資有価証券償還益

185

投資有価証券売却益

13

1,424

出資金売却益

1,846

匿名組合出資金売却益

579

負ののれん発生益

7,092

受取補償金

143

56

特別利益合計

142,438

3,525

特別損失

 

 

固定資産売却損

※4 4

※4 870

固定資産除却損

※5 132

※5 292

投資有価証券償還損

300

151

投資有価証券評価損

4,217

減損損失

※6 6,878

※6 5,044

持分変動損失

754

借入金繰上返済費用

※7 5,139

特別損失合計

17,427

6,359

税金等調整前当期純利益

142,328

21,962

法人税、住民税及び事業税

6,231

3,932

法人税等調整額

2,733

1,130

法人税等合計

8,965

5,062

少数株主損益調整前当期純利益

133,363

16,900

少数株主利益

50,419

540

当期純利益

82,944

16,359

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

少数株主損益調整前当期純利益

133,363

16,900

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

6,037

319

繰延ヘッジ損益

17

77

土地再評価差額金

3,363

4,906

為替換算調整勘定

38

22

退職給付に係る調整額

238

持分法適用会社に対する持分相当額

323

1,235

その他の包括利益合計

※1 9,057

※1 3,805

包括利益

124,306

20,706

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

74,366

20,391

少数株主に係る包括利益

49,939

314

 

③ 【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

92,451

63,432

18,590

2,375

172,098

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

92,451

63,432

18,590

2,375

172,098

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

3,423

 

3,423

当期純利益

 

 

82,944

 

82,944

土地再評価差額金の取崩

 

 

8,159

 

8,159

自己株式の取得

 

 

 

36

36

自己株式の処分

 

0

 

0

0

連結範囲の変動

 

 

36,504

 

36,504

株式交換による変動額

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

0

34,856

36

34,820

当期末残高

92,451

63,432

53,446

2,411

206,918

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

56,589

308

16,161

5,919

78,362

11,815

262,276

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

56,589

308

16,161

5,919

78,362

11,815

262,276

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

3,423

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

82,944

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

 

 

8,159

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

36

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

0

連結範囲の変動

 

458

 

 

 

458

37,307

344

株式交換による変動額

 

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

5,555

441

4,795

359

960

1,001

29,139

28,137

当期変動額合計

5,555

17

4,795

359

960

542

8,168

43,531

当期末残高

51,034

326

20,957

6,278

960

78,905

19,984

305,808

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

92,451

63,432

53,446

2,411

206,918

会計方針の変更による累積的影響額

 

2,133

7,085

 

4,952

会計方針の変更を反映した当期首残高

92,451

65,565

46,361

2,411

201,966

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

2,995

 

2,995

当期純利益

 

 

16,359

 

16,359

土地再評価差額金の取崩

 

 

3,553

 

3,553

自己株式の取得

 

 

 

1,084

1,084

自己株式の処分

 

0

 

2

2

連結範囲の変動

 

 

 

 

株式交換による変動額

 

914

 

3,471

4,385

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

914

9,811

2,388

13,114

当期末残高

92,451

66,479

56,172

22

215,080

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

51,034

326

20,957

6,278

960

78,905

19,984

305,808

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

 

4,952

会計方針の変更を反映した当期首残高

51,034

326

20,957

6,278

960

78,905

19,984

300,855

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

2,995

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

16,359

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

 

 

3,553

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

1,084

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

2

連結範囲の変動

 

 

 

 

 

 

 

株式交換による変動額

 

 

 

 

 

 

 

4,385

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

596

77

8,459

1,257

290

7,585

9,024

1,439

当期変動額合計

596

77

8,459

1,257

290

7,585

9,024

11,674

当期末残高

51,631

249

29,417

5,020

670

86,490

10,959

312,530

 

④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

142,328

21,962

減価償却費

14,022

14,799

減損損失

6,878

5,044

のれん償却額

1,131

1,130

負ののれん発生益

7,092

持分法による投資損益(△は益)

276

842

貸倒引当金の増減額(△は減少)

47

0

賞与引当金の増減額(△は減少)

31

135

役員賞与引当金の増減額(△は減少)

8

9

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

493

98

役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)

34

25

環境対策引当金の増減額(△は減少)

71

16

受取利息及び受取配当金

1,054

1,430

支払利息

11,990

8,850

投資有価証券評価損益(△は益)

4,217

投資有価証券売却損益(△は益)

13

1,424

投資有価証券償還損益(△は益)

300

33

匿名組合出資金売却損益(△は益)

579

出資金売却損益(△は益)

1,846

持分変動損益(△は益)

754

固定資産除売却損益(△は益)

132,625

696

売上債権の増減額(△は増加)

1,585

2,413

たな卸資産の増減額(△は増加)

※2 7,207

※2 36,970

預り敷金及び保証金の増減額(△は減少)

1,089

1,952

仕入債務の増減額(△は減少)

7,851

941

敷金及び保証金の増減額(△は増加)

5,444

701

預り金の増減額(△は減少)

7,053

2,346

その他

9,372

11,952

小計

31,830

21,235

利息及び配当金の受取額

1,490

1,826

利息の支払額

13,951

9,288

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

24,160

7,988

営業活動によるキャッシュ・フロー

4,790

21,762

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有価証券の償還による収入

10

投資有価証券の売却及び償還による収入

4,950

7,592

投資有価証券の取得による支出

2,612

6,746

子会社出資金の売却による収入

1,483

子会社出資金の取得による支出

8,795

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

1,472

※3 6,117

連結の範囲の変更を伴う子会社持分の償還による支出

※4 936

出資金の売却による収入

16,580

匿名組合出資金の払込による支出

2,090

2,000

匿名組合出資金の払戻による収入

851

139

固定資産の売却による収入

291,343

16,244

固定資産の取得による支出

50,969

34,330

貸付けによる支出

19

22

貸付金の回収による収入

29

51

不動産特定共同事業出資受入金の増減額(△は減少)

9,486

6,895

その他

967

2,029

投資活動によるキャッシュ・フロー

257,798

21,250

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

1,090

10,092

長期借入れによる収入

286,500

133,115

長期借入金の返済による支出

477,133

163,066

長期未払金の返済による支出

811

722

社債の発行による収入

15,000

20,100

社債の償還による支出

20,460

33,760

自己株式の売却による収入

0

2

自己株式の取得による支出

36

35

配当金の支払額

3,418

2,991

少数株主への配当金の支払額

49,378

213

少数株主への払戻による支出

22,840

その他

6,299

2,697

財務活動によるキャッシュ・フロー

277,787

40,177

現金及び現金同等物に係る換算差額

35

24

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

24,744

39,689

現金及び現金同等物の期首残高

52,271

86,907

新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額

59,379

現金及び現金同等物の期末残高

※1 86,907

※1 47,217

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数 46

主要な連結子会社

「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため省略しております。

㈱マオスは、株式の取得により子会社となったため、連結の範囲に含めております。

京橋開発特定目的会社は、出資持分が償還されたことにより、連結の範囲から除外しております。

(2) 主要な非連結子会社の名称等

METS1特定目的会社

(連結の範囲から除いた理由)

非連結子会社は、総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金(持分に見合う額)等から見ていずれも小規模であり、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除いております。

 

2 持分法の適用に関する事項

(1) 持分法適用会社の数

関連会社 9

主要な会社名 ㈱東京リアルティ・インベストメント・マネジメント

揚州万築置業有限公司は、登録資本金の払込をしたため持分法適用の範囲に含めております。

(2) 持分法を適用していない非連結子会社(METS1特定目的会社他)及び関連会社(日精ビル管理㈱他)の当期純損益の額のうち持分に見合う額の合計額及び利益剰余金の額のうち持分に見合う額の合計額等が、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、これらの会社に対する投資については持分法を適用しておりません。

(3) 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度に係る財務諸表を使用しております。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日が連結決算日と異なるものは次の通りであります。

 3月26日決算会社 特定目的会社1社(*1)

 9月30日決算会社 特定目的会社3社(*2)

 10月29日決算会社 匿名組合1社(*3)

 10月31日決算会社 匿名組合2社(*2)

 11月30日決算会社 特定目的会社2社、匿名組合2社(*2)

  (*1)11月30日現在で本決算に準じた仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

  (*2)連結子会社の決算日現在の財務諸表を使用しております。

  (*3)連結決算日現在で本決算に準じた仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

その他の連結子会社の決算日は連結決算日と一致しております。

 

4 会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

有価証券

満期保有目的の債券

償却原価法(定額法)

その他有価証券

時価のあるもの

連結会計年度末日の市場価格等に基づく時価法

(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

時価のないもの

移動平均法による原価法

デリバティブ

時価法

たな卸資産

販売用不動産

個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

仕掛販売用不動産

同上

開発用不動産

同上

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①当社及び国内連結子会社

有形固定資産(リース資産を除く)

 

建物及び構築物

定額法

その他

 

機械及び装置

定額法

車両運搬具

定率法

工具、器具及び備品

同上

但し、一部国内連結子会社は平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)に限り定額法、その他は定率法を採用しております。なお、耐用年数及び残存価額については、主として法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

無形固定資産(リース資産を除く)

 定額法

なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

リース資産

所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用しております。なお、リース取引開始日が平成20年12月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。

②在外連結子会社

定額法

(3) 重要な繰延資産の処理方法

株式交付費

支出時に全額費用として処理しております。

社債発行費

支出時に全額費用として処理しております。

(4) 重要な引当金の計上基準

貸倒引当金

債権の貸倒れに備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収の可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

なお、破産債権、更生債権その他これらに準ずる債権について、債権全額に貸倒引当金を設定している場合は、当該貸倒引当金を債権から直接減額しております。前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、この基準に該当する債権は2,698百万円であります。

完成工事補償引当金

一部連結子会社は、完成工事に係る補修費用の支出に備えるため、過年度の実績を基礎とした額を計上しております。

賞与引当金

従業員に対する賞与に充てるため、支給見込額のうち当連結会計年度負担分を計上しております。

役員賞与引当金

一部連結子会社は、役員に対する賞与に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。

役員退職慰労引当金

一部連結子会社は、役員退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく当連結会計年度末要支給額を計上しております。

環境対策引当金

PCB(ポリ塩化ビフェニル)等の廃棄物処理の支出に備えるため、合理的に見積もった額を計上しております。

(5) 退職給付に係る会計処理の方法

①退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定に当たり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処理しております。

数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により翌連結会計年度から費用処理しております。

③小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(6) 重要なヘッジ会計の方法

①ヘッジ会計の方法

特例処理の要件を満たしている金利スワップについては、特例処理を採用しており、それ以外のものについては、繰延ヘッジ処理によっております。

②ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段 金利スワップ

ヘッジ対象 借入金及び社債

③ヘッジ方針

金利変動による収益への影響をヘッジする目的で金利スワップ取引を行っており、投機目的の取引は行っておりません。

④ヘッジ有効性評価の方法

ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ手段のキャッシュ・フローの変動の累計とヘッジ対象のキャッシュ・フローの変動の累計を比較して有効性を判定しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性の判定を省略しております。

(7) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、実質的に償却年数を見積もり、その年数で均等償却することとしております。なお、償却年数は5年であります。

(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

(9) 消費税等の会計処理方法

税抜方式を採用しております。ただし、免税事業者である一部の連結子会社は税込方式を採用しております。

 

 

(会計方針の変更)

(退職給付に関する会計基準等の適用)

 「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法を単一の加重平均割引率による方法へ変更しております。

 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減しております。

 この結果、当連結会計年度の期首において、退職給付に係る資産が252百万円減少し、退職給付に係る負債が131百万円増加するとともに、利益剰余金230百万円及び少数株主持分12百万円が減少しております。なお、当連結会計年度の営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益に与える影響は軽微であります。

 また、当連結会計年度の1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額に与える影響は軽微であります。

 

(企業結合に関する会計基準等の適用)

 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」という。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基準」という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等会計基準」という。)等が平成26年4月1日以後開始する連結会計年度の期首から適用できることになったことに伴い、当連結会計年度からこれらの会計基準等(ただし、連結会計基準第39項に掲げられた定めを除く。)を適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用として計上する方法に変更しております。

 企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(3)、連結会計基準第44-5項(3)及び事業分離等会計基準第57-4項(3)に定める経過的な取扱いに従っており、過去の期間のすべてに新たな会計方針を遡及適用した場合の当連結会計年度の期首時点の累積的影響額を資本剰余金及び利益剰余金に加減しております。

 この結果、当連結会計年度の期首において、のれん4,722百万円及び利益剰余金6,855百万円が減少するとともに、資本剰余金が2,133百万円増加しております。また、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ1,229百万円増加しております。

 なお、当連結会計年度の1株当たり純資産額は16.2円減少しており、1株当たり当期純利益金額は5.7円増加しております。

 

(未適用の会計基準等)

(繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針)

・「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成27年12月28日)

(1) 概要

 「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」は、日本公認会計士協会における税効果会計に関する会計上の実務指針及び監査上の実務指針(会計処理に関する部分)を企業会計基準委員会に移管するに際して、企業会計基準委員会が、当該実務指針のうち主に日本公認会計士協会監査委員会報告第66号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について、企業を5つに分類し、当該分類に応じて繰延税金資産の計上額を見積るという取扱いの枠組みを基本的に踏襲した上で、分類の要件及び繰延税金資産の計上額の取扱いの一部について必要な見直しを行ったもので、繰延税金資産の回収可能性について、「税効果会計に関する会計基準」(企業会計審議会)を適用する際の指針を定めたものであります。

(2) 適用予定日

平成29年12月期の期首より適用予定であります。

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1 担保に供している資産及び担保に係る債務は次の通りであります。

担保に供している資産

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

販売用不動産

建物及び構築物

土地

その他(有形固定資産)

借地権

その他(無形固定資産)

敷金及び保証金

5,138

115,793

182,109

1,771

90,734

22

4,291

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

(   - 百万円)

(105,372 百万円)

(148,043 百万円)

(  1,771 百万円)

( 90,734 百万円)

(     22 百万円)

(  4,291 百万円)

1,868

99,116

86,680

776

90,714

18

4,328

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

(   - 百万円)

( 84,946 百万円)

( 49,255 百万円)

(    776 百万円)

( 90,714 百万円)

(     18 百万円)

(  4,328 百万円)

399,860

百万円

(350,236 百万円)

283,502

百万円

(230,040 百万円)

上記のうち、( )内書きはノンリコース債務に対応する担保提供資産を示しております。

 

担保に係る債務

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

短期借入金

1年内償還予定の社債

未払金

その他(流動負債)

社債

長期借入金

受入敷金保証金

その他(固定負債)

77,933

3,560

700

16

3,171

232,759

258

2,800

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

( 77,933 百万円)

(  3,560 百万円)

(   - 百万円)

(   - 百万円)

(  3,171 百万円)

(227,573 百万円)

(   - 百万円)

(   - 百万円)

26,347

1,510

801

16

1,661

204,377

241

5,548

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

( 25,956 百万円)

(  1,510 百万円)

(   - 百万円)

(   - 百万円)

(  1,661 百万円)

(201,766 百万円)

(   - 百万円)

(   - 百万円)

321,200

百万円

(312,239 百万円)

240,505

百万円

(230,895 百万円)

上記のうち、( )内書きはノンリコース債務を示しております。

上記のほか、前連結会計年度及び当連結会計年度において、関係会社の資金借入に対する債務保証の担保及び宅地建物取引業法等に基づく営業保証金の供託等として、現金及び預金(定期預金)1百万円並びに投資有価証券172百万円を、差し入れております。

 

※2 不動産特定共同事業(匿名組合方式)の対象不動産等は次の通りであります。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

仕掛販売用不動産

建物及び構築物他

土地

借地権

その他(無形固定資産)

敷金及び保証金

その他(投資その他の資産)

4,662

19,980

84,043

3,180

8

720

135

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

13,032

21,153

86,414

3,180

6

122

112

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

112,731

百万円

124,023

百万円

上記に対応する出資受入金は「不動産特定共同事業出資受入金」に計上しております。

 

※3 非連結子会社及び関連会社に対するものは次の通りであります。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

投資有価証券(株式)

投資有価証券(優先出資)

匿名組合出資金

その他(出資金)

1,096

9,242

6,789

20,297

百万円

百万円

百万円

百万円

1,220

3,613

6,789

23,631

百万円

百万円

百万円

百万円

 

※4 土地の再評価

 当社は、土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業用土地の再評価を行い、再評価に係る差額金を固定負債及び純資産の部に計上しております。

・再評価の方法

土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第5号に定める鑑定評価に基づいて算出しております。

・再評価を行った年月日

平成12年12月31日

 

※5 不動産投資を目的としたSPC(特別目的会社)への優先出資証券及び匿名組合出資金等が次の通り含まれております。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

投資有価証券

匿名組合出資金

その他(投資その他の資産)

9,707

9,223

1

百万円

百万円

百万円

3,878

10,818

0

百万円

百万円

百万円

18,932

百万円

14,697

百万円

匿名組合出資金は、金融商品取引法第2条第2項第5号に定めるみなし有価証券であります。

 

※6 前連結会計年度において、販売用不動産2,074百万円及び仕掛販売用不動産473百万円を保有目的の変更により、有形固定資産に振替えております。

 当連結会計年度において、有形固定資産3,090百万円を保有目的の変更により、販売用不動産に振替えております。

 また、当連結会計年度において、仕掛販売用不動産1,062百万円を保有目的の変更により、有形固定資産に振替えております。

 

7 保証債務の内容及び金額は、次の通りであります。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

住宅ローン利用者及び従業員住宅取得制度利用者

10,173

百万円

10,507

百万円

当社分譲地・マンション購入者の住宅ローン及び従業員の住宅取得のための金融機関からの借入について債務保証を行っております(不動産抵当権を設定)。また、当社分譲地・マンション購入者の住宅ローンについて抵当権設定登記完了まで連帯保証を行っております。

 

(連結損益計算書関係)

※1 通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額は、次の通りであります。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

営業原価

155 百万円

1,731 百万円

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次の通りであります。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

広告宣伝費

2,667 百万円

3,005 百万円

給料手当

7,083 百万円

7,799 百万円

賞与引当金繰入額

146 百万円

243 百万円

役員賞与引当金繰入額

35 百万円

44 百万円

退職給付費用

642 百万円

509 百万円

役員退職慰労引当金繰入額

45 百万円

53 百万円

 

※3 固定資産売却益の内容は、次の通りであります。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

土地

建物及び構築物他

借地権

△841

36,897

96,706

百万円

百万円

百万円

776

869

214

百万円

百万円

百万円

132,762

百万円

1,860

百万円

 

※4 固定資産売却損の内容は、次の通りであります。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

建物及び構築物他

借地権

4

百万円

百万円

846

24

百万円

百万円

4

百万円

870

百万円

 

 

※5 固定資産除却損は、主としてビル附属設備の更新に伴う既存設備の除却損であります。

 

※6 減損損失

当社グループは、主に個別物件単位でグルーピングを行い、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

 

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

主な用途

種類

場所

減損損失

賃貸マンション他

土地、建物及び構築物他

東京都港区他

4,049百万円

商業施設他

土地、建物及び構築物他

福岡県福岡市他

2,829百万円

当連結会計年度において、売却予定の資産グループ等について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しました。

減損損失の内訳は次の通りであります。

土地

5,572百万円

建物及び構築物他

862百万円

無形固定資産

444百万円

6,878百万円

なお、回収可能価額は、主に正味売却価額により測定しており、正味売却価額は売却予定価額または不動産鑑定士による鑑定評価額等により評価しております。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

主な用途

種類

場所

減損損失

賃貸ビル他

土地、建物及び構築物他

東京都中央区他

2,748百万円

ゴルフ場施設他

土地、建物及び構築物他

兵庫県加東市他

2,296百万円

当連結会計年度において、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっている資産グループ等について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しました。

減損損失の内訳は次の通りであります。

土地

2,399百万円

建物及び構築物他

2,417百万円

無形固定資産

227百万円

5,044百万円

なお、回収可能価額は、主に正味売却価額により測定しており、正味売却価額は不動産鑑定士による鑑定評価額等により評価しております。

 

※7 借入金繰上返済費用は、前連結会計年度より連結子会社化したSPCが金融機関からの借入金を期限前に返済したことで発生した費用であり、借入金繰上返済精算金、金利スワップ解約精算金及び借入手数料償却費であります。

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

当期発生額

△9,376

△3,899

組替調整額

△13

△344

税効果調整前

△9,389

△4,243

税効果額

3,352

4,562

その他有価証券評価差額金

△6,037

319

繰延ヘッジ損益:

 

 

当期発生額

△27

138

組替調整額

税効果調整前

△27

138

税効果額

9

△61

繰延ヘッジ損益

△17

77

土地再評価差額金:

 

 

税効果額

△3,363

4,906

為替換算調整勘定:

 

 

当期発生額

38

△22

組替調整額

税効果調整前

38

△22

税効果額

為替換算調整勘定

38

△22

退職給付に係る調整額:

 

 

 当期発生額

△396

 組替調整額

△29

  税効果調整前

△425

  税効果額

186

  退職給付に係る調整額

△238

持分法適用会社に対する持分相当額:

 

 

当期発生額

1,953

△817

組替調整額

△1,629

税効果調整前

324

△817

税効果額

△1

△417

持分法適用会社に対する持分相当額

323

△1,235

その他の包括利益合計

△9,057

3,805

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

 普通株式(株)

433,059,168

433,059,168

 

2.自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

 普通株式(株)

3,536,021

41,580

926

3,576,675

(変動事由の概要)

増加数の内訳は、次の通りであります。

単元未満株式の買取による増加

41,580株

減少数の内訳は、次の通りであります。

単元未満株式の買増請求による減少

926株

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成26年3月28日

定時株主総会

普通株式

2,163

平成25年12月31日

平成26年3月31日

平成26年8月8日

取締役会

普通株式

1,297

平成26年6月30日

平成26年9月2日

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成27年3月26日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

1,297

平成26年12月31日

平成27年3月27日

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

 普通株式(株)

433,059,168

433,790

216,529,584

216,963,374

(注) 平成27年7月1日付で普通株式2株を1株にする株式併合を実施しております。

 

(変動事由の概要)

増加数の内訳は、次の通りであります。

株式交換に伴う新株発行による増加

433,790株

減少数の内訳は、次の通りであります。

株式併合による減少

216,529,584株

 

2.自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

 普通株式(株)

3,576,675

1,627,090

5,187,927

15,838

(注) 平成27年7月1日付で普通株式2株を1株にする株式併合を実施しております。

 

(変動事由の概要)

増加数の内訳は、次の通りであります。

連結子会社からの自己株式の取得による当社帰属分の増加

1,592,044株

単元未満株式の買取による増加

35,046株

(注)単元未満株式の買取による増加の内訳:株式併合前 28,961株 株式併合後 6,085株

減少数の内訳は、次の通りであります。

株式併合による減少

2,597,760株

株式交換による減少

2,587,760株

単元未満株式の買増請求による減少

2,407株

(注)単元未満株式の買増請求による減少の内訳:株式併合前 2,160株 株式併合後 247株

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成27年3月26日

定時株主総会

普通株式

1,297

平成26年12月31日

平成27年3月27日

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成27年8月7日

取締役会

普通株式

1,711

平成27年6月30日

平成27年9月2日

(注) 1株当たり配当額については、基準日が平成27年6月30日であるため、平成27年7月1日付で実施した株式併合は加味しておりません。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成28年3月29日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

2,603

12

平成27年12月31日

平成28年3月30日

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次の通りであります。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

現金及び預金

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

86,908

△1

百万円

百万円

47,247

△30

百万円

百万円

現金及び現金同等物

86,907

百万円

47,217

百万円

 

※2 たな卸資産の増減額は、たな卸資産に係る未払金及び前渡金の増減額を含めて記載しております。

 

※3 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の内訳

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

  株式の取得により新たに㈱マオス他1社を連結子会社にしたことに伴う連結開始時の資産及び負債の主な内訳並びに株式の取得価額と「連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出」との関係は次の通りであります。

 

流動資産

1,025百万円

固定資産

1,113百万円

のれん

6,349百万円

流動負債

△518百万円

固定負債

△1,269百万円

株式の取得価額

6,700百万円

現金及び現金同等物

△582百万円

差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

6,117百万円

 

※4 出資持分の償還により連結子会社から除外した会社の資産及び負債の内訳

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

  出資持分の償還により連結子会社から除外した京橋開発特定目的会社の連結除外時の資産及び負債の内訳並びに出資持分の償還額と「連結の範囲の変更を伴う子会社持分の償還による支出」との関係は次の通りであります。

 

流動資産

33,639百万円

固定資産

17,224百万円

流動負債

△11,882百万円

固定負債

△2百万円

少数株主持分

△6,351百万円

投資有価証券償還損

△151百万円

出資持分の償還額

32,475百万円

現金及び現金同等物

△33,412百万円

差引:連結の範囲の変更を伴う子会社持分の償還による支出

△936百万円

 

 5 重要な非資金取引の内容

連結子会社である東京建物不動産販売㈱の完全子会社化に伴う取引

 

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

株式交換による資本剰余金増加額

株式交換による自己株式減少額

百万円

百万円

914

3,471

百万円

百万円

 

 

(リース取引関係)

1.ファイナンス・リース取引

(借主側)

所有権移転ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

 ・有形固定資産 主として建物附属設備であります。

② リース資産の減価償却の方法

 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載の通りであります。

所有権移転外ファイナンス・リース取引

 ① リース資産の内容

 ・有形固定資産 主として時間貸駐車場事業における運営設備(工具、器具及び備品)であります。

 ・無形固定資産 ソフトウェアであります。

 ② リース資産の減価償却の方法

 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載の通りであります。

 なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が、平成20年12月31日以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっておりますが、重要性がないため記載を省略しております。

 

2.オペレーティング・リース取引

(借主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

1年内

4,926

4,365

1年超

83,648

58,356

合計

88,574

62,721

 

(貸主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

1年内

11,426

13,871

1年超

39,493

39,928

合計

50,919

53,800

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

 当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、必要な資金を主に銀行借入や社債発行により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

 有価証券及び投資有価証券は、主に資産流動化法に基づく特定目的会社に対する優先出資証券、業務上の関係を有する企業の株式であり、それぞれ発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されております。

 匿名組合出資金は、主に特別目的会社に対する匿名組合出資であり、発行体の信用リスク及び金利の変動リスクに晒されております。

 借入金及び社債のうち、短期借入金は、主に運転資金の調達を目的としたものであり、長期借入金及び社債は、主に設備投資等に必要な資金の調達を目的としたものであります。このうち一部は変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されておりますが、その一部については金利の変動リスクを回避し支払金利の固定化を図るために、デリバティブ取引(金利スワップ)を利用して金利変動リスクをヘッジしております。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社グループは、営業債権等について、各担当部署が主要な取引先の状況を把握し、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社グループは、借入金等に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。有価証券及び投資有価証券等については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理

当社グループは、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性を維持すること等により、流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の通りであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注)2参照)。

 前連結会計年度(平成26年12月31日)

 

連結貸借対照表

計上額(百万円)

時価

(百万円)

差額

(百万円)

(1) 現金及び預金

86,908

86,908

(2) 有価証券及び投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

105,579

105,579

資産計

192,487

192,487

(1) 短期借入金

2,482

2,482

(2) 1年内返済予定の長期借入金

及び長期借入金

601,042

604,169

3,127

(3) 1年内償還予定の社債及び社債

141,232

144,784

3,551

負債計

744,756

751,436

6,679

デリバティブ取引(*1)

(506)

(506)

(*1)デリバティブ取引によって生じた正味の債務を( )で示しております。

 

 当連結会計年度(平成27年12月31日)

 

連結貸借対照表

計上額(百万円)

時価

(百万円)

差額

(百万円)

(1) 現金及び預金

47,247

47,247

(2) 有価証券及び投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

105,144

105,144

資産計

152,392

152,392

(1) 短期借入金

1,265

1,265

(2) 1年内返済予定の長期借入金

及び長期借入金

572,255

575,417

3,161

(3) 1年内償還予定の社債及び社債

127,471

129,993

2,521

負債計

700,992

706,675

5,683

デリバティブ取引(*1)

(367)

(367)

(*1)デリバティブ取引によって生じた正味の債務を( )で示しております。

 

(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

資産

(1) 現金及び預金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(2) 有価証券及び投資有価証券

これらの時価については、株式等は取引所の価格によっており、債券は主として取引金融機関等から提示された価格によっております。

負債

(1) 短期借入金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(2) 1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金

これらのうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。固定金利によるものは、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。

(3) 1年内償還予定の社債及び社債

社債の時価については、市場価額等によっております。

デリバティブ取引

時価については、取引先金融機関から提示された価格によっております。

なお、金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金等と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金等の時価に含めて記載しております。

 

  2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

(単位:百万円)

区分

平成26年12月31日

平成27年12月31日

① 非上場株式等(*1)

6,142

9,031

② 優先出資証券(*1)

9,707

3,878

③ 匿名組合出資金(*2)

9,223

10,818

④ 受入敷金保証金(*3)

68,266

70,982

(*1)これらについては、市場価額がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「資産(2)有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。

(*2)匿名組合出資金については、市場価額がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象には含めておりません。

(*3)受入敷金保証金については、市場価額がなく、かつ、実質的な預託期間を算定することが困難であることから、時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象には含めておりません。

 

  3.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

 

前連結会計年度(平成26年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超5年以内

(百万円)

5年超10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

86,388

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

  国債

10

  その他

100

合計

86,498

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超5年以内

(百万円)

5年超10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

46,837

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

  国債

  その他

合計

46,837

 

  4.社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 

前連結会計年度(平成26年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

2,482

社債

33,760

21,710

16,761

20,000

15,000

34,000

長期借入金

149,115

91,582

56,489

30,308

34,324

239,222

合計

185,358

113,292

73,250

50,308

49,324

273,222

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

1,265

社債

21,710

16,761

20,000

15,000

15,000

39,000

長期借入金

95,726

53,493

47,078

51,178

202,540

122,238

合計

118,701

70,255

67,078

66,178

217,540

161,238

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

 前連結会計年度(平成26年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

取得原価

(百万円)

差額

(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

 ① 株式

89,578

16,530

73,048

 ② 債券

 

 

 

国債

10

9

0

その他

99

93

5

 ③ その他

14,605

7,285

7,320

小計

104,294

23,920

80,374

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

 ① 株式

1,284

1,312

△27

小計

1,284

1,312

△27

合計

105,579

25,232

80,346

 

 当連結会計年度(平成27年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

取得原価

(百万円)

差額

(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

 ① 株式

88,127

18,617

69,510

 ② 債券

 

 

 

国債

その他

 ③ その他

14,502

7,373

7,129

小計

102,630

25,990

76,639

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

 ① 株式

2,514

3,057

△543

小計

2,514

3,057

△543

合計

105,144

29,048

76,096

 

2.連結会計年度中に売却したその他有価証券

 前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

債券

202

13

 

 当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 該当事項はありません。

 

3.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度において時価のない有価証券4,217百万円の減損処理を行っております。また、当連結会計年度において、該当事項はありません。

 

減損処理を行う基準は以下の通りであります。

時価のある有価証券:時価と取得原価を比べた下落率が50%以上の場合または当連結会計年度末を含む3期末連続30%以上50%未満の場合

時価のない有価証券:実質価格と取得原価を比べた下落率が50%以上の場合(回復の可能性が十分な根拠によって裏付けできる場合を除く。)、または清算等による損失の発生が確実と認められる場合

 

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1) 金利関連

前連結会計年度(平成26年12月31日)

ヘッジ会計

の方法

デリバティブ

取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額

(百万円)

契約額のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

支払固定・受取変動

借入金

223,740

102,097

(注1)

原則的処理方法

金利スワップ取引

支払固定・受取変動

借入金及び社債

36,000

36,000

△506

(注2)

合計

259,740

138,097

△506

(注1) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該借入金の時価に含めて記載しております。

(注2) 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しております。

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

ヘッジ会計

の方法

デリバティブ

取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額

(百万円)

契約額のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

支払固定・受取変動

借入金

162,158

110,629

(注1)

原則的処理方法

金利スワップ取引

支払固定・受取変動

借入金及び社債

36,000

36,000

△367

(注2)

合計

198,158

146,629

△367

(注1) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該借入金の時価に含めて記載しております。

(注2) 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しております。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

 当社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。

 一部の連結子会社は、退職一時金制度を設けております。また、一部の連結子会社は、確定拠出企業年金制度及び中小企業退職金共済制度に加入しております。

 なお、当社の一部及び一部の連結子会社の退職給付の算定にあたっては簡便法を採用しております。

 

2.確定給付制度

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

退職給付債務の期首残高

16,406百万円

17,236百万円

会計方針の変更による累積的影響額

383

会計方針の変更を反映した期首残高

16,406

17,620

勤務費用

943

1,087

利息費用

241

101

数理計算上の差異の発生額

106

47

退職給付の支払額

△461

△749

簡便法から原則法への変更に伴う増加額

110

退職給付債務の期末残高

17,236

18,218

 

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

年金資産の期首残高

7,909百万円

9,554百万円

期待運用収益

118

143

数理計算上の差異の発生額

1,223

△233

事業主からの拠出額

494

497

退職給付の支払額

△191

△199

年金資産の期末残高

9,554

9,761

 

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

退職給付に係る負債の期首残高

433百万円

465百万円

退職給付費用

93

91

退職給付の支払額

△60

△56

連結子会社の増加による増加額

1

簡便法から原則法への変更に伴う減少額

△98

その他

0

退職給付に係る負債の期末残高

465

403

 

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

積立型制度の退職給付債務

7,719百万円

8,344百万円

年金資産

△9,554

△9,761

 

△1,834

△1,417

非積立型制度の退職給付債務

9,982

10,278

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

8,147

8,861

 

 

 

退職給付に係る負債

9,982

10,278

退職給付に係る資産

△1,834

△1,417

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

8,147

8,861

 

(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

勤務費用

943百万円

1,087百万円

利息費用

241

101

期待運用収益

△118

△143

数理計算上の差異の費用処理額

165

△137

過去勤務費用の費用処理額

△7

△7

簡便法で計算した退職給付費用

93

91

簡便法から原則法への変更による費用処理額

11

確定給付制度に係る退職給付費用

1,318

1,004

 

(6)退職給付に係る調整額

 退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

過去勤務費用

-百万円

7百万円

数理計算上の差異

418

合計

425

 

(7)退職給付に係る調整累計額

 退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

未認識過去勤務費用

△54百万円

△47百万円

未認識数理計算上の差異

△1,360

△942

合計

△1,415

△989

 

(8)年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

債券

29.5%

32.6%

株式

20.9

19.9

一般勘定

8.7

8.7

投資信託

37.5

35.4

その他

3.4

3.4

合計

100.0

100.0

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

 年金資産の長期期待運用収益率は、年金資産を構成する各資産の過去の運用実績及び将来期待される収益率を考慮して設定しております。

 

(9)数理計算上の計算基礎に関する事項

 主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

割引率

0.3~1.5%

0.3~0.6%

長期期待運用収益率

1.5%

1.5%

予想昇給率

0.0~7.7%

0.0~7.6%

 

3.確定拠出制度

 連結子会社の確定拠出制度等への要拠出額は、前連結会計年度13百万円、当連結会計年度18百万円であります。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 投資有価証券評価損

2,459百万円

706百万円

 減損損失

19,604 〃

14,244 〃

 税務上の繰越欠損金

6,172 〃

4,504 〃

 退職給付引当金

3,407 〃

3,210 〃

 販売用不動産評価損

1,893 〃

1,349 〃

 関係会社株式等評価損

1,352 〃

1,344 〃

 減価償却超過額

625 〃

322 〃

 役員退職慰労引当金

87 〃

90 〃

 投資に係る税効果

3,865 〃

3,635 〃

 親子会社間の会計処理統一等による調整額

13,073 〃

10,571 〃

 その他

3,248 〃

3,192 〃

繰延税金資産小計

55,790百万円

43,173百万円

評価性引当額

△38,124 〃

△24,878 〃

繰延税金資産合計

17,666百万円

18,294百万円

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 子会社資産評価替

△3,217 〃

△2,876 〃

 その他有価証券評価差額金

△31,498 〃

△26,935 〃

 買換資産圧縮積立金

△2,744 〃

△2,489 〃

 持分変動利益

△762 〃

- 〃

 その他

△1,190 〃

△1,699 〃

繰延税金負債合計

△39,413 〃

△34,001 〃

繰延税金資産(負債)純額

△21,747百万円

△15,707百万円

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

法定実効税率

38.0%

35.6%

(調整)

 

 

繰延税金資産に係る評価性引当額

△19.9%

△10.2%

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.2%

0.6%

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△0.4%

△6.3%

住民税均等割等

0.1%

0.4%

海外子会社税率差異

△0.0%

△0.0%

復興特別法人税分の税率差異

0.9%

-%

税率変更による期末繰延税金資産の減額修正

-%

2.2%

土地再評価に係る繰延税金資産に対する

評価性引当額増減額

△1.4%

-%

支払分配金の損金算入額

△12.3%

△0.4%

その他

1.1%

1.2%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

6.3%

23.1%

 

3.法人税の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引き下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、従来の35.6%から平成28年1月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等については33.1%に、平成29年1月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については32.3%となります。

 この税率変更により、繰延税金負債の金額(繰延税金資産の金額を控除した金額)は1,861百万円減少し、法人税等調整額が757百万円、その他有価証券評価差額金が2,507百万円、退職給付に係る調整累計額が32百万円、それぞれ増加しております。

 また、再評価に係る繰延税金負債は2,941百万円減少し、土地再評価差額金が同額増加しております。

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

1.企業結合の概要

(1)被取得企業の名称及びその事業の内容

   被取得企業の名称   株式会社マオス

   事業の内容      駐車場事業

(2)企業結合を行った主な理由

   平成27年2月12日公表の東京建物グループ中期経営計画において重点事業として位置づけております駐車場事業のさらなる拡大を図るためであります。

(3)企業結合日

   平成27年3月10日

(4)企業結合の法的形式

   現金を対価とする株式取得

(5)結合後企業の名称

   変更はありません。

(6)取得した議決権比率

   企業結合直前に所有していた議決権比率   0.0%

   企業結合日に取得した議決権比率     100.0%

   取得後の議決権比率           100.0%

(7)取得企業を決定するに至った主な根拠

   当社が、現金を対価として、株式会社マオスの議決権を100.0%取得したためであります。

 

2.連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

  平成27年4月1日から平成27年12月31日まで

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

6,700百万円

取得原価

 

6,700百万円

 

4.主要な取得関連費用の内容及び金額

財務デューデリジェンス費用   4百万円

 

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1)発生したのれんの金額

   6,349百万円

(2)発生原因

   今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。

(3)償却方法及び償却期間

   5年間にわたる均等償却

 

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

1,025百万円

固定資産

1,113百万円

資産合計

2,138百万円

 

流動負債

518百万円

固定負債

1,269百万円

負債合計

1,788百万円

 

7.企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

 当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額が軽微であるため、記載を省略しております。なお、当該影響の概算額については監査証明を受けておりません。

 

 

(株式交換による東京建物不動産販売株式会社の完全子会社化)

1.取引の概要

 当社は平成27年2月12日開催の取締役会決議に基づき、連結子会社である東京建物不動産販売株式会社(以下「東建不販」という。)との間で、事業環境の変化に柔軟に対応し、両社の強みを活かした更なる成長の実現を目的として、同日付で株式交換契約を締結しております。

 株式交換の内容は当社を株式交換完全親会社、東建不販を株式交換完全子会社とする株式交換(以下「本株式交換」という。)であり、本株式交換は平成27年7月1日を効力発生日として実施され、東建不販は同日付で当社の完全子会社となりました。

 

(1)結合当事企業の名称及びその事業の内容

  結合当事企業の名称  東京建物不動産販売株式会社

  事業の内容      不動産流通業

(2)企業結合日

  平成27年7月1日

(3)企業結合の法的形式

  株式交換

(4)結合後企業の名称

  変更はありません。

 

 2.実施した会計処理の概要

 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成25年9月13日)を早期適用し、共通支配下の取引等のうち、少数株主との取引として処理を行っております。

 

 3.子会社株式の追加取得に関する事項

(1)取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

当社普通株式

5,136百万円

取得原価

 

5,136百万円

(2)株式の種類別の交換比率及びその算定方法並びに交付した株式数

① 株式の種類別の交換比率

  東建不販の普通株式1株に対して、当社の普通株式0.305株を割当交付いたしました。

② 株式交換比率の算定方法

  当社及び東建不販は、本株式交換の対価の公正性とその他本株式交換の公正性を担保するため、第三者算定機関及びリーガル・アドバイザーをそれぞれ選定し、第三者算定機関から受領した株式交換比率算定書及びリーガル・アドバイザーからの助言を踏まえ、慎重に協議・検討した結果、上記①の株式交換比率は妥当であると判断いたしました。

③ 交付した株式数

  3,021,550株(内 自己株式の充当 2,587,760株、新株式の発行 433,790株)

 

 4.少数株主との取引に係る当社の持分変動に関する事項

(1)資本剰余金の主な変動要因

子会社株式の追加取得

(2)少数株主との取引によって減少した資本剰余金の金額

1,513百万円

 

(賃貸等不動産関係)

 当社及び一部の連結子会社では、東京都その他の地域において、賃貸オフィスビル、賃貸マンション、賃貸商業施設等を所有しております。なお、賃貸オフィスビル等の一部については、当社及び一部の連結子会社が使用しているため、賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産としております。

 これら賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次の通りであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

賃貸等不動産

連結貸借対照表計上額

期首残高

310,137

721,673

期中増減額

411,535

△16,632

期末残高

721,673

705,041

期末時価

959,925

964,045

賃貸等不動産として

使用される

部分を含む不動産

連結貸借対照表計上額

期首残高

92,543

131,852

期中増減額

39,309

△305

期末残高

131,852

131,546

期末時価

143,500

146,600

(注1) 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。

(注2) 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加は、不動産の取得49,410百万円及びSPCの連結子会社化に伴う不動産の増加577,550百万円であります。また、主な減少は、減価償却12,515百万円、減損損失6,367百万円、不動産の売却158,581百万円であります。

当連結会計年度の主な増加は、不動産の取得33,630百万円であります。また、主な減少は、減価償却13,039百万円、減損損失1,659百万円、不動産の売却14,775百万円、連結除外に伴う不動産の減少17,065百万円であります。

(注3) 期末の時価は、主要な物件については、社外の不動産鑑定士による不動産評価に基づく金額、その他の物件は「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)であります。

 

 また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する損益は、次の通りであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

賃貸等不動産

賃貸収益

69,030

69,587

賃貸費用

43,553

43,541

差額

25,476

26,045

その他損益

126,284

△2,219

賃貸等不動産として

使用される

部分を含む不動産

賃貸収益

6,823

6,448

賃貸費用

4,012

4,070

差額

2,810

2,377

その他損益

△14

△28

(注1) 賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、サービスの提供及び経営管理として当社及び一部連結子会社が使用している部分も含むため、当該部分の賃貸収益は、計上されておりません。なお、当該部分に係る費用(賃借料、減価償却費、建物管理費、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。

(注2) その他損益は、主に固定資産売却損益、固定資産除却損及び減損損失であります。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社は、本社に事業内容に応じた事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う事業について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

 従って、当社は事業本部を基礎とした事業別セグメントから構成されており、「ビル事業」、「住宅事業」、「その他事業」の3つを報告セグメントとしております。

 「ビル事業」は、事務所用ビル・商業施設の賃貸及び管理等を行っております。「住宅事業」は、マンション・戸建住宅の分譲並びにマンションの賃貸及び管理等を行っております。「その他事業」は、不動産流通事業、駐車場事業、クオリティライフ事業等を行っております。

 また、当連結会計年度より、当社グループ内の事業再編に伴い、従来住宅事業セグメントに属しておりました東京建物不動産販売㈱が行っております賃貸住宅管理事業を、その他事業セグメントの区分に変更する等の変更を行っております。

 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分に基づき作成しております。

 

2.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部営業収益又は振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

ビル

住宅

その他

調整額(注1)

連結財務諸表計上額(注2)

営業収益

 

 

 

 

 

外部顧客への営業収益

109,283

84,240

43,526

237,049

セグメント間の内部営業収益又は振替高

881

589

3,015

4,487

110,164

84,830

46,541

4,487

237,049

セグメント利益

29,444

3,714

3,922

6,521

30,559

セグメント資産

899,594

140,031

126,444

153,393

1,319,465

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

10,875

1,302

1,750

94

14,022

持分法適用会社への投資額

751

20,618

21,370

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

623,256

143

6,250

29

629,679

(注1)(1)セグメント利益の調整額△6,521百万円には、セグメント間取引消去△697百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△5,824百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2)セグメント資産の調整額153,393百万円には、全社資産198,486百万円、セグメント間消去△45,092百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の現金・預金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等であります。

(注2)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

ビル

住宅

その他

調整額(注1)

連結財務諸表計上額(注2)

営業収益

 

 

 

 

 

外部顧客への営業収益

96,942

98,076

64,992

260,012

セグメント間の内部営業収益又は振替高

855

444

1,663

2,963

97,798

98,521

66,656

2,963

260,012

セグメント利益

27,222

10,465

3,024

6,273

34,439

セグメント資産

902,079

131,446

163,762

99,824

1,297,112

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

11,289

1,080

2,319

110

14,799

持分法適用会社への投資額

851

21,776

22,627

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

27,620

3,233

14,552

259

45,665

(注1)(1)セグメント利益の調整額△6,273百万円には、セグメント間取引消去△389百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△5,884百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2)セグメント資産の調整額99,824百万円には、全社資産158,121百万円、セグメント間消去△58,297百万円が含まれております。全社資産は、主に当社の現金・預金、投資有価証券及び管理部門に係る資産等であります。

(注2)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

(注3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、のれんの計上額を含んでおります。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 製品及びサービスごとの情報は「セグメント情報」の「3.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」に同様の情報を記載しているため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

(1) 営業収益

 本邦の外部顧客への営業収益の金額が、連結損益計算書の営業収益の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への営業収益のうち、特定の顧客への営業収益が連結損益計算書の営業収益の10%に満たないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 製品及びサービスごとの情報は「セグメント情報」の「3.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」に同様の情報を記載しているため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

(1) 営業収益

 本邦の外部顧客への営業収益の金額が、連結損益計算書の営業収益の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への営業収益のうち、特定の顧客への営業収益が連結損益計算書の営業収益の10%に満たないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

ビル

住宅

その他

調整額

連結財務諸表

計上額

減損損失

2,204

4,602

71

6,878

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

ビル

住宅

その他

調整額

連結財務諸表

計上額

減損損失

2,332

2,711

5,044

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

ビル

住宅

その他

調整額

連結財務諸表

計上額

当期償却額

988

2

145

1,131

当期末残高

4,682

692

5,374

(注)のれん及び負ののれんの償却額及び未償却残高は、相殺して表示しております。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

ビル

住宅

その他

調整額

連結財務諸表

計上額

当期償却額

1,130

1,130

当期末残高

5,410

5,410

(注)のれん及び負ののれんの償却額及び未償却残高は、相殺して表示しております。

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 ビル事業セグメントにおいて、当連結会計年度より連結子会社化したSPCの少数株主から出資持分を取得しております。当該事象により、負ののれん発生益7,084百万円を計上しております。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

1株当たり純資産額

1,331.02円

1,390.07円

1株当たり当期純利益金額

386.24円

75.91円

(注1) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

(注2) 平成27年7月1日付で普通株式2株につき1株の割合で株式併合を実施しております。前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。

(注3) 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下の通りであります。

 

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

1株当たり当期純利益金額

 

 

 当期純利益(百万円)

82,944

16,359

 普通株主に帰属しない金額(百万円)

 普通株式に係る当期純利益(百万円)

82,944

16,359

 普通株式の期中平均株式数(千株)

214,728

215,509

 

(注4) 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下の通りであります。

 

項目

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

純資産の部の合計額(百万円)

305,808

312,530

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

19,984

10,959

 (うち少数株主持分(百万円))

19,984

10,959

普通株式に係る期末の純資産額(百万円)

285,823

301,571

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株)

214,741

216,947

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

 

会社名

銘柄

発行年月日

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

利率

(%)

担保

償還期限

当社

第9回無担保社債

平成19年

11月20日

20,000

(20,000)

(-)

1.92

なし

平成27年

11月20日

当社

第11回無担保社債

平成22年

3月19日

10,000

(10,000)

(-)

1.58

なし

平成27年

3月19日

当社

第12回無担保社債

平成22年

3月19日

10,000

10,000

(10,000)

1.80

なし

平成28年

3月18日

当社

第13回無担保社債

平成23年

3月7日

10,000

10,000

1.73

なし

平成30年

3月7日

当社

第14回無担保社債

平成23年

7月15日

15,000

15,000

1.44

なし

平成29年

7月14日

当社

第15回無担保社債

平成24年

12月21日

10,000

10,000

(10,000)

0.81

なし

平成28年

12月21日

当社

第16回無担保社債

平成25年

3月18日

10,000

10,000

0.83

なし

平成30年

3月16日

当社

第17回無担保社債

平成25年

3月18日

15,000

15,000

1.30

なし

平成32年

3月18日

当社

第18回無担保社債

平成25年

10月31日

15,000

15,000

1.54

なし

平成35年

10月31日

当社

第19回無担保社債

平成26年

3月24日

15,000

15,000

0.49

なし

平成31年

3月22日

当社

第20回無担保社債

平成27年

3月18日

10,000

0.658

なし

平成34年

3月18日

当社

第21回無担保社債

平成27年

7月15日

10,000

0.59

なし

平成33年

7月15日

当社

第1回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債

平成24年

9月28日

4,000

4,000

4.40

なし

平成84年

9月30日

東京建物不動産販売株式会社

第1回無担保社債

平成24年

1月31日

500

(200)

300

(200)

0.60

なし

平成29年

1月31日

連結対象SPC

特定社債(注2)

平成22年

9月30日

平成25年

3月29日

6,732

(3,560)

3,171

(1,510)

0.92

1.64

あり

平成27年

3月25日

平成28年

12月25日

合計

141,232

(33,760)

127,471

(21,710)

(注1) 当期末残高のうち、1年以内に償還が予定されるものを( )内に内書で表示しております。

(注2) 連結対象SPCの発行している特定社債を集約しており、これらの社債はノンリコース債務に該当いたします。

(注3) 連結決算日後5年内における1年ごとの償還予定額の総額

 

 

1年以内

(百万円)

1年超2年以内

(百万円)

2年超3年以内

(百万円)

3年超4年以内

(百万円)

4年超5年以内

(百万円)

社債

20,200

15,100

20,000

15,000

15,000

ノンリコース社債

1,510

1,661

 

【借入金等明細表】

 

区分

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

2,482

1,265

0.63

1年以内に返済予定の長期借入金

71,181

69,769

1.04

1年以内に返済予定の

ノンリコース長期借入金

77,933

25,956

1.60

1年以内に返済予定のリース債務

78

101

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)

224,353

274,762

1.18

平成29年1月

~平成84年9月

ノンリコース長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)

227,573

201,766

0.87

平成29年3月

~平成34年1月

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く)

109

165

平成29年2月

~平成35年1月

その他有利子負債

 

 

 

 

未払金(1年以内返済予定)

716

809

1.53

長期未払金(1年以内に返済予定のものを除く)

2,800

5,555

1.02

平成29年1月

~平成45年9月

合計

607,229

580,152

(注1) 平均利率は当期末残高に対する当期末の利率を加重平均しております。

(注2) リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表上に計上しているため、記載をしておりません。

(注3) リース債務のうち1年以内に返済予定のリース債務は、連結貸借対照表上、流動負債「その他」に、返済予定が1年を超えるリース債務は固定負債「その他」に含めて計上しております。

(注4) その他の有利子負債の長期未払金は、連結貸借対照表上、固定負債「その他」に含めて計上しております。

(注5) 長期借入金、ノンリコース長期借入金、リース債務及び長期未払金(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下の通りであります。

 

1年超2年以内

(百万円)

2年超3年以内

(百万円)

3年超4年以内

(百万円)

4年超5年以内

(百万円)

長期借入金

43,292

42,013

47,628

29,790

ノンリコース長期借入金

10,201

5,065

3,550

172,749

リース債務

92

54

16

1

長期未払金

908

903

902

202

 

 

【資産除去債務明細表】

 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

       (累計期間)

 

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

営業収益

(百万円)

83,372

127,187

189,109

260,012

税金等調整前

四半期(当期)純利益金額

(百万円)

8,745

13,553

18,561

21,962

四半期(当期)純利益金額

(百万円)

7,770

11,633

14,505

16,359

1株当たり

四半期(当期)純利益金額

(円)

36.28

54.34

67.46

75.91

 

       (会計期間)

 

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

1株当たり四半期純利益金額

(円)

36.28

18.06

13.24

8.55

(注) 平成27年7月1日付で普通株式2株につき1株の割合で株式併合を実施しております。当連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益金額を算定しております。