【注記事項】

 

1 報告企業

 株式会社リコー(以下、当社)は日本に所在する企業であります。当社の連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下、当社グループ)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されております。当社は、複写機器及び関連消耗品、通信・情報システム、ソリューション商品等の画像&ソリューション分野、サーマルメディア、半導体等を含む産業分野、デジタルカメラ等を含むその他分野で構成されております。各分野の内容については、注記5 事業セグメント に記載しております。

 

2 作成の基礎

(1)連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準審議会によって公表されたIFRSに準拠して作成しております。当社は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、「連結財務諸表規則」という)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

 

(2)測定の基礎

連結財務諸表は連結財政状態計算書における以下の重要な項目を除き、取得原価を基礎として作成されております。
 
・デリバティブ金融商品は、公正価値で測定しております。
・売却可能金融資産は、公正価値で測定しております。
・確定給付型年金制度に係る資産又は負債は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して測定しております。
・貸付金及び債権は、公正価値で測定しております。
・非デリバティブ金融負債(借入金を含む)は公正価値で測定しております。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

当社グループ各社の財務諸表に含まれる項目は、当社グループ各社がそれぞれ営業活動を行う主たる経済環境の通貨(以下、「機能通貨」という。)を用いて測定しております。連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。

 

(4)新基準書の適用

当社グループは、当連結会計年度より以下の基準書及び解釈指針を適用しております。

 

基準書等

基準名

新設・改訂の概要

IFRS第13号

公正価値測定

ポートフォリオの公正価値測定に関する例外規定の適用範囲を明確化

IAS第19号

従業員給付

確定給付制度の規約で要求される従業員又は第三者による拠出の会計処理の明確化

 

 上記の基準書等の適用により、当連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響はありません。

 

(5)新基準書の早期適用

早期適用した基準書等はありません。

 

(6)見積り及び判断の利用

IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定をすることが義務付けられております。ただし、実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの改定は、見積りが改定された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

連結財務諸表上で認識する金額に重要な影響を与える会計方針の適用に際して行う判断に関する情報は、以下の注記に含まれております。

注記20 法人所得税 (繰延税金資産の認識)

翌連結会計年度において重要な修正をもたらすリスクのある仮定及び見積りの不確実性に関する事項は以下のとおりです。

注記11 減損損失 (無形資産とのれんの減損)

注記20 法人所得税 (繰延税金資産の認識)

注記21 従業員給付 (年金の会計処理)

注記23 金融商品及び関連する開示 (貸倒引当金)

注記23 金融商品及び関連する開示 (有価証券の減損)

 

 

3 重要な会計方針

(1) 連結の基礎

① 企業結合

企業結合は取得法を用いて会計処理しております。のれんは、取得日時点で移転された対価、被取得企業の非支配持分の金額、及び段階取得の場合には取得日以前に保有していた被取得企業の資本持分の取得日公正価値の合計額から、取得日時点の識別可能な取得資産及び引受負債の純認識額を控除した額で、測定しております。この差額が負の金額である場合には即時に純損益として認識しております。企業結合が生じた期間の末日までに企業結合の当初の会計処理が完了していない場合には、暫定的な金額で会計処理を行い、取得日から1年以内の測定期間において、暫定的な金額の修正を行います。発生した取得費用は損益として処理しております。
 共通支配下における企業結合取引、すなわち、すべての結合企業又は結合事業が最終的に企業結合の前後で同じ当事者によって支配され、その支配が一時的なものではない企業結合取引については、帳簿価額に基づき会計処理しております。

 

② 子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、企業に対するパワーによりそのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合、当社グループはその企業を支配しています。
 子会社の財務諸表は、支配を獲得した日から支配を喪失する日までの間、当社の連結財務諸表に含まれております。
 子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表の調整を行っております。
 連結財務諸表の作成にあたり、連結会社間の債権・債務及び連結会社間の取引は、消去しております。
 支配が継続する子会社に対する当社の持分変動は、資本取引として会計処理しております。非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、当社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。
 支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得及び損失は純損益で認識しております。

 

③ 関連会社

関連会社とは、当社グループがその財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配をしていない企業をいいます。
 関連会社への投資は、持分法を用いて会計処理しており(以下、持分法適用会社)、取得時に取得原価で認識しております。当社グループの投資には、取得時に認識したのれんが含まれております。
  連結財務諸表には、重要な影響が開始した日から終了する日までの持分法適用会社の収益・費用及び持分の変動に対する当社持分が含まれております。持分法適用会社の会計方針は、当社グループが適用する会計方針と整合させるため、必要に応じて修正しております。

 

(2) 外貨

① 外貨建取引

外貨建取引は、取引日における為替レートで当社グループの各機能通貨に換算しております。期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に再換算しております。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に再換算しております。
 再換算及び決済により発生した換算差額は、その期間の純損益で認識しております。

 

② 在外営業活動体

在外営業活動体の資産及び負債は、取得により発生したのれん及び公正価値の調整額を含め、期末日の為替レートで換算しております。また、在外営業活動体の収益及び費用は、為替レートが著しく変動している場合を除き、期中の平均レートで換算しております。為替レートに著しい変動がある場合には、取引日の為替レートが使用されます。
 換算差額はその他の包括利益で認識しております。在外営業活動体を処分し、支配、重要な影響力又は共同支配を喪失する場合には、この在外営業活動体に関連する換算差額の累積額は、処分に係る利得又は損失の一部として純損益に振り替えられます。

 

(3) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

 

(4) 棚卸資産

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能額のうちいずれか低い方の金額で測定しております。棚卸資産の取得原価には、購入原価及び加工費が含まれており、主として総平均法に基づいて算定されております。加工費は、固定及び変動製造間接費の適切な配賦額を含んでおります。

正味実現可能価額は、通常の事業過程における予想売価から、完成までに要する見積原価及び販売に要する見積費用を控除した金額であります。

 

(5) 有形固定資産

① 認識及び測定

有形固定資産については、原価モデルを適用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で表示しております。

取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、資産の解体・除去等に係る費用の見積り額が含まれております。

有形固定資産の構成要素の耐用年数が構成要素ごとに異なる場合は、それぞれ別個の有形固定資産項目として計上しております。

 

② 取得後の支出

通常の維持及び補修に係る支出については発生時に費用として処理し、主要な取替及び改良に係る支出については、その支出により将来当社グループに経済的便益がもたらされることが見込まれる場合に限り資産計上しております。

 

③ 減価償却

土地及び建設仮勘定以外の有形固定資産は、主として見積耐用年数にわたる定額法で減価償却を行っております。主な有形固定資産の見積耐用年数は建物及び構築物が2年から60年、機械装置及び運搬具が1年から20年、工具器具及び備品が1年から20年であります。リース資産は、リース契約の終了時までに当社が所有権を獲得することが合理的に確実な場合を除き、リース期間又は経済的耐用年数のいずれか短い期間で償却しております。

減価償却方法、耐用年数及び残存価額は、連結会計年度末日ごとに見直しを行い、必要に応じて改定しております。

 

(6) リース資産

契約により、当社グループが実質的にすべてのリスク及び経済的便益を享受するリースは、ファイナンス・リースとして分類しております。リース資産は公正価値又は最低支払リース料総額の現在価値のいずれか小さい額で当初測定しております。当初測定後は、その資産に適用される会計方針に基づいて会計処理しております。

ファイナンス・リース以外のリースはオペレーティング・リースに分類し、当該リース資産は、当社の連結財政状態計算書に計上されておりません。

 

(7) のれん及び無形資産

① のれん

のれんは、取得日時点の公正価値で測定される被取得企業のすべての非支配持分の金額を含む移転される対価から、取得した識別可能な資産及び引き受けた負債の取得日における正味の金額を超過した額として認識しております。のれんについては取得原価から減損損失累計額を控除して測定し、その償却を行わず、原則として最低年一回の減損テストを行っております。

 

② 無形資産

当社グループは、無形資産の測定において原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

(ⅰ)自社利用ソフトウェア

当社グループは、自社利用ソフトウェアの取得及び開発に際し発生した内部及び外部向けの一定の原価を資産計上しております。これはアプリケーション開発段階及びソフトウェアのアップグレードや機能性を付加する増強の際に発生するもので、概ね2年から10年にわたり定額法で償却しております。

(ⅱ)開発資産

当社グループの開発活動(又は内部プロジェクトの開発局面)で発生した費用は、以下のすべての条件を満たしたことを立証できる場合にのみ、資産計上しております。

  ・使用又は売却できるように無形資産を完成させることの技術上の実行可能性
 ・無形資産を完成させ、さらにそれを使用又は売却するという企業の意図
 ・無形資産を使用又は売却できる能力
 ・無形資産が蓋然性の高い将来の経済的便益を創出する方法
 ・無形資産の開発を完成させ、さらにそれを使用又は売却するために必要となる、適切な技術上、財務上及び
  その他の資源の利用可能性
 ・開発期間中の無形資産に起因する支出を、信頼性をもって測定できる能力

これらの開発資産の償却は、当該プロジェクトの終了の後、量産が開始される時点より償却され、当該開発資産が正味のキャッシュ・インフローをもたらすと期待される2年から9年の見積耐用年数にわたって定額法により行っております。なお、上記の資産計上の要件を満たさない開発費用及び研究活動に関する支出は、発生時に費用処理しております。

(ⅲ)その他の無形資産

個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しております。企業結合の一部として取得し、のれんと区別して認識された無形資産は、当初認識時に取得日時点の公正価値で測定しております。

(ⅳ)償却(開発資産を除く)

耐用年数の確定できる無形資産については、経済耐用年数にわたって償却し、減損の兆候がある場合には減損の有無を判定しております。耐用年数が確定できる無形資産は、主にソフトウェア、顧客関係及び商標権からなっており、その見積耐用年数にわたり定額法で償却しております。その見積耐用年数は3年から20年です。耐用年数が確定できない無形資産又は未だ使用可能ではない無形資産は償却を行わず、耐用年数が明らかになるまで減損テストを行っております。

 

(8) 減損

① 非デリバティブ金融資産

「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」に分類されない金融資産については、報告期間の末日ごとに減損している客観的証拠の有無を検討しております。

金融資産が減損しているという客観的証拠には、以下の項目が含まれます。

・発行者又は債務者の重大な財政状態の悪化
 ・利息又は元本支払の債務不履行又は遅滞
 ・発行者が破産又は財政的再編成を行う可能性が高い
 ・活発な市場の消滅
 ・金融資産からの見積キャッシュ・フローが著しく減少していることを示す観察可能なデータ

株式に対する投資については、その公正価値が原価を著しく又は長期にわたり下回る場合も、減損の客観的な証拠に含まれます。

 (ⅰ)償却原価で測定する金融資産

当社グループは、金融資産の減損の客観的な証拠を、個別に重要な金融資産については個別に、個別に重要でない金融資産については個別又は集団的に検討しております。

金融資産の減損の客観的な証拠がある場合には、減損損失の金額を、その金融資産の帳簿価額と、その資産の当初の実効金利で割り引いた見積将来キャッシュ・フローの現在価値との差額として測定しております。当該資産の帳簿価額は、直接に又は引当金勘定を通じて減額し、当該損失額は純損益として認識しております。減損を認識した後に発生した事象により減損損失の額が減少した場合には、以前に認識した減損損失を純損益として戻し入れております。

 (ⅱ)売却可能金融資産

売却可能金融資産に対する減損損失は、資本の構成要素である売却可能金融資産の公正価値の純変動に計上していた累積損失を純損益に振り替えて認識しております。その他の包括利益から純損益に振り替えられる累積損失額は、取得原価と現在の公正価値との差額から、過去に純損益として認識済みの減損損失を控除した額となります。

 

② 非金融資産

当社グループは、棚卸資産及び繰延税金資産を除く非金融資産の帳簿価額について、報告期間の末日ごとに減損の兆候の有無を判断しております。減損の兆候が存在する場合には、当該資産の回収可能価額に基づく減損テストを実施しております。のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず毎年減損テストを実施しております。

減損テスト実施の単位である資金生成単位については、他の資産又は資産グループのキャッシュ・インフローから概ね独立したキャッシュ・インフローを生成させるものとして識別される資産グループの最小単位としております。のれんの資金生成単位については、内部管理目的でモニターされている最小の単位で、集約前における事業セグメントの範囲内となっております。

資産又は資金生成単位の回収可能価額は、処分費用控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方の金額としております。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間価値及び将来キャッシュ・フローの見積りにおいて考慮されていない当該資産に固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いて現在価値に割り引いております。

 

全社資産は独立したキャッシュ・インフローを生成しないため、全社資産に減損の兆候がある場合、当該全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額に基づき減損テストを実施しております。

減損損失は、資産又は資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合に認識しております。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に当該単位内のその他の資産に対し、各資産の帳簿価額の比に基づき配分しております。

過去の期間に減損損失を認識した資産又は資金生成単位については、過去の期間に認識した減損損失の戻し入れの兆候の有無を判断しております。減損損失の戻し入れの兆候が存在する資産又は資金生成単位については、回収可能価額を見積り、回収可能価額が帳簿価額を上回る場合に減損損失の戻し入れを行っております。減損損失の戻し入れ後の帳簿価額は、減損損失を認識しなかった場合に戻し入れが発生した時点まで減価償却又は償却を続けた場合の帳簿価額を上限としております。なお、のれんに関連する減損損失は戻し入れをしておりません。

 

(9) リース

リース契約開始時に、当社グループは、その契約がリースであるか否か、又はその契約にリースが含まれているか否かを判断しており、リース開始日における契約の実質に基づき判断しております。契約の実質は、契約の履行が特定の資産又は資産グループの使用に依存しているか、及びその契約により当該資産を使用する権利が与えられるかに基づき判断しております。

リースを含む契約の開始時又はその再評価時に、当社グループは、支払額及び契約によって要求されるその他の対価を、支払リース料とその他の要素に係る支払いに、それらの公正価値の比率に基づいて配分しております。当社グループが、ファイナンス・リースに関して支払額を信頼性をもって区分することができないと判断する場合は、リースの原資産の公正価値と同額で資産及び負債を認識しております。その後、支払が行われるごとに負債を減額し、負債に帰属する金融費用は、当社グループの追加借入利子率を用いて認識しております。

オペレーティング・リースにおける支払額は、リース期間にわたって定額法により純損益で認識しております。受け取ったリース・インセンティブは、リース費用総額とは不可分なものとして、リース期間にわたって認識しております。

ファイナンス・リースにおける最低リース料総額は、金融費用と債務残高の減少に配分しております。金融費用は、債務残高に対して一定の利率となるように、リース期間にわたって各期間に配分しております。

 

(10) 引当金

引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の債務を有しており、当該債務を決済するために経済的便益をもつ資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に認識しております。

貨幣の時間的価値の影響が重要である場合、引当金は当該負債に特有のリスクを反映させた割引率を用いた現在価値により測定しております。

資産除去債務は、資産の解体・除去費用、原状回復費用、並びに資産を使用した結果生じる支出に関して引当金を認識するとともに、当該資産の取得原価に加算しております。将来の見積費用及び適用された割引率は毎年見直され、修正が必要と判断された場合は当該資産の帳簿価額に加算又は控除し、会計上の見積りの変更として処理しております。

製品保証引当金は、製品のアフターサービスに対する費用支出に備えるため、保証期間内のサービス費用見積額に基づき計上しております。なお、製品保証引当金繰入額は、「売上原価」に含めて表示しております。

 

(11) 政府補助金

政府補助金は、その補助金交付に付帯する諸条件を満たし、かつ補助金を受領するという合理的な保証が得られた時に公正価値で認識しております。資産の取得に対する補助金は、繰延収益として認識し、関連資産の耐用年数にわたり規則的に純損益で認識しています。

 

(12) 従業員給付

① 退職後給付

  当社グループは、確定給付型年金制度及び確定拠出型年金制度を採用しています。
  確定給付型年金制度に関連する純債務は、制度ごとに従業員が過年度及び当年度において獲得した将来給付額の現在価値から制度資産の公正価値を差し引くことにより算定しています。確定給付型年金制度から生じる数理計算上の差異はその他の包括利益で認識し、発生時にその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えています。また、過去勤務費用は発生時に純損益として認識しています。
 確定拠出型年金制度の拠出は、従業員が関連するサービスを提供した時点で費用として認識しています。

 

② 短期従業員給付

  短期従業員給付は、関連するサービスが提供された時点で費用として認識しています。当社グループが従業員から過去に提供された労働の結果として支払うべき現在の法的及び推定的債務を負っており、かつその金額を信頼性をもって見積ることができる場合、支払われると見積られる額を負債として認識しています。

 

(13) 金融商品

当社グループは、非デリバティブ金融資産を、貸付金及び債権と売却可能金融資産の各区分に分類しています。
当社グループは非デリバティブ金融負債をその他の金融負債の区分に分類しています。

 

① 非デリバティブ金融資産及び非デリバティブ金融負債―認識及び認識の中止

当社グループは、貸付金及び債権並びに負債証券を、それらの発生日に当初認識しています。その他のすべての金融資産及び金融負債は取引日に当初認識しております。

金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が失効した場合、又は、当該金融資産の所有に係るリスク及び便益を実質的にすべて移転する取引において、金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を移転する場合に、当該金融資産の認識を中止しております。
 金融負債は、契約上の義務が免責、取消、又は失効となった場合に、認識を中止しております。

 

② 非デリバティブ金融資産-測定

(ⅰ)貸付金及び債権

固定又は決定可能な支払金額を有する、デリバティブ以外の金融資産のうち、活発な市場での公表価格がない貸付金、営業債権、その他の債権は、貸付金及び債権に分類されております。貸付金及び債権は、公正価値に金融資産の取得に直接帰属する取引費用を加味して当初認識しております。当初認識後は、実効金利法による償却原価により測定しております。

(ⅱ)売却可能金融資産

デリバティブ以外の金融資産のうち、当初認識時に売却可能に指定されたもの、又は他のいずれの分類にも該当しないものは売却可能金融資産に分類されます。売却可能金融資産は直接帰属する取引費用も含めた公正価値で当初認識し、当初認識後は公正価値で測定し変動額をその他の包括利益の「売却可能金融資産の公正価値の純変動」として認識します。ただし減損の客観的な証拠が認められる場合には減損損失を純損益として認識します。配当金については、金融収益の一部として、純損益として認識しています。売却可能金融資産の認識を中止した場合、その他の包括利益に計上されている累積損益は純損益に振り替えられます。

 

③ 非デリバティブ金融負債-測定

借入金を含む非デリバティブ金融負債は公正価値から金融負債の発行に直接帰属する取引費用を控除して当初認識しております。当初認識後は、これらの金融負債は実効金利法を用いて償却原価で測定しております。

 

④ 資本

(ⅰ)普通株式

当社が発行した資本性金融商品の発行に直接関連する費用は、資本の控除項目として認識しております。

(ⅱ)自己株式

当初発行後に再取得した自己の資本性金融商品(自己株式)は、支払対価(株式の取得に直接起因する取引コストを含む)を、資本の控除項目として認識しております。自己株式を売却した場合、受取対価を資本の増加として認識しております。

 

⑤ デリバティブ及びヘッジ活動

当社グループは為替及び金利に係る市場リスクを管理するためにデリバティブを利用しております。しかし、グループ内規定に基づき、売買目的及び投機目的のデリバティブは保有しておりません。当社グループはすべてのデリバティブを連結財政状態計算書に公正価値で認識しております。当社グループはデリバティブの契約を締結する際に、当該デリバティブがヘッジ関係の一部として適格であるか否かの判定を行っております。当社グループはデリバティブを、(ⅰ) 連結財政状態計算書に計上された資産又は負債の公正価値の変動をヘッジするための公正価値ヘッジ、(ⅱ) 連結財政状態計算書に計上された資産又は負債に付随する受払い及び予測取引に関連するキャッシュ・フローの変動をヘッジするためのキャッシュ・フロー・ヘッジのいずれかとして指定しております。

当社グループはリスク管理の目的や様々なヘッジ取引の戦略とあわせて、ヘッジ手段とヘッジ対象の関係について正式に文書化しております。このプロセスには、公正価値ヘッジ又はキャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されるすべてのデリバティブと、連結財政状態計算書の特定の資産及び負債又は特定の確定契約あるいは予測取引との関連付けが含まれております。

(ⅰ)公正価値ヘッジ

公正価値ヘッジとして指定されるデリバティブについては公正価値評価され、デリバティブの公正価値の変動による純損益と、ヘッジ対象の公正価値の変動による純損益を相殺しております。

 

(ⅱ)キャッシュ・フロー・ヘッジ

キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されるデリバティブについては、ヘッジが有効である部分の公正価値の変動額をその他の包括利益に含めて表示し、ヘッジされた取引が純損益に影響を与える時点で純損益に組替えております。キャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジの有効でない部分については直ちに純損益に計上しております。

(ⅲ)ヘッジ会計が適用されないデリバティブ

ヘッジ会計が適用されないデリバティブは公正価値で計上し、公正価値の変動額は当期の純損益に計上しております。

 

(14) 収益

当社グループは、受領した対価又は提供した商品及びサービスに対する債権の公正価値から、売上関連の税金を控除した金額で収益を測定しております。

① 物品の販売

当社グループの収益認識は、物品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が顧客に移転したこと、販売した物品に対して継続的な管理上の関与がないこと、その取引に関連する経済的便益が企業に流入する可能性が高く、その取引に関連して発生した原価と収益の額が信頼性をもって測定できることの要件が満たされた時点で行っており、通常は製品の設置が完了し顧客に受領された時点で収益を認識しております。

 

② サービスの提供

当社グループはサービスの提供による収入は、それぞれのサービス契約の契約期間にわたって認識しております。

 

③ 複数要素取引

当社グループは製品、機器、設置、メンテナンス等を組み合わせたさまざまな構成要素からなる契約を締結しております。これらの構成要素が以下の要件を満たす場合、当社グループは公正価値の割合に基づき取引対価を各構成要素に配分し、各構成要素ごとに収益を認識しております。

・各構成要素がそれ単体で顧客にとって価値がある

・各構成要素の公正価値が信頼性をもって測定できる

上記の要件を満たさない場合には、未提供の製品又はサービスが提供されるまで、全体を1つの独立した会計単位として収益を繰り延べます。

 

④ リースに係る収益

契約により、実質的にすべてのリスク及び経済的便益が借手に移転するリースは、ファイナンス・リースとして分類しております。ファイナンス・リース以外のリースはオペレーティング・リースに分類しております。
  製造業者又は販売業者としての貸手となる場合、ファイナンス・リースに係る売上損益は、物品販売と同様の会計方針に従って認識しております。金融収益については、リース期間の起算日以降実効金利法に基づき認識しております。製造業者又は販売業者としての貸手にならない場合、金融収益について、リース期間の起算日以降実効金利法に基づき認識しております。計算利子率は、最低受取リース料総額と無保証残存価値を合計した現在価値を、リース資産の公正価値と貸手の初期直接原価の合計額と等しくする割引率を使用しております。
  オペレーティング・リースに係る収益は、リース期間にわたり定額法で認識しております。

 

(15) 金融収益及び金融費用

金融収益は受取配当金、受取利息、売却可能金融資産の売却益及び為替差益から構成されております。受取配当金は当社グループの受領権が確定した日に認識しております。受取利息は実効金利法を用いて発生時に認識しております。

金融費用は支払利息、有価証券評価損、売却可能金融資産の売却損及び為替差損から構成されております。支払利息は実効金利法を用いて発生時に認識しております。

 

(16) 法人所得税

法人所得税費用は当期税金費用と繰延税金費用から構成されております。これらは、その他の包括利益又は資本で直接認識する項目から生じる場合、及び企業結合から生じる場合を除き、純損益で認識しております。
 当期税金は、期末日時点において施行又は実質的に施行される法定税率及び税法を使用して算定する当期の課税所得又は損失に係る納税見込額あるいは還付見込額の見積りに、前年までの納税見込額あるいは還付見込額の調整額を加えたものです。

 繰延税金資産及び負債は、資産及び負債の会計上の帳簿価額と税務基準額との一時差異及び繰越欠損金に対して認識しております。企業結合以外の取引で、かつ会計上の利益にも税務上の課税所得にも影響を及ぼさない取引における資産又は負債の当初認識に係る差異については、繰延税金資産及び負債を認識しておりません。さらに、のれんの当初認識において生じる将来加算一時差異についても、繰延税金負債を認識しておりません。

子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異について繰延税金負債を認識しております。ただし、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内での一時差異が解消しない可能性が高い場合には認識しておりません。子会社及び関連会社に係る将来減算一時差異から発生する繰延税金資産は、一時差異からの便益を利用するのに十分な課税所得があり、予測可能な将来に解消されることが予期される可能性が高い範囲でのみ認識しております。

繰延税金資産及び負債は、期末日時点において施行又は実質的に施行される法律に基づいて、資産が実現する期又は負債が決済される期に適用されると予想される税率を用いて測定しております。

繰延税金資産及び負債は、当期税金資産と負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合、又は、異なる納税主体に課されているものの、これらの納税主体が当期税金資産及び負債を純額で決済することを意図している場合、もしくはこれら税金資産を実現させると同時に負債を決済することを予定している場合に相殺しております。

繰延税金資産は、未使用の税務上の欠損金、税額控除及び将来減算一時差異のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しております。繰延税金資産は毎期末日に再査定し、税務便益を実現させるだけの十分な課税所得を稼得する可能性が高くなくなった範囲内で、繰延税金資産の帳簿価額を減額しております。

 

(17) 1株当たり利益

基本的1株当たり利益は、親会社の普通株主に帰属する当期利益を、各算定期間の自己株式を調整した普通株式の加重平均発行済株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり利益は、加重平均発行済株式数の算定において、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を考慮しております。

 

(18) セグメント報告

事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位の1つです。すべての事業セグメントの事業の成果は、個別にその財務情報が入手可能なものであり、かつ各セグメントへの経営資源の配分及び業績の評価を行うために、マネジメントが定期的にレビューしております。

 

 

4 適用されていない基準書及び解釈指針

連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた新基準書及び新解釈指針のうち、2016年3月31日現在において当社グループが適用していない主なものは、以下のとおりです。これらの適用による当社グループへの影響は検討中であり、現時点で見積もることはできません。

 

基準書

基準名

強制適用時期
(以降開始年度)

当社グループ
適用年度

新設・改訂の概要

IFRS第7号

金融商品:開示

2016年1月1日

2017年3月期

譲渡金融資産に対する継続的関与の判断基準の明確化
金融資産及び金融負債の相殺表示に関する期中財務諸表への適用可能範囲の明確化

IFRS第9号

金融商品

2018年1月1日

未定

金融商品の分類、測定及び認識に係る改訂

IFRS第15号

顧客との契約から生じる収益

2018年1月1日

2019年3月期

収益認識の会計処理に使用する単一のフレームワークの提示

IFRS第16号

リース

2019年1月1日

2020年3月期

リースに関する会計処理の改訂

IAS第1号

財務諸表の表示

2016年1月1日

2017年3月期

重要性に応じた開示の取り扱いの明確化

IAS第7号

キャッシュフロー計算書

2017年1月1日

2018年3月期

財務活動に関連する負債の変動に関する開示を要求

IAS第19号

従業員給付

2016年1月1日

2017年3月期

退職後給付債務に関する割引率の決定方法の明確化

IAS第34号

期中財務報告

2016年1月1日

2017年3月期

IAS第34号の要求情報が「期中財務報告書の他の部分」に表示される場合の取り扱いの明確化

IAS第16号
IAS第38号

有形固定資産
無形資産

2016年1月1日

2017年3月期

収益を基礎とした減価償却及び償却の方法は、原則として許容されないことを明確化

 

 

 

5 事業セグメント

当社グループにおける事業の種類別セグメントは、複写機器及び関連消耗品、通信・情報システム、ソリューション商品等の画像&ソリューション分野と、サーマルメディア、半導体等を含む産業分野、デジタルカメラ等を含むその他分野で構成されております。

セグメント損益は、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を控除したものであり、当社の経営者により経営資源の配分の決定や業績の評価の目的に使用されております。セグメント損益には、人事、法務、IR、広報、経営企画及び社会環境保護といった特定の全社共通費用は含まれておりません。

事業の種類別セグメント及び地域別情報は以下のとおりです。セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、連結売上高の10%以上を占める重要な単一顧客はありません。

 

(1) 事業の種類別セグメント情報

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日
 至2016年3月31日)
(百万円)

損益情報:

 

 

 

  売上高:

 

 

 

    画像&ソリューション分野

1,916,676

 

1,974,510

    産業分野

131,273

 

138,026

    その他分野

116,956

 

109,053

    セグメント間取引

△13,501

 

△12,561

    合計

2,151,404

 

2,209,028

  セグメント損益:

 

 

 

    画像&ソリューション分野

172,258

 

147,728

    産業分野

6,399

 

11,017

    その他分野

△3,064

 

1,411

    合計

175,593

 

160,156

  セグメント損益と
  税引前利益との調整項目:

 

 

 

    消去又は全社

△59,828

 

△57,861

    金融収益

3,963

 

5,091

    金融費用

△7,381

 

△11,757

    持分法による投資損益

△50

 

55

  税引前利益

112,297

 

95,684

 

 

セグメント間の売上高は、産業分野から画像&ソリューション分野に対する売上です。

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

資産合計:

 

 

 

 

 

    画像&ソリューション分野

 

 

2,228,058

 

2,228,957

    産業分野

 

 

72,349

 

73,506

    その他分野

 

 

133,327

 

139,081

    セグメント間取引消去

 

 

△1,506

 

△1,577

    本社又は全社

 

 

297,979

 

336,494

    合計

 

 

2,730,207

 

2,776,461

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日
 至2016年3月31日)
(百万円)

資本的支出:

 

 

 

 

 

    画像&ソリューション分野

 

 

97,771

 

94,738

    産業分野

 

 

4,945

 

6,497

    その他分野

 

 

5,304

 

7,534

    本社又は全社

 

 

3,964

 

3,977

    合計

 

 

111,984

 

112,746

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び無形資産償却費:

 

 

 

 

 

    画像&ソリューション分野

 

 

94,958

 

93,969

    産業分野

 

 

4,555

 

4,578

    その他分野

 

 

3,485

 

4,156

    本社又は全社

 

 

4,838

 

4,663

    合計

 

 

107,836

 

107,366

 

 

 

 

 

 

 

 

各資産は、その資産から主に利益を享受する事業の種類別セグメントに割り当てられています。

本社又は全社に含まれる資産の主なものは、特定のセグメントに属さない現金及び現金同等物、その他の金融資産です。

 

 

 

(2) 製品別売上高情報

製品別の外部顧客に対する売上高は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日
 至2016年3月31日)
(百万円)

売上高:

 

 

 

  画像&ソリューション分野

1,916,676

 

1,974,510

    オフィスイメージング

1,439,723

 

1,432,065

    プロダクションプリンティング

191,991

 

223,815

    ネットワークシステムソリューション

284,962

 

318,630

  産業分野

117,772

 

125,465

  その他分野

116,956

 

109,053

    合計

2,151,404

 

2,209,028

 

 

オフィスイメージング:

MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・
印刷機・FAX・スキャナ等機器及び関連消耗品・サービス・
サポート・ソフトウェア等

プロダクションプリンティング:

カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等

ネットワークシステムソリューション:

パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等

産業:

サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・インクジェットヘッド等

その他:

デジタルカメラ等

 

 

 

(3) 地域別情報

顧客の所在地別売上高、地域別非流動資産(有形固定資産、のれん及び無形資産)残高は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日
 至2016年3月31日)
(百万円)

売上高:

 

 

 

 

 

    日本

 

 

759,580

 

761,590

    米州

 

 

648,545

 

693,786

    欧州・中東・アフリカ

 

 

532,375

 

531,002

    その他地域

 

 

210,904

 

222,650

    合計

 

 

2,151,404

 

2,209,028

    上記米州のうち米国

 

 

544,288

 

587,872

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

非流動資産:

 

 

 

 

 

    日本

 

 

296,187

 

295,610

    米州

 

 

273,037

 

256,668

    欧州・中東・アフリカ

 

 

105,742

 

101,185

    その他地域

 

 

37,403

 

36,924

    合計

 

 

712,369

 

690,387

    上記米州のうち米国

 

 

255,972

 

238,263

 

 

 

(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及適用した数値で表示しております。

 

 

6 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

現金及び現金同等物

 

 

 

 

   現金及び預金

 

138,649

 

168,520

   預入期間が3ヶ月超の定期預金

 

△927

 

△973

連結財政状態計算書における現金及び現金同等物

 

137,722

 

167,547

 

前連結会計年度末及び当連結会計年度末の連結財政状態計算書上における「現金及び現金同等物」の残高と連結キャッシュ・フロー計算書上における「現金及び現金同等物」の残高は一致しております。

 

7 営業債権及びその他の債権

営業債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

受取手形

 

 

35,137

 

47,507

売掛金

 

 

433,392

 

428,194

その他

 

 

104,138

 

101,799

控除:貸倒引当金

 

 

△19,133

 

△13,296

合計

 

 

553,534

 

564,204

 

 

また、回収又は決済までの期間別内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

12ヶ月以内

 

 

506,121

 

508,687

12ヶ月超

 

 

47,413

 

55,517

合計

 

 

553,534

 

564,204

 

 

8 棚卸資産

棚卸資産の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)

 

 

 

(百万円)

 

(百万円)

       製商品

 

 

123,767

 

115,062

    仕掛品及び原材料

 

 

100,714

 

92,030

合計

 

 

224,481

 

207,092

 

 

 

 

 

 

 

費用として認識された棚卸資産の評価減の金額は以下のとおりであり、連結損益計算書の「売上原価」に含まれています。  

 

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日 
  至2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日 
  至2016年3月31日)

 

(百万円)

 

(百万円)

評価減の金額

5,519

 

5,184

 

 

 

 

9 有形固定資産

有形固定資産の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減、及び帳簿価額は以下のとおりです。

〔取得原価〕

 

土地
(百万円)

 

建物及び
構築物
(百万円)

 

機械装置
及び運搬具(百万円)

 

工具器具
及び備品(百万円)

 

建設仮勘定
(百万円)

 

合計
(百万円)

2014年4月1日残高

39,125

 

278,693

 

257,206

 

427,530

 

7,795

 

1,010,349

 取得

 

3,206

 

4,280

 

46,005

 

22,485

 

75,976

  企業結合による取得

 

26

 

185

 

1,348

 

 

1,559

 処分

△324

 

△7,457

 

△7,673

 

△50,359

 

△96

 

△65,909

 建仮振替

 

3,390

 

8,997

 

7,041

 

△19,428

 

 為替換算差額

527

 

5,127

 

3,451

 

13,095

 

1,105

 

23,305

 その他

213

 

1,827

 

△280

 

3,085

 

△1,107

 

3,738

2015年3月31日残高

39,541

 

284,812

 

266,166

 

447,745

 

10,754

 

1,049,018

 取得

11

 

4,818

 

5,352

 

48,260

 

25,337

 

83,778

  企業結合による取得

 

40

 

30

 

1,458

 

 

1,528

 処分

△3,011

 

△8,642

 

△9,746

 

△49,607

 

△51

 

△71,057

 建仮振替

14

 

6,286

 

8,087

 

7,936

 

△22,323

 

 為替換算差額

△319

 

△4,313

 

△4,291

 

△5,346

 

△220

 

△14,489

 その他

129

 

626

 

190

 

△145

 

△1,380

 

△580

2016年3月31日残高

36,365

 

283,627

 

265,788

 

450,301

 

12,117

 

1,048,198

 

 

〔減価償却累計額及び減損損失累計額〕

 

土地
(百万円)

 

建物及び
構築物
(百万円)

 

機械装置
及び運搬具(百万円)

 

工具器具
及び備品(百万円)

 

合計
(百万円)

2014年4月1日残高

△1,608

 

△188,962

 

△210,438

 

△338,639

 

△739,647

 減価償却費

 

△8,240

 

△13,583

 

△49,101

 

△70,924

 処分

 

6,020

 

7,129

 

43,170

 

56,319

 減損損失

 

 

 

 

 為替換算差額

 

△3,458

 

△2,290

 

△8,121

 

△13,869

 その他

 

△665

 

720

 

△4,335

 

△4,280

2015年3月31日残高

△1,608

 

△195,305

 

△218,462

 

△357,026

 

△772,401

 減価償却費

 

△8,795

 

△14,922

 

△45,023

 

△68,740

 処分

 

6,408

 

9,035

 

44,914

 

60,357

 減損損失

 

 

 

 

 為替換算差額

 

2,859

 

3,069

 

1,230

 

7,158

 その他

 

16

 

1,674

 

289

 

1,979

2016年3月31日残高

△1,608

 

△194,817

 

△219,606

 

△355,616

 

△771,647

 

 

〔帳簿価額〕

 

土地
(百万円)

 

建物及び
構築物
(百万円)

 

機械装置
及び運搬具(百万円)

 

工具器具
及び備品(百万円)

 

建設仮勘定
(百万円)

 

合計
(百万円)

2014年4月1日残高

37,517

 

89,731

 

46,768

 

88,891

 

7,795

 

270,702

2015年3月31日残高

37,933

 

89,507

 

47,704

 

90,719

 

10,754

 

276,617

2016年3月31日残高

34,757

 

88,810

 

46,182

 

94,685

 

12,117

 

276,551

 

 

10 のれん及び無形資産

のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減、及び帳簿価額は以下のとおりです。

〔取得原価〕

 

のれん
(百万円)

 

ソフト
ウェア
(百万円)

 

商標権及び
顧客関係
(百万円)

 

開発資産
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

2014年4月1日残高

290,037

 

187,131

 

119,129

 

78,731

 

28,163

 

703,191

 取得

 

12,995

 

923

 

 

1,593

 

15,511

 企業結合による取得

6,572

 

1,634

 

2,641

 

 

 

10,847

 内部開発による増加

 

 

 

20,497

 

 

20,497

 処分

 

△36,159

 

△37,148

 

△24,996

 

△3,385

 

△101,688

 為替換算差額

30,100

 

1,865

 

8,965

 

 

1,184

 

42,114

 その他

 

△1,097

 

 

 

△704

 

△1,801

2015年3月31日残高

326,709

 

166,369

 

94,510

 

74,232

 

26,851

 

688,671

 取得

 

12,373

 

 

 

58

 

12,431

 企業結合による取得

5,237

 

54

 

505

 

 

 

5,796

 内部開発による増加

 

 

 

16,537

 

 

16,537

 処分

 

△5,155

 

△3,340

 

△10,478

 

△1,377

 

△20,350

 為替換算差額

△17,807

 

△3,051

 

△5,259

 

 

△532

 

△26,649

 その他

 

245

 

 

 

590

 

835

2016年3月31日残高

314,139

 

170,835

 

86,416

 

80,291

 

25,590

 

677,271

 

 

〔償却累計額及び減損損失累計額〕

 

のれん
(百万円)

 

ソフト
ウェア
(百万円)

 

商標権及び
顧客関係
(百万円)

 

開発資産
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

2014年4月1日残高

△35,822

 

△134,705

 

△78,192

 

△32,598

 

△22,520

 

△303,837

 償却費

 

△13,579

 

△7,778

 

△13,933

 

△1,622

 

△36,912

 処分

 

35,882

 

37,148

 

24,996

 

3,375

 

101,401

 減損損失

 

 

 

 

 

 為替換算差額

△6,027

 

△2,379

 

△4,942

 

 

△1,034

 

△14,382

 その他

 

△519

 

 

 

1,330

 

811

2015年3月31日残高

△41,849

 

△115,300

 

△53,764

 

△21,535

 

△20,471

 

△252,919

 償却費

 

△12,690

 

△9,105

 

△15,744

 

△1,087

 

△38,626

 処分

 

5,013

 

3,340

 

9,913

 

1,320

 

19,586

 減損損失

 

 

 

 

 

 為替換算差額

2,617

 

1,917

 

3,387

 

 

344

 

8,265

 その他

 

460

 

 

 

△201

 

259

2016年3月31日残高

△39,232

 

△120,600

 

△56,142

 

△27,366

 

△20,095

 

△263,435

 

 

〔帳簿価額〕

 

のれん
(百万円)

 

ソフト
ウェア
(百万円)

 

商標権及び
顧客関係
(百万円)

 

開発資産
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

2014年4月1日残高

254,215

 

52,426

 

40,937

 

46,133

 

5,643

 

399,354

2015年3月31日残高

284,860

 

51,069

 

40,746

 

52,697

 

6,380

 

435,752

2016年3月31日残高

274,907

 

50,235

 

30,274

 

52,925

 

5,495

 

413,836

 

 

開発資産の償却費は連結損益計算書の「売上原価」に、その他の無形資産の償却費は連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」にそれぞれ含めております。

 

のれん及び商標権及び顧客関係は、主として画像&ソリューション分野に帰属するものです。画像&ソリューション分野におけるのれんの帳簿価額は前連結会計年度末281,107百万円、当連結会計年度末270,581百万円、商標権及び顧客関係の帳簿価額は前連結会計年度末38,923百万円、当連結会計年度末28,618百万円となっております。画像&ソリューション分野におけるのれん及び商標権及び顧客関係の大部分は、2008年のIKON Office Solutions, Inc.(現 Ricoh USA, Inc.)の買収により発生したものです。

 

11 減損損失

(1) 有形固定資産

当社グループは前連結会計年度及び当連結会計年度において減損損失を計上しておりません。

 

(2) のれん

当社グループはのれんの減損テストを最低年1回行っており、さらに減損の兆候がある場合には、その都度、減損テストを行っております。当社グループは前連結会計年度及び当連結会計年度においてのれんの減損テストを実施いたしました。各年度ののれん減損テストの結果、のれんが減損している資金生成単位はありませんでした。

 

のれんの減損テストの回収可能価額は使用価値に基づき算定しております。使用価値は、主として経営者が承認した事業計画と成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて計算しております。成長率は、資金生成単位が属する市場の長期期待成長率を参考に決定しております(1%~2%)。割引率は、各資金生成単位の税引前の加重平均資本コストを基礎に算定しております(7%~14%)。

 

なお、減損判定に用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変動した場合においても、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。

 

のれんの帳簿価額の資金生成単位の内訳は、以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

画像&ソリューション
(プロダクションプリンティング除く)

 

279,384

 

268,858

その他の資金生成単位

 

5,476

 

6,049

合計

 

284,860

 

274,907

 

 

 

12 リース

(1) 貸手側

リース債権はその他の金融資産に含まれております。

国内においては連結子会社であるリコーリース㈱が、海外においては一部の連結子会社が主として当社グループの製品のリース事業を行っております。これらのリース取引は、そのほとんどがファイナンス・リースに分類されます。

当社グループが保有するファイナンス・リースに基づく将来の受取額は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

リース投資未回収総額

 

 

 

 

1年以内

276,126

 

284,752

 

1年超5年以内

518,861

 

531,296

 

5年超

19,950

 

29,734

無保証残存価値

△9,082

 

△7,308

控除:将来の金融収益請求額

△52,360

 

△58,887

最低受取リース料の現在価値

753,495

 

779,587

 

 

当社グループが保有するファイナンス・リースに基づく将来の受取額の現在価値は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

1年以内

 

 

 

263,542

 

272,343

1年超5年以内

 

 

 

472,318

 

481,459

5年超

 

 

 

17,635

 

25,785

 

 

(2) 借手側

解約不能オペレーティング・リース契約に基づく最低年間支払賃借料の予定支払額は以下のとおりです。

 

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

1年以内

 

 

26,174

 

20,985

1年超5年以内

 

 

51,461

 

47,691

5年超

 

 

10,119

 

9,706

 

 

オペレーティング・リース契約に基づいて賃借している事務所、倉庫及び機械装置等に対する賃借料は、前連結会計年度及び当連結会計年度においてそれぞれ49,901百万円及び49,044百万円です。一部の契約には更新オプションやエスカレーション条項が付されております。

 

 

13 その他の金融資産

その他の金融資産の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

デリバティブ資産

 

 

4,169

 

4,740

リース債権

 

 

762,577

 

786,895

営業貸付金

 

 

105,273

 

110,590

控除:貸倒引当金

 

 

△10,166

 

△9,707

合計

 

 

861,853

 

892,518

流動

 

 

260,056

 

272,347

非流動

 

 

601,797

 

620,171

 

 

 

14 その他の投資

その他の投資の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

株式

 

 

56,220

 

65,425

社債

 

 

2,017

 

1,659

合計

 

 

58,237

 

67,084

 

 

 

15 営業債務及びその他の債務

営業債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

支払手形

 

 

20,184

 

21,555

買掛金

 

 

179,213

 

176,718

その他

 

 

77,589

 

87,850

合計

 

 

276,986

 

286,123

 

 

 

 

16 社債及び借入金

社債及び借入金の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

社債

 

 

 

 

 無担保普通社債

 

 

 

 

 (当社による発行)

 

 

 

 

   年利0.57% 償還期限2015年6月

 

40,000

 

   年利0.88% 償還期限2017年6月

 

20,000

 

20,000

   年利2.08% 償還期限2019年3月

 

15,000

 

15,000

 (連結子会社による発行)

 

 

 

 

   年利0.61% 償還期限2015年5月

 

20,000

 

   年利0.07% 償還期限2016年7月

 

10,000

 

10,000

  年利0.10% 償還期限2017年1月

 

10,000

 

10,000

  年利0.15% 償還期限2017年7月

 

10,000

 

10,000

  年利0.35% 償還期限2017年11月

 

20,000

 

20,000

  年利0.47% 償還期限2018年7月

 

10,000

 

10,000

  年利0.32% 償還期限2019年1月

 

10,000

 

10,000

  年利0.27% 償還期限2019年7月

 

10,000

 

10,000

  年利0.27% 償還期限2020年8月

 

 

20,000

   年利6.75% 償還期限2025年12月

 

1,677

 

1,575

   年利7.30% 償還期限2027年11月

 

2,469

 

2,319

      社債合計

 

179,146

 

138,894

 

 

 

 

 

無担保借入金

 

 

 

 

 銀行及び保険会社借入金

 

 

 

 

      加重平均年利

 

0.41%

 

0.28%

      返済期限2021年迄

 

492,458

 

577,810

 

 

 

 

 

担保付借入金

 

 

 

 

 銀行、保険会社及びその他金融機関借入金

 

 

 

 

      加重平均年利

 

0.00%

 

0.00%

      返済期限2016年迄

 

39

 

6

 

 

 

 

 

リース取引により生じた借入金(注記23参照)

 

23,272

 

22,113

 

 

 

 

 

       小計

 

694,915

 

738,823

 

 

 

 

 

差引-1年以内返済社債及び借入金

 

△126,400

 

△146,778

 

 

 

 

 

       合計

 

568,515

 

592,045

 

 

 

担保付借入金に対して担保に供しているリース債権等は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

リース債権等

 

39

 

6

  合計

 

39

 

6

 

 

すべての普通社債は、各々の引受契約に規定されているいくつかの条件により当社グループの任意で償還できます。

普通社債には、引受契約に規定されている追加担保借入制限等いくつかの条件がありますが、当社グループは2016年3月31日現在、それらの条件を遵守しております。

我が国の商慣行により、ほぼすべての銀行借入はそれぞれの銀行との一般契約に従っております。これは、合理的で相当な理由がある場合、銀行は借入金に対して追加的な担保を求めることができ、提出された担保を定期預金と同様に現在及び将来の債務に対する担保として扱えるというものですが、当社グループは現在まで重要な借入金に関してそのような要請を受けたことはありません。

 

短期借入金の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

 

期末残高

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

銀行等からの借入金

 

 

37,622

 

96,653

コマーシャルペーパー

 

 

58,043

 

17,324

 合計

 

 

95,665

 

113,977

 

 

 

 

 

加重平均年利

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(%)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(%)

銀行等からの借入金

 

 

1.7

 

2.7

コマーシャルペーパー

 

 

0.2

 

0.3

 

 

 

 

17 引当金

当連結会計年度における引当金の増減は以下のとおりです。

 

 

資産除去
債務
(百万円)

 

製品保証
引当金
(百万円)

 

構造改革
費用引当金
(百万円)

 

その他
(百万円)

 

合計
(百万円)

期首残高

7,944

 

2,677

 

2,465

 

5,945

 

19,031

 増加額

 

1,716

 

1,985

 

1,855

 

5,556

 目的使用による減少額

△1,171

 

△2,081

 

△2,310

 

△1,404

 

△6,966

 戻入による減少額

 

△32

 

△621

 

△900

 

△1,553

 割引計算による利息費用

62

 

 

 

 

62

 その他

73

 

△188

 

47

 

69

 

1

期末残高

6,908

 

2,092

 

1,566

 

5,565

 

16,131

流動

 

2,092

 

1,566

 

2,971

 

6,629

非流動

6,908

 

 

 

2,594

 

9,502

 

 

資産除去債務は、主に賃借事業所・建物等に対する原状回復義務及び固定資産に関連する有害物質の除去に関するものです。将来において経済的便益の流出が予測される時期は、主に連結会計年度末日より1年を経過した後の時期であることが見込まれておりますが、将来の事業計画等により影響を受けます。
 製品保証引当金は、製品のアフターサービスに対する費用支出に備えるため、保証期間内のサービス費用見積額に基づき計上しております。なお、製品保証引当金繰入額は、連結損益計算書上、売上原価の「アフターセールス及びレンタル原価」に含めて表示しております。

構造改革費用引当金は、さらなる競争力強化のために固定費の削減を進める等、構造改革活動に対する費用支出に備えるために計上しております。支払時期は、主に翌連結会計年度に支払われることが見込まれておりますが、将来の事業計画等により影響を受けます。

その他の引当金には、訴訟損失引当金等が含まれております。訴訟損失引当金は、詳細を開示すると当社グループの利益を損なうおそれがあるため個別に記載しておりません。

なお、これらの引当金は、連結財政状態計算書の「その他の流動負債」及び「その他の非流動負債」に計上しております。

 

18 その他の金融負債

その他の金融負債の内訳は以下のとおりです。

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

デリバティブ負債

 

 

2,484

 

3,697

リース債務

 

 

853

 

1,868

合計

 

 

3,337

 

5,565

流動

 

 

1,800

 

1,820

非流動

 

 

1,537

 

3,745

 

 

19 政府補助金

政府補助金は、主として、画像&ソリューション分野において、当社の開発拠点及び国内製造子会社における生産設備の投資案件に関連して発生したものです。政府補助金は、補助金の対象設備の耐用年数にわたって均等に連結損益計算書において純損益として認識されます。
 前連結会計年度末及び当連結会計年度末における政府補助金の残高は、6,483百万円及び 6,027百万円であり、連結財政状態計算書の「その他の流動負債」「その他の非流動負債」に繰延収益として含まれております。
 繰延収益として認識された政府補助金に付随する未履行の条件もしくはその他の偶発事象はありません。

 

20 法人所得税

繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳は以下のとおりです。

前連結会計年度
(自2014年4月1日
  至2015年3月31日)

期首残高

 

純損益を通じて認識(注)

 

その他の包括利益において認識

 

子会社の取得

 

期末残高

 

(百万円)

 

(百万円)

 

(百万円)

 

(百万円)

 

(百万円)

繰延税金資産:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 未払費用

23,673

 

△2,477

 

 

 

21,196

  未実現利益

15,961

 

2,329

 

 

 

18,290

  減価償却費及び償却額

13,278

 

23

 

 

 

13,301

 退職給付に係る負債

43,500

 

940

 

8,787

 

 

53,227

 繰越欠損金

7,092

 

273

 

 

 

7,365

 その他

40,476

 

△7,358

 

 

 

33,118

 繰延税金資産合計

143,980

 

△6,270

 

8,787

 

 

146,497

繰延税金負債:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ファイナンス・リース

△1,396

 

434

 

 

 

△962

外国子会社及び関連会社の未分配利益

△8,224

 

△151

 

△61

 

 

△8,436

売却可能金融資産の公正価値変動

△6,664

 

1,191

 

△2,596

 

 

△8,069

 のれん及び無形資産

△32,092

 

△1,790

 

 

△858

 

△34,740

 その他

△3,104

 

1,748

 

△911

 

 

△2,267

 繰延税金負債合計

△51,480

 

1,432

 

△3,568

 

△858

 

△54,474

 

(注)純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものです。

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日
  至2016年3月31日)

期首残高

 

純損益を通じて認識(注)

 

その他の包括利益において認識

 

子会社の取得

 

期末残高

 

(百万円)

 

(百万円)

 

(百万円)

 

(百万円)

 

(百万円)

繰延税金資産:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 未払費用

21,196

 

△16

 

 

 

21,180

  未実現利益

18,290

 

△4,028

 

 

 

14,262

  減価償却費及び償却額

13,301

 

△3,684

 

 

 

9,617

 退職給付に係る負債

53,227

 

△8,148

 

2,303

 

 

47,382

 繰越欠損金

7,365

 

9,737

 

 

 

17,102

 その他

33,118

 

△8,134

 

 

 

24,984

 繰延税金資産合計

146,497

 

△14,273

 

2,303

 

 

134,527

繰延税金負債:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ファイナンス・リース

△962

 

529

 

 

 

△433

外国子会社及び関連会社の未分配利益

△8,436

 

337

 

322

 

 

△7,777

売却可能金融資産の公正価値変動

△8,069

 

△1,000

 

△2,950

 

 

△12,019

 のれん及び無形資産

△34,740

 

3,480

 

 

△13

 

△31,273

 その他

△2,267

 

△508

 

936

 

 

△1,839

 繰延税金負債合計

△54,474

 

2,838

 

△1,692

 

△13

 

△53,341

 

(注)純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものです。

 

 

当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異又は繰越欠損金の一部又は全部が将来課税所得に対して利用できる可能性が高いかどうかを考慮しております。最終的な繰延税金資産の実現は、一時的差異が控除可能な期間及び繰越欠損金が利用できる期間における将来の課税所得の発生に依存します。当社グループは、実現可能性の評価にあたり、繰延税金負債の実現予定時期、予想される将来の課税所得及び税務戦略を考慮しております。過去の課税所得の水準及び繰延税金資産が控除可能な期間における将来の課税所得見込みに基づき、当社グループは当連結会計年度末現在の認識された繰延税金資産は実現する可能性が高いと考えております。繰延期間における将来の見積課税所得が減少した場合には、実現する可能性が高いと考えられる繰延税金資産は減少することになります。

 

繰延税金資産を認識していない繰越欠損金及び将来減算一時差異は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)

 

 

(百万円)

 

(百万円)

繰越欠損金

 

137,525

 

109,723

将来減算一時差異

 

37,118

 

9,167

       合計

 

174,643

 

118,890

 

 

繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額と繰越期限は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)

 

 

(百万円)

 

(百万円)

4年目以内

 

9,716

 

8,176

5年目以降

 

127,809

 

101,547

       合計

 

137,525

 

109,723

 

 

当期税金費用及び繰延税金費用の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日
 至2016年3月31日)

 

(百万円)

 

(百万円)

法人所得税費用:

 

 

 

 当期税金費用

 

 

 

  当期

29,749

 

20,637

  当期税金費用計

29,749

 

20,637

 繰延税金費用

 

 

 

  一時差異の発生と解消

7,562

 

9,494

  税率の変更

3,843

 

1,893

  過年度未認識の繰越欠損金又は一時差異の変動額

△2,556

 

△3,646

  繰延税金費用計

8,849

 

7,741

       法人所得税費用

38,598

 

28,378

 

 

 

 

当社及び国内の連結子会社は、所得に対する種々の税金を課せられております。前連結会計年度における法定実効税率は36%、当連結会計年度における法定実効税率は33%です。

日本の税制改正に関する法律が2016年3月に公布されたことに伴い、当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した標準法定実効税率は、前連結会計年度の33%から、2016年4月1日に開始する連結会計年度及び2017年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等については32%に、2018年4月1日以降に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等については31%に変更されております。

 

標準法定実効税率と実効税率との差異は以下のとおりです。

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(自2015年4月1日
  至2016年3月31日)

標準法定実効税率

36%

 

33%

税務上損金算入されない費用

0

 

0

未認識の繰延税金資産

△2

 

△4

研究開発費等に係る税額控除

△1

 

△1

法人所得税エクスポージャー

1

 

1

海外子会社の留保利益に係る税額

0

 

1

海外連結子会社の法定税率との差異

△4

 

△3

税率変更影響

3

 

2

その他

1

 

1

実効税率

34

 

30

 

 

当社は、海外子会社における前連結会計年度末及び当連結会計年度末現在の一部の未分配利益334,446百万円及び361,098百万円について、当社が一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内での一時差異が解消しない可能性が高いと認められるため、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識しておりません。これらの未認識の繰延税金負債の計算は実務上困難なため行っておりません。

 

21 従業員給付

(1)確定給付型制度

当社グループは、確定給付型制度として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しております。給付額は、従業員の勤続年数や給与水準等に基づき算定されております。上記の年金制度への拠出額は、賃金及び給与の一定の比率により年金数理計算され、将来の年金給付に備えて積み立てられております。

当社及び一部の連結子会社は、年金規約に基づく規約型年金制度を設けております。当社及び一部の連結子会社は、従業員の同意を得て、受給資格、給付内容・方法、掛金負担等年金制度の内容を規定したリコーグループ企業年金規約を定め、年金規約について厚生労働大臣の承認を受けております。掛金の払込み及び積立金の管理等に関して信託銀行や保険会社等と契約を締結し制度を運営しております。契約を締結した信託銀行等は、年金資産の管理・運用を行うとともに、年金数理計算や年金・一時金の支給業務を行います。
 当社及び一部の連結子会社は、法令、法令に基づいてする厚生労働大臣の処分及び規約を遵守し、加入者等のため忠実にその業務を遂行しなければならず、自己又は加入者等以外の第三者の利益を図る目的をもって資産管理運用契約を締結すること及び積立金の運用に関し特定の方法を指図することは禁止されております。

2014年4月1日より、国内の一部の連結子会社は確定給付型制度の一部である退職一時金制度を廃止し確定拠出年金制度へ移行しました。当該移行に伴い前連結会計年度において清算損益を認識しています。
  2014年12月及び2015年12月に、アメリカの一部の連結子会社の従業員を対象に一時金受取オプションを提供し、応募した従業員に対して一時金の支払を実施しました。当該支払に伴い前連結会計年度及び当連結会計年度において清算損益を認識しています。

 

前連結会計年度及び当連結会計年度の確定給付制度債務の現在価値及び制度資産の変動は以下のとおりです。

 

国内制度

 

海外制度

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)
(百万円)

当連結会計年度
(自2015年4月1日
 至2016年3月31日)
(百万円)

 

前連結会計年度
(自2014年4月1日
 至2015年3月31日)
(百万円)

当連結会計年度
(自2015年4月1日
 至2016年3月31日)
(百万円)

確定給付負債の純額の
期首残高

76,628

66,220

 

47,880

78,606

確定給付制度債務の
現在価値の変動

 

 

 

 

 

期首残高

249,495

252,826

 

265,716

301,099

 当期勤務費用

8,995

8,796

 

1,265

1,017

  過去勤務費用

 

△3,822

△452

 利息費用

2,412

1,747

 

11,234

9,992

 従業員拠出

 

313

3

 数理計算上の差異(注1)

7,095

9,787

 

61,550

△11,681

 清算

△3,468

 

△48,767

△15,969

 支払給付

△11,703

△13,275

 

△10,125

△11,388

 為替の影響等

 

23,735

△18,539

期末残高

252,826

259,881

 

301,099

254,082

制度資産の変動

 

 

 

 

 

期首残高

172,867

186,606

 

217,836

222,493

  利息収益

1,611

1,180

 

7,673

8,088

 制度資産に係る収益 (注2)

13,682

1,096

 

23,041

△11,332

 事業主拠出

10,246

10,363

 

10,474

10,853

 従業員拠出

 

313

3

 事業主への返還額

△339

△310

 

△1,069

△1,024

 清算

 

△44,847

△14,441

 支払給付

△11,461

△12,320

 

△10,125

△11,388

 為替の影響等

 

19,197

△14,645

期末残高

186,606

186,615

 

222,493

188,607

確定給付負債の純額の
期末残高

66,220

73,266

 

78,606

65,475

 

(注1)前連結会計年度の数理計算上の差異のうち人口統計上の差異は12,130百万円であり、
    主に海外子会社で発生しています。その他は財務上の仮定の変化により生じた差異です。
    当連結会計年度の数理計算上の差異は主に財務上の仮定の変化により生じた差異です。
 
 (注2)制度資産に係る収益には利息収益を含んでおりません。

 

確定給付制度債務の現在価値の算定に使用した重要な数理計算上の仮定(加重平均)は以下のとおりです。

 

 

 

国内制度

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)

割引率

 

 

   0.7%

 

  0.3%

給与水準の予想上昇率

 

 

   2.3%

 

 2.4%

 

 

 

 

 

海外制度

 

 

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)

割引率

 

 

   3.5%

 

   3.6%

給与水準の予想上昇率

 

 

   2.3%

 

   2.2%

 

 

 

他の仮定に変更がないとして、以下に示された割合で割引率が変動した場合、前連結会計年度末及び当連結会計年度末における確定給付制度債務は以下のとおり変動します。感応度分析はその他の仮定に変更がないことを前提としておりますが、実際には他の仮定の変化が感応度分析に影響する可能性があります。なお、給与水準の予想上昇率については変動を見込んでおりません。

 

前連結会計年度
(2015年3月31日)
(百万円)

 

当連結会計年度
(2016年3月31日)
(百万円)

割引率

0.5%増加

△36,456

 

△32,655

0.5%減少

39,927

 

35,667

 

 

      前連結会計年度の制度資産の公正価値は以下のとおりです。

 

国内制度

 

海外制度

 

活発な市場における公表価格があるもの
(百万円)

活発な市場における公表価格がないもの
(百万円)

合計
 
(百万円)

 

活発な市場における公表価格があるもの
(百万円)

活発な市場における公表価格がないもの
(百万円)

合計
 
(百万円)

制度資産

 

 

 

 

 

 

 

  持分証券:

 

 

 

 

 

 

 

国内株式

21,240

21,240

 

外国株式

 

6,191

6,191

合同運用信託

31,895

31,895

 

43,774

43,774

  負債証券:

 

 

 

 

 

 

 

国内債券

8,655

8,655

 

外国債券

 

63,051

63,051

合同運用信託

80,323

80,323

 

18,765

57,049

75,814

  その他資産: