【注記事項】
(重要な会計方針)

1.資産の評価基準及び評価方法

(1) 有価証券

・子会社株式及び関連会社株式

…移動平均法による原価法

・その他有価証券

 時価のあるもの

…決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

 時価のないもの

 …移動平均法による原価法

(2) たな卸資産

・製品、半製品、仕掛品、原材料、貯蔵品(鋳型及びロール)

…総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

・貯蔵品(鋳型及びロール以外)

…主として先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

 

2.固定資産の減価償却の方法

(1) 有形固定資産(リース資産を除く)

定率法を採用している。ただし、建物については、主として定額法を採用している。また、平成28年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用している。

なお、主な資産の耐用年数は以下のとおりである。

 建物      主として31年

 機械及び装置  主として14年

(会計基準等の改正に伴う会計方針の変更)

法人税法の改正に伴い、「平成28年度税制改正に係る減価償却方法の変更に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第32号 平成28年6月17日)を当事業年度より適用し、平成28年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物に係る減価償却方法を定率法から定額法に変更している。
 なお、当事業年度において、財務諸表に与える影響は軽微である。

(2) 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用している。

なお、自社利用ソフトウエアの見込利用可能期間は5年である。

(3) リース資産

所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用している。

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用している。

 

3.引当金の計上基準

(1) 貸倒引当金

債権の貸倒による損失に備えて、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上している。

(2) 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上している。

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっている。

過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処理している。

数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理している。

4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

(1) 外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理している。

(2) ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用している。なお、振当処理の要件を満たしている外貨建取引及び外貨建金銭債権債務に係る、為替予約及び通貨スワップについては振当処理を採用している。また、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理を採用している。

(3) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、発生年度に効果の発現する期間の見積りが可能なものについてはその年数で、それ以外のものについては5年間で均等償却を行っている。

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

退職給付に係る未認識数理計算上の差異、未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっている。

(5) 消費税等の会計処理

消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっている。

 

(追加情報)

 「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)を当事業年度より適用している。

 

(貸借対照表関係)

(1)※1 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務

 

前事業年度
(平成28年3月31日)

当事業年度
(平成29年3月31日)

短期金銭債権

138,243百万円

127,780百万円

長期金銭債権

151,278

129,944

短期金銭債務

660,856

759,593

長期金銭債務

664

618

 

 

(2)※2  圧縮記帳額

直接減額方式による圧縮記帳額は、以下のとおりである。

 

前事業年度
(平成28年3月31日)

当事業年度
(平成29年3月31日)

 

1,379百万円

810百万円

 

なお、上記は日本公認会計士協会監査第一委員会報告第43号(昭和58年3月29日)により圧縮記帳したものである。

 

(3) 偶発債務

    他の会社の金融機関等からの借入債務に対し、保証を行っている。

前事業年度(平成28年3月31日)

①保証債務

被保証者

保証債務
期末残高
(百万円)

(うち他者による保証等
を考慮した実質負担額)
(百万円)

AM/NS Calvert LLC

58,619

(58,619)

NIPPON STEEL & SUMIKIN GALVANIZING
(THAILAND) CO.,LTD.

20,234

(20,234)

武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司

15,955

(15,955)

JAMSHEDPUR CONTINUOUS ANNEALING
& PROCESSING COMPANY PRIVATE LIMITED

12,515

(6,132)*2

日伯ニオブ㈱

9,491

(9,491)

TENIGAL, S.de R.L.de C.V.

8,972

(8,972)

SOUTHERN TUBE LLC

5,149

(5,149)

NIPPON STEEL & SUMIKIN CRANKSHAFT LLC

4,277

(2,566)*2

UNIGAL Ltda.

1,690

(1,690)

VALLOUREC & SUMITOMO TUBOS DO BRASIL LTDA.*1

1,340

(1,340)

その他

2,293

(1,203)*2

合計

140,538

(131,353)

 

*1 平成28年10月1日付でVallourec Soluções Tubulares do Brasil S.A.に社名変更している。
*2 事業会社による保証を考慮した実質負担額である。

②保証予約等                    780百万円(実質負担額も同額である。)

 

 

当事業年度(平成29年3月31日)

①保証債務

被保証者

保証債務
期末残高
(百万円)

(うち他者による保証等
を考慮した実質負担額)
(百万円)

AM/NS Calvert LLC

52,109

(52,109)

NS-Siam United Steel Co.,Ltd.*1

14,498

(14,498)

武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司

11,209

(11,209)

JAMSHEDPUR CONTINUOUS ANNEALING
& PROCESSING COMPANY PRIVATE LIMITED

10,680

(5,233)*2

PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN

9,872

(9,872)  

日伯ニオブ㈱

8,512

(8,512)

TENIGAL, S.de R.L.de C.V.

7,558

(7,558)

SOUTHERN TUBE LLC

7,006

(7,006)

NIPPON STEEL & SUMIKIN CRANKSHAFT LLC

2,431

(2,431)  

UNIGAL Ltda.

1,009

(1,009)

その他

2,089

(1,274)*2

合計

126,979

(120,717)

 

*1 平成28年9月1日付でNS-Siam United Steel Co.,Ltd.社は、NIPPON STEEL & SUMIKIN GALVANIZING
    (THAILAND) CO.,LTD.より社名変更している。
*2 事業会社による保証を考慮した実質負担額である。

②保証予約等                      692百万円(実質負担額も同額である。)

 

(4) 自由処分権を有する担保受入金融資産の事業年度末における時価

 

前事業年度
(平成28年3月31日)

当事業年度
(平成29年3月31日)

 

2,998百万円

3,282百万円

 

 

(損益計算書関係)

※1 関係会社との取引高

 

前事業年度

(自  平成27年4月1日

至  平成28年3月31日)

当事業年度

(自  平成28年4月1日

至  平成29年3月31日)

営業取引による取引高

 

 

売上高

862,627百万円

834,004百万円

仕入高

1,065,462

1,096,731

営業取引以外の取引による取引高

 

 

資産譲渡等に伴う収入額

275,185

397,961

資産譲受等に伴う支出額

116,130

123,957

 

 

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合

 

前事業年度

(自  平成27年4月1日

至  平成28年3月31日)

当事業年度

(自  平成28年4月1日

至  平成29年3月31日)

販売品運賃及び荷役等諸掛

79,047

百万円

80,341

百万円

給料手当及び賞与

28,769

 

29,418

 

退職給付引当金繰入額

487

 

809

 

研究開発費

44,217

 

43,686

 

減価償却費

2,049

 

1,898

 

事務委託費

30,907

 

29,517

 

貸倒引当金繰入額

 

1,384

 

 

 

 

 

 

おおよその割合

 

 

 

 

 販売費

34

%

34

%

 一般管理費

66

 

66

 

 

     

 

 

(有価証券関係)

子会社株式及び関連会社株式

 

前事業年度(平成28年3月31日)                              (単位:百万円)

区分

貸借対照表計上額

時価

差額

子会社株式

31,072

186,846

155,773

関連会社株式

174,940

205,195

30,254

合計

206,013

392,041

186,027

 

 

当事業年度(平成29年3月31日)                              (単位:百万円)

区分

貸借対照表計上額

時価

差額

子会社株式

112,426

307,269

194,843

関連会社株式

158,142

239,394

81,252

合計

270,569

546,664

276,095

 

 

(注)時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式

(単位:百万円)

区分

平成28年3月31日

平成29年3月31日

子会社株式

749,874

736,776

関連会社株式

122,784

126,697

合計

872,659

863,473

 

上記については、市場価格がない。したがって、時価を把握することが極めて困難と認められるものである。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度
(平成28年3月31日)

当事業年度
(平成29年3月31日)

繰延税金資産

 

 

  未払賞与

7,900百万円

8,200百万円

  退職給付引当金

22,300

29,800

  たな卸資産評価損

9,800

10,700

  減損損失

32,100

29,500

  ソフトウエア等償却超過額

29,300

29,600

  関係会社出資金評価損

22,100

25,500

 繰越欠損金

18,400

16,700

  その他

50,300

57,300

繰延税金資産小計

192,200

207,300

評価性引当額

△67,200

△72,100

繰延税金資産合計

125,000

135,200

繰延税金負債

 

 

  租税特別措置法準備金等

△34,700

△35,100

  その他有価証券評価差額金

△62,900

△97,400

繰延税金負債合計

△97,600

△132,500

繰延税金資産純額

27,400

2,700

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異発生原因の主な内訳

 

前事業年度
(平成28年3月31日)

当事業年度
(平成29年3月31日)

法定実効税率

33.1%

30.9%

(調整)

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.8

3.3

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△12.3

△92.3

評価性引当額

2.0

15.9

税率変更による期末繰延税金資産の減額修正

3.9

-

その他

0.1

1.5

税効果会計適用後の法人税等の負担率

27.5

△40.6

 

 

 

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

前事業年度(平成28年3月31日)

「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」が平成28年3月29日に国会で成立したことに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算(ただし、平成28年4月1日以降解消されるものに限る)に使用した法定実効税率は、前事業年度の32.3%から、回収又は支払が見込まれる期間が平成28年4月1日から平成30年3月31日までのものは30.9%、平成30年4月1日以降のものについては30.6%にそれぞれ変更されている。
 その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が1,100百万円減少し、当事業年度に計上された法人税等調整額が4,500百万円、その他有価証券評価差額金が3,500百万円それぞれ増加している。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(重要な後発事象)

 該当事項はない。