(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものである。
  当社は、製品・サービスの類似性から区分される「空調・冷凍機事業」、「化学事業」の2つを報告セグメントとしている。
  「空調・冷凍機事業」は、空調・冷凍機製品の製造(工事施工を含む)、販売をしている。「化学事業」は、化学製品の製造、販売をしている。

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一である。
  報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値である。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいている。

 

(収益認識基準の変更)

会計方針の変更に記載のとおり、当社及び国内連結子会社については当連結会計年度から出荷基準により収益を認識する方法から納品日等に認識する方法に変更している。

前連結会計年度については、当該会計方針を遡及適用後のセグメント情報となっており、遡及適用を行う前と比較して空調・冷凍機事業において売上高が4,303百万円増加し、セグメント利益が1,370百万円増加している。化学事業において売上高が452百万円増加し、セグメント利益が129百万円増加している。その他事業において売上高が154百万円減少し、セグメント利益が38百万円減少している。

 

(有形固定資産の減価償却方法の変更)

会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更に記載のとおり、当社及び国内連結子会社については当連結会計年度より有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法に変更している。

この変更により、従来の方法によった場合に比べ、当連結会計年度のセグメント利益は空調・冷凍機事業が2,319百万円、化学事業が1,418百万円、その他事業が275百万円それぞれ増加している。

 

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

      前連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

調整額
(注)2

連結財務諸表計上額(注)3

空調・冷凍機事業

化学事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

1,597,188

140,630

1,737,819

49,859

1,787,679

1,787,679

  セグメント間の内部
  売上高又は振替高

841

7,452

8,294

407

8,701

8,701

1,598,030

148,083

1,746,113

50,267

1,796,381

8,701

1,787,679

セグメント利益

139,848

14,318

154,167

2,375

156,543

5

156,537

セグメント資産

1,617,723

175,858

1,793,582

30,972

1,824,554

187,315

2,011,870

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

41,303

12,111

53,414

1,671

55,086

55,086

  のれん償却額

23,767

16

23,783

23,783

23,783

  持分法適用会社への
  投資額

10,880

5,604

16,485

16,485

16,485

  有形固定資産及び
  無形固定資産の増加額

37,113

20,359

57,472

1,878

59,350

59,350

 

(注) 1  「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、油機事業、特機事業、電子システム事業を含んでいる。

2  調整額は、以下のとおりである。

(1)セグメント利益の調整額△5百万円は、セグメント間取引消去である。

(2)セグメント資産の調整額187,315百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産196,124百万円、及びセグメント間消去△8,808百万円が含まれている。全社資産は、主に報告セグメントに
帰属しない親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券等)である。

       3  セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。

 

 

      当連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

調整額
(注)2

連結財務諸表計上額(注)3

空調・冷凍機事業

化学事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

1,710,944

149,558

1,860,503

54,510

1,915,013

1,915,013

  セグメント間の内部
  売上高又は振替高

874

8,051

8,925

476

9,402

9,402

1,711,819

157,609

1,869,429

54,986

1,924,416

9,402

1,915,013

セグメント利益

170,484

16,550

187,034

3,583

190,618

30

190,587

セグメント資産

1,847,343

190,046

2,037,390

34,224

2,071,614

192,374

2,263,989

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

41,235

10,221

51,456

1,373

52,829

52,829

  のれん償却額

24,920

24,920

24,920

24,920

  持分法適用会社への
  投資額

12,242

7,555

19,798

19,798

19,798

  有形固定資産及び
  無形固定資産の増加額

57,914

17,507

75,421

2,937

78,359

78,359

 

(注) 1  「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、油機事業、特機事業、電子システム事業を含んでいる。

2  調整額は、以下のとおりである。

(1)セグメント利益の調整額△30百万円は、セグメント間取引消去である。

(2)セグメント資産の調整額192,374百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産202,383百万円、及びセグメント間消去△10,008百万円が含まれている。全社資産は、主に報告セグメントに
帰属しない親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券等)である。

       3  セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  平成25年4月1日  至  平成26年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略している。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

米国

中国

アジア・
オセアニア

欧州

その他

合計

517,355

359,122

322,883

239,632

247,058

101,625

1,787,679

 

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類している。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

中国

米国

アジア・
オセアニア

欧州

その他

合計

95,318

80,118

52,375

31,595

34,484

5,824

299,716

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載していない。

 

当連結会計年度(自  平成26年4月1日  至  平成27年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略している。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

米国

中国

アジア・
オセアニア

欧州

その他

合計

498,682

432,423

353,376

272,372

243,566

114,592

1,915,013

 

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類している。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

中国

米国

アジア・
オセアニア

欧州

その他

合計

113,028

91,106

66,244

37,209

30,844

9,322

347,755

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載していない。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  平成25年4月1日  至  平成26年3月31日)

該当する事項はない。

 

当連結会計年度(自  平成26年4月1日  至  平成27年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

空調・冷凍機
事業

化学事業

その他

全社・消去

合計

減損損失

4,158

419

4,578

 

(注)「その他」の金額は、油機事業に係るものである。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  平成25年4月1日  至  平成26年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

空調・冷凍機
事業

化学事業

その他

全社・消去

合計

当期末残高

361,667

361,667

 

(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。

 

当連結会計年度(自  平成26年4月1日  至  平成27年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

空調・冷凍機
事業

化学事業

その他

全社・消去

合計

当期末残高

369,964

369,964

 

(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  平成25年4月1日  至  平成26年3月31日)

記載すべき重要な事項はない。

 

当連結会計年度(自  平成26年4月1日  至  平成27年3月31日)

記載すべき重要な事項はない。

 

 

【関連当事者情報】

1  関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

(ア) 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

前連結会計年度(自 平成25年4月1日  至 平成26年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又は
出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関連当事者との
関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

役員

寺田  千代乃

当社社外取締役
アートコーポレーション
株式会社代表取締役社長

被所有
0.00

引越業務、製品配送の委託

引越業務、製品配送の委託
(注1)(注2)

435

未払金

39

 

(注1)  いわゆる第三者のための取引である。

(注2)  市場価格を勘案し一般の取引条件と同様に決定している。

(注3)  上記金額のうち取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれている。

 

当連結会計年度(自 平成26年4月1日  至 平成27年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又は
出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関連当事者との
関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

役員

寺田  千代乃

当社社外取締役
アートコーポレーション
株式会社代表取締役社長

被所有
0.00

引越業務、製品配送の委託

引越業務、製品配送の委託
(注1)(注2)

468

未払金及び未払費用

45

 

(注1)  いわゆる第三者のための取引である。

(注2)  市場価格を勘案し一般の取引条件と同様に決定している。

(注3)  上記金額のうち取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれている。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

(ア) 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

前連結会計年度(自 平成25年4月1日  至 平成26年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又は
出資金(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関連当事者との
関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

役員

寺田  千代乃

当社社外取締役
アートコーポレーション
株式会社代表取締役社長

被所有
0.00

引越業務、製品配送の委託

引越業務、製品配送の委託
(注1)(注2)

63

未払金

4

製品の販売

製品の販売
(注1)(注2)

87

売掛金

23

 

(注1)  いわゆる第三者のための取引である。

(注2)  市場価格を勘案し一般の取引条件と同様に決定している。

(注3)  上記金額のうち取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれている。

 

 

当連結会計年度(自 平成26年4月1日  至 平成27年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又は
出資金(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関連当事者との
関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

役員

寺田  千代乃

当社社外取締役
アートコーポレーション
株式会社代表取締役社長

被所有
0.00

引越業務、製品配送の委託

引越業務、製品配送の委託
(注1)(注2)

66

未払金及び未払費用

6

製品の販売

製品の販売
(注1)(注2)

70

売掛金

13

 

(注1)  いわゆる第三者のための取引である。

(注2)  市場価格を勘案し一般の取引条件と同様に決定している。

(注3)  上記金額のうち取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれている。

 

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自  平成25年4月1日

至  平成26年3月31日)

当連結会計年度

(自  平成26年4月1日

至  平成27年3月31日)

1株当たり純資産額

2,748.08円

3,511.34円

1株当たり当期純利益金額

318.33円

410.19円

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額

317.94円

409.75円

 

(注) 1  「会計方針の変更」に記載のとおり、当連結会計年度における会計方針の変更は遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっている。この結果、遡及適用を行う前と比べて、前連結会計年度の1株当たり純資産額は1円68銭減少し、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額はそれぞれ、3円12銭及び3円11銭増加している。 

また、退職給付会計基準等を適用し、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っている。この結果、当連結会計年度の1株当たり純資産額が、10円48銭増加している。また、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に与える影響は軽微である。

2  1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりである。

 

項目

前連結会計年度

(自  平成25年4月1日

至  平成26年3月31日)

当連結会計年度

(自  平成26年4月1日

至  平成27年3月31日)

1株当たり当期純利益金額

 

 

  当期純利益(百万円)

92,787

119,674

  普通株主に帰属しない金額(百万円)

  普通株式に係る当期純利益(百万円)

92,787

119,674

  普通株式の期中平均株式数(千株)

291,484

291,755

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

 

 

  普通株式増加数(千株)

352

309

  (うち新株予約権方式ストック・オプション(千株))

(352)

(309)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要

平成20年6月27日取締役会決議ストック・オプション
新株予約権  1,700個
        (170,000株)

 

 

3  1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりである。

 

項目

前連結会計年度
(平成26年3月31日)

当連結会計年度
(平成27年3月31日)

純資産の部の合計額(百万円)

823,858

1,048,311

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

22,004

23,586

(うち新株予約権(百万円))

(841)

(992)

(うち少数株主持分(百万円))

(21,162)

(22,594)

普通株式に係る期末の純資産額(百万円)

801,853

1,024,724

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株)

291,787

291,833

 

 

(重要な後発事象)

該当する事項はない。