(単位:億円)
|
|
2017年 |
2016年 |
前年同期比 |
|
|
連結損益(Core実績) |
||||
|
売上収益 |
5,342 |
4,918 |
+8.6 |
% |
|
製商品売上高(タミフル除く) |
4,824 |
4,592 |
+5.1 |
% |
|
タミフル |
169 |
135 |
+25.2 |
% |
|
ロイヤルティ及びその他の営業収入 |
349 |
191 |
+82.7 |
% |
|
売上原価 |
△2,529 |
△2,467 |
+2.5 |
% |
|
売上総利益 |
2,813 |
2,450 |
+14.8 |
% |
|
販売費 |
△728 |
△698 |
+4.3 |
% |
|
研究開発費 |
△889 |
△826 |
+7.6 |
% |
|
一般管理費等 |
△163 |
△121 |
+34.7 |
% |
|
営業利益 |
1,032 |
806 |
+28.0 |
% |
|
当期利益 |
767 |
568 |
+35.0 |
% |
|
|
||||
|
連結損益(IFRS実績) |
||||
|
売上収益 |
5,342 |
4,918 |
+8.6 |
% |
|
営業利益 |
989 |
769 |
+28.6 |
% |
|
当期利益 |
735 |
544 |
+35.1 |
% |
|
|
||||
|
Core EPS(円) |
138.68 |
102.50 |
+35.3 |
% |
|
Core 配当性向(%) |
44.7 |
50.7 |
|
- |
<連結損益の概要(IFRSベース)>
当連結会計年度の売上収益は5,342億円(前年同期比8.6%増)、営業利益は989億円(同28.6%増)、当期利益は735億円(同35.1%増)となりました。これらには当社が管理する経常的業績(Coreベース)では除外している無形資産の償却費13億円、無形資産の減損損失40億円、訴訟関連損益としてオキサロールの訴訟に関する受取金等10億円が含まれています。
<連結損益の概要(Coreベース)>
当連結会計年度の売上収益は、製商品売上高、ロイヤルティ及びその他の営業収入がいずれも伸長し、5,342億円(同8.6%増)となりました。
売上収益のうち、タミフルを除く製商品売上高は、第1四半期に前年の薬価改定の影響があったものの、主に国内のアレセンサ、骨・関節領域の伸長に加え、アレセンサをはじめとするロシュ向け輸出の増加により、4,824億円(同5.1%増)となりました。また、ロイヤルティ及びその他の営業収入は、マイルストン収入等の一時的な収入の増加により、349億円(同82.7%増)となりました。
製品別売上構成比の変化等により、製商品原価率は50.7%と前年同期比で1.5%ポイント改善しました。結果、売上総利益は2,813億円(同14.8%増)となりました。
経費は、1,781億円(同8.3%増)となりました。販売費は販促活動の増加等により728億円(同4.3%増)、研究開発費は開発テーマの進展や組織改正に伴う費用区分の変更等により889億円(同7.6%増)、一般管理費等は法人事業税(外形標準課税)を含む諸経費の増加により163億円(同34.7%増)となりました。
この結果、Core営業利益は1,032億円(同28.0%増)となりました。
なお、その他の費用としてロシュに対する移転価格税制調整金を計上し、前年度の見積り計上額の減額を含め、当連結会計年度に17億円を計上しております。
これらの結果、Core当期利益は767億円(同35.0%増)、Core EPSは138.68円(同35.3%増)となりました。
※Core実績について
当社はIFRS移行を機に2013年よりCore実績を開示しております。Core実績とはIFRS実績に当社が非経常事項と捉える事項の調整を行ったものであり、ロシュが開示するCore実績の概念とも整合しております。当社ではCore実績を、社内の業績管理、社内外への経常的な収益性の推移の説明、並びに株主還元をはじめとする成果配分を行う際の指標として使用しております。
株主還元を行う際の指標には、Core EPS及びCore配当性向を指標として使用しております。Core EPSは、Core実績をもとに算出された、当社株主に帰属する希薄化後1株当たり当期利益であり、Core配当性向は、Core EPS対比の配当性向です。
<製商品売上高の内訳>
(単位:億円)
|
|
2017年 |
2016年 |
前年同期比 |
|
|
製商品売上高 |
4,993 |
4,727 |
+5.6 |
% |
|
国内製商品売上高(タミフル除く) |
3,884 |
3,797 |
+2.3 |
% |
|
がん領域 |
2,259 |
2,203 |
+2.5 |
% |
|
骨・関節領域 |
933 |
861 |
+8.4 |
% |
|
腎領域 |
393 |
411 |
△4.4 |
% |
|
その他領域 |
299 |
322 |
△7.1 |
% |
|
タミフル |
169 |
135 |
+25.2 |
% |
|
通常 |
119 |
120 |
△0.8 |
% |
|
行政備蓄等 |
50 |
15 |
+233.3 |
% |
|
海外製商品売上高 |
940 |
795 |
+18.2 |
% |
[国内製商品売上高(タミフル除く)]
タミフルを除く国内製商品売上高は、第1四半期に前年の薬価改定の影響があったものの、抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」や、骨・関節領域を中心とする主力品の堅調な推移等により、3,884億円(同2.3%増)となりました。
がん領域の売上は、2,259億円(同2.5%増)となりました。前年4月に特例拡大再算定の対象品目となった抗悪性腫瘍剤/抗VEGFヒト化モノクローナル抗体「アバスチン」の成長が鈍化したものの、アレセンサ及び抗悪性腫瘍剤/抗HER2ヒト化モノクローナル抗体「パージェタ」が好調に推移したことによります。
骨・関節領域の売上は、経口骨粗鬆症治療剤のトップブランド「エディロール」、ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体「アクテムラ」、ビスホスホネート系骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」といった主力品の堅調な推移により、933億円(同8.4%増)となりました。
腎領域の売上は、前年4月の薬価改定の影響等により二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール」や持続型赤血球造血刺激因子製剤「ミルセラ」の売上が減少し、393億円(同4.4%減)となりました。
[タミフル]
抗インフルエンザウイルス剤「タミフル」の通常シーズン向けの売上は119億円(同0.8%減)、行政備蓄向け等の売上は50億円(同233.3%増)でした。
[海外製商品売上高]
アレセンサをはじめとするロシュ向け輸出の増加等により、海外製商品売上高は940億円(同18.2%増)となりました。
※国内製商品売上高(タミフル除く)について
2016年12月期まで個別に開示しておりました「移植・免疫・感染症」領域につきましては、2017年第1四半期より「その他」領域に含めて開示しております。
(単位:億円)
|
|
2017年 |
2016年 |
前年同期比 |
|
|
フリー・キャッシュ・フローの推移 |
||||
|
営業利益 |
989 |
769 |
+28.6 |
% |
|
調整後営業利益 |
1,210 |
985 |
+22.8 |
% |
|
営業フリー・キャッシュ・フロー |
910 |
260 |
+250.0 |
% |
|
フリー・キャッシュ・フロー |
647 |
43 |
15.0 |
倍 |
|
ネット現金の純増減 |
379 |
△305 |
- |
% |
|
|
||||
|
連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS実績) |
||||
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
1,076 |
388 |
+177.3 |
% |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△367 |
△101 |
+263.4 |
% |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△296 |
△334 |
△11.4 |
% |
|
現金及び現金同等物の増減額 |
437 |
△63 |
- |
% |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
1,391 |
954 |
+45.8 |
% |
営業利益から、営業利益に含まれる減価償却費などのすべての非現金損益項目及び純営業資産に係るすべての非損益現金流出入を調整した調整後営業利益は、1,210億円となりました。主な調整内容は、有形固定資産の減価償却費の145億円です。
調整後営業利益に、純運転資本等の減少145億円を加算し、さらに有形固定資産及び無形資産の取得による支出445億円を減算した営業フリー・キャッシュ・フローは910億円の収入となりました。純運転資本等の減少要因は、後述の「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)財政状態」に記載したとおりです。有形固定資産の取得は、主に研究所及び工場の建物・設備等の取得によるものです。
また、営業フリー・キャッシュ・フローから財務管理に伴うキャッシュ・フロー、移転価格税制調整金及び法人所得税の支払の合計262億円を減算したフリー・キャッシュ・フローは647億円の収入となりました。
その結果、支払配当金及び換算差額等を調整したネット現金の純増減は379億円の増加、有価証券及び有利子負債の増減を除いた現金及び現金同等物は437億円増加し、当期末残高は1,391億円となりました。
※フリー・キャッシュ・フロー(FCF)の推移について
連結キャッシュ・フロー計算書は国際会計基準第7号「キャッシュ・フロー計算書」に基づいて作成しております。一方で、FCFは、連結キャッシュ・フロー計算書を内部管理の指標として再構成したものであり、ロシュも同様の指標を開示しております。なお、FCFにはCore実績のような除外事項はありません。
有形固定資産の減価償却方法について、日本基準では定率法、IFRSでは定額法を採用しております。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて、当連結会計年度における売上原価、販売費、研究開発費及び一般管理費等が16億円増加しております。
外部から導入した開発品に係る一時金及びマイルストン支払いについて、日本基準では発生した会計期間の費用として計上しておりますが、IFRSでは無形資産に計上しております。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて、当連結会計年度における研究開発費が38億円減少しております。
外部に導出した開発品・製品の契約一時金受取りについて、日本基準では一時の収益として計上しておりますが、IFRSでは繰延収益としてその他の非流動負債及びその他の流動負債に計上しております。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて、当連結会計年度におけるロイヤルティ及びその他の営業収入が0億円減少しております。なお、2018年度よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」適用にあたり、IFRSにおいても一時の収益として計上することになり、差異は発生しません。
当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
医薬品事業 |
503,590 |
5.9 |
|
合計 |
503,590 |
5.9 |
(注)IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きの売価換算(仕切単価ベース)であり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度の商品仕入実績は次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
医薬品事業 |
23,277 |
△1.3 |
|
合計 |
23,277 |
△1.3 |
(注)IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きの実際仕入高であり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
|
医薬品事業 |
534,199 |
8.6 |
|
合計 |
534,199 |
8.6 |
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
|
相手先 |
当連結会計年度 |
前連結会計年度 |
||
|
販売高 |
割合 |
販売高 |
割合 |
|
|
エフ・ホフマン・ラ・ |
105,262 |
19.7 |
78,321 |
15.9 |
|
アルフレッサ株式会社 |
104,952 |
19.6 |
103,308 |
21.0 |
|
株式会社メディセオ |
80,390 |
15.0 |
79,275 |
16.1 |
|
株式会社スズケン |
52,668 |
9.9 |
50,248 |
10.2 |
2.IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きであり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
3.販売高は売上収益(製商品売上高とロイヤルティ及びその他の営業収入)であります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、世界有数の製薬企業であるロシュとの戦略的アライアンスのもと「革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献する」ことをMission(存在意義)とし、「国内外において革新的な新薬を継続的に提供する、日本のトップ製薬企業」となることを経営の基本目標としております。
また、その実践にあたっては、当社グループのCore Values(価値観)である「患者・消費者の皆様を最優先に考えた行動」及び「生命関連企業としての高い倫理・道徳観」に基づき事業活動を行っております。
当社グループは、この基本方針のもと、「すべての革新は患者さんのために」という考え方に沿って、絶え間ない革新の追求に取り組んでいます。併せて、効率的な事業運営を進めることにより、患者、医療関係者、株主をはじめとするステークホルダーの皆様の期待に応え、トップ製薬企業像を実現することを目指しております。
世界人口の増加と各国における高齢化進展によって医薬品へのニーズが増大するなか、限られた資源のもと、持続可能な医療をいかに実現するかという点が世界共通の課題となっております。ライフサイエンスやICTの飛躍的な進歩によって医療問題解決へのイノベーション創出機会が拡大する一方、イノベーション実現を巡る企業間のスピード競争はこれまで以上に熾烈化しています。また、各国の財政難を背景とした薬剤費抑制圧力が高まりつつあり、特に日本市場においては非常に厳しい価格抑制策が取られております。
当社グループは前中期経営計画「ACCEL 15」を通じて、多くの革新的な新薬を基盤とした国内トップクラスの成長とがん領域でのトップシェア拡大を実現し、研究開発面でも抗体改変技術に代表される世界最先端の自社創薬力とロシュからの豊富な開発候補品による強力な開発パイプラインの構築をはじめとする多くの成果を挙げてまいりました。自社創製品であるエミシズマブ(予定適応症:血友病A)は、2017年日米欧3極において申請を行い、米国及び欧州では承認を取得しました。ロシュからの導入品でも、2018年1月に国内で非小細胞肺がんの適応症で承認を受け、その他複数のがん種で開発が進行中の免疫チェックポイント阻害剤・テセントリクに代表される多くの有力な新薬及び新薬候補があり、これらを成長ドライバーとした大きな飛躍の機会を迎えつつあります。その一方で、新成長ドライバー製品の寄与が本格化するまでの今後数年間は、既存主力製品に対する大幅な薬価引き下げによって、従来よりも売上成長ペースが鈍化することが見込まれます。
このように機会と脅威が交錯する状況のなか、当社グループは、2016年度から2018年度までを実行期間とする中期経営計画「IBI 18」を策定し、ロシュとの戦略的アライアンスを活用した競争優位性の発揮を通じて、グローバルに飛躍し続ける企業への変革を目指して取り組んでおります。中期経営計画の名称である「IBI 18」は、計画最終年度の2018年に向けて“Innovation Beyond Imagination”(創造で、想像を超える。)という徹底した革新追求への姿勢を表したものであります。
「IBI 18」におきましては、「グローバルトップクラスの競争力獲得・発揮」と「成長加速への選択と集中」の2つを重点テーマとして、以下の各分野での課題に注力しております。
①創薬
当社グループは、バイオ医薬、低分子医薬の双方において革新的医薬品の創製を進めてまいりました。バイオ医薬品分野での取組みは、リサイクリング抗体・スイーピング抗体等の抗体改変技術確立等の世界最先端の成果へと結実し、低分子医薬品においても、自社技術の蓄積に加え、ロシュとの化合物ライブラリー共有によって、飛躍的な創薬基盤の強化を成し遂げてきております。
これまで、3つの当社創製医薬品が米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)から画期的治療薬(Breakthrough therapy)に指定されるなど、当社グループの創薬力は世界的に高い評価を受けております。
「IBI 18」においては、世界最先端の抗体改変技術への優先投資によって、革新的な研究開発プロジェクトの創出を一層加速しております。また、低分子、抗体改変に続く次世代のコア技術候補として、中分子技術を選択し、集中投資による技術確立と研究開発プロジェクトの早期創出に向けて取り組んでおります。さらに、包括連携契約を締結した大阪大学・免疫学フロンティア研究センターなどアカデミアとの協働や、モレキュラーインフォメーション分野でのロシュとの連携を通じて、がん・免疫を重点とした研究基盤の強化に取り組んでまいります。
今後もこれらの革新的創薬技術及び創薬研究体制を活用し、ファーストインクラス、ベストインクラスの医薬品の連続創出を目指して引き続き取り組んでまいります。
②開発
当社グループは、自社研究所からの創出及びロシュからの導入による豊富な開発パイプラインを保有しています。ロシュとの戦略的アライアンスによるユニークなビジネスモデルを活かし、自社グローバル開発の資源を早期開発段階に集中するとともに、国内開発においてはグローバル臨床開発試験と連動した効率的な活動を進めることによって、高い研究開発生産性を実現しております。
「IBI 18」においては、今後の飛躍的成長を担うことが期待されるエミシズマブ、アテゾリズマブ(製品名:テセントリク)の開発・メディカルプラン推進に最優先で資源を投入し、早期の承認取得とエビデンス構築を目指します。また、多くの自社創製品からなるグローバル開発プロジェクトについて、日米欧3極を軸としたトランスレーショナルクリニカルリサーチ(Translational Clinical Research:TCR)推進体制のもと、グローバルトップクラスの質・スピードによる早期開発を進めてまいります。
当社創製開発プロジェクトのグローバル後期開発と市場浸透を、導出先であるロシュあるいは第三者と協働して迅速に進めるためには、早期開発の完了段階までに当社のプロジェクトが医療上・経済上の両面で高いポテンシャルを持つ魅力的なものであることを証明することが極めて重要ですが、この実現に向けて創薬段階から各機能が統合した戦略のもと、連携してエビデンスの創出・蓄積を行う体制の強化にも取り組んでおります。
③製薬
当社グループは、バイオ医薬品に代表される高度な製造技術を保有し、信頼性の高い医薬品の安定供給を行っておりますが、今後は多くの当社創製研究開発プロジェクトのグローバル複数同時開発・高速上市を促進することと、コスト競争力のさらなる強化が重要な課題となります。
「IBI 18」においては、グローバル複数同時開発の迅速な遂行に向けて、タイムリーな治験薬供給を行う柔軟な設備・要員体制の整備を進めております。同時に中分子医薬品など製剤難度の高い研究開発プロジェクトに対応した製造技術のさらなる強化に取り組んでいます。
また、高付加価値・低コストの製薬を実現するため、後期開発から初期生産までを一貫して行う生産体制を迅速に立ち上げるとともに、グローバル主要市場の動向に的確に対応した品質管理、品質保証及びレギュラトリー機能を強化してまいります。
④営業・メディカル・安全性
持続可能な医療が大きな課題となるなか、患者さんを中心とした最適な医療の実現に向けて、医療提供環境は大きく変化しつつあります。
当社グループは、アバスチン、アクテムラ、アレセンサをはじめとする自社及びロシュからの多くの有力新薬を活かし、がん領域、腎領域、骨・関節領域、リウマチ領域をはじめとして参入市場において確固たる地位を築いてまいりました。
今後は、こうした基盤を活かしながら、患者・医療関係者をはじめとするステークホルダーの皆様の高度化・多様化するニーズに応えるソリューション提供体制をさらに強化していくことが重要な課題となります。
「IBI 18」においては、国内外アクテムラやアレセンサ、テセントリク、エミシズマブなどの成長ドライバー製品へ活動を集中させ、営業・メディカル・安全性を中心とする各機能の分業・協業による高度な情報提供・医療課題の解決を進めることで、最適な医療実現への貢献と当社グループの成長加速を目指してまいります。
同時に各国・各地域の多様な特性に応じたソリューション提供を進めるため、エリアごとの機能横断チームによる戦略構築・遂行体制の確立を図ってまいります。
⑤全社
ここまでに掲げた課題の遂行にあたっては、激変する環境に対応し、イノベーションを牽引する人財が非常に重要となります。
「IBI 18」においては、全社基盤強化の最重要テーマとして、人財へフォーカスし、革新加速のための重点強化ポジションの選定と、適所適財での人財獲得・育成・配置を進めております。
また、生命関連企業としての高い倫理・道徳観に基づくコンプライアンスの徹底や、生産性向上の追求にも引き続き取り組んでまいります。
当社グループの業績は、今後起こりうる様々な要因により重要な影響を受ける可能性があります。以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。当社グループはこれらリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の予防及び発生した場合の対応に努める方針であります。
なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
当社グループは革新的新薬を継続的に提供する、日本のトップ製薬企業を目指しており、国内外にわたって積極的な研究開発活動を展開しております。がん領域を中心とする充実した開発パイプラインを有しておりますが、そのすべてについて今後順調に開発が進み発売できるとは限らず、途中で開発を断念しなければならない事態も予想されます。そのような事態に陥った場合、開発品によっては当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
近年の製薬産業における技術進歩は顕著であり、当社グループは国内外の製薬企業との厳しい競争に直面しております。このような状況におきまして、競合品や後発品の発売及び当社グループが締結した販売・技術導出入に関わる契約の変更等により当社グループ製品を取りまく環境が変化した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
医薬品は各国規制当局の厳しい審査を受けて承認されていますが、その特殊性から、使用にあたり、万全の安全対策を講じたとしても副作用を完全に防止することは困難です。当社グループの医薬品の使用に関し、副作用、特に新たな重篤な副作用が発現した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
国内においては、急速な少子高齢化が進むなか医療保険制度改革が実行され、その一環として診療報酬体系の見直し、薬価制度改革などの議論が続けられ医療費抑制策が実施されております。海外においても、先進国を中心として薬剤費の引き下げの圧力が高まっています。これら各国の薬剤費抑制策の方向によっては当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
当社グループは業務活動上様々な知的財産権を使用しており、それらは当社グループ所有のものであるか、あるいは適法に使用許諾を受けたものであると認識しておりますが、当社グループの認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害する可能性があり、また当社グループの業務に関連する重大な知的財産権を巡っての係争が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
当社グループはロシュとの戦略的提携により、日本市場におけるロシュの唯一の医薬品事業会社となり、また日本以外の世界市場(韓国・台湾除く)ではロシュに当社製品の第一選択権を付与し、多数の製品及びプロジェクトを同社との間で導入・導出しております。なんらかの理由により戦略的提携における合意内容が変更された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
当社グループは国外における医薬品の販売や研究開発活動、医薬品バルクの輸出入など国際的な事業を積極的に行っております。このような国際的な事業活動においては、法令や規制の変更、政情不安、経済動向の不確実性、現地における労使関係、税制の変更や解釈の多様性、為替相場の変動、商習慣の相違等に直面する場合があり、これらに伴うコンプライアンスに関する問題の発生を含め、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
業務上、各種ITシステムを利用しており、従業員・アウトソーシング企業の不注意または故意による行為、システム障害やサイバー攻撃等の外部要因により、業務が阻害される可能性があります。また、万が一の事故等により機密情報が社外に流出した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
地震、台風などの自然災害、火災などの事故などが発生した場合、当社グループの事業所・営業所及び取引先が大規模な被害を受け事業活動が停滞し、また損害を被った設備などの修復のため多額の費用が発生するなど、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
事業活動に関連して、医薬品の副作用、製造物責任、労務問題、公正取引等に関して訴訟を提起される場合があり、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
環境問題に関連して関係法令等の順守はもとより、さらに高い自主基準を設定してその達成に向けて努めております。事業活動を行う過程において万が一の事故等により関係法令等の違反が生じた場合、関連費用等のため当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
|
契約会社名 |
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約年 |
対価 |
契約終結年 |
|
中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド(及びロシュ・ダイアグノスティクス・インターナショナル(バーゼル支店)) |
スイス |
抗悪性腫瘍剤(抗VEGFヒト化モノクローナル抗体) |
2003 |
一定額の |
発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
|
中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
ペルツズマブ(遺伝子組換え) |
2003 |
一定額の |
発売日から20年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
|
中外製薬 |
個人 |
日本 |
ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体 |
2004 |
一定料率の |
2020年 |
|
中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
オビヌツズマブ(ヒト化抗CD20モノクローナル抗体) |
2007 |
一定額の |
発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
|
中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
Gantenerumab |
2007 |
一定額の |
発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
|
中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
抗HER2抗体チューブリン |
2008 |
一定額の |
発売日から20年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
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中外製薬 |
全薬工業株式会社 |
日本 |
抗悪性腫瘍剤(抗CD20モノクローナル抗体) |
2011 |
一定額の |
2021年 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
アテゾリズマブ(改変型ヒト化抗PD-L1モノクローナル抗体) |
2013 |
一定額の |
発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え) |
2013 |
一定額の |
発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
Ipatasertib |
2014 |
一定額の |
発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
Crenezumab |
2015 |
一定額の |
発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
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中外製薬 |
ファーマ マー・ |
スペイン |
lurbinectedin |
2016 |
一定額の |
発売日から12年または後発品発売日のいずれか長い方 |
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契約会社名 |
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約年 |
対価 |
契約終結年 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
Anti-Myostatin Adnectin-Fc |
2017 |
一定額の |
発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
(注)エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとのLebrikizumabに関する契約及びヘルシン・ヘルスケア・エスエーとのAnamorelinに関する契約につきましては、重要性が乏しくなったため記載を省略しております。
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契約会社名 |
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約年 |
対価 |
契約終結年 |
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中外製薬 |
中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシー |
フランス |
遺伝子組換えヒトG-CSF製剤 |
1993 |
一定料率の |
販売終了時 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
トシリズマブ |
2003 |
一定額の |
国毎に発売日から10年または対象特許 |
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中外製薬 |
大正製薬株式会社 |
日本 |
イバンドロン酸ナトリウム水和物 |
2006 |
一定額の |
製剤毎に発売日から10年(以降自動更新) |
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中外製薬 |
大正製薬株式会社 |
日本 |
エルデカルシトール |
2008 |
一定額の |
発売日から10年(以降自動更新) |
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中外製薬 |
興和株式会社及びサノフィ株式会社 |
日本 |
トホグリフロジン水和物 |
2012 |
一定額の |
発売日から15年または基本特許満了日のいずれか長い方(日本) |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
アレクチニブ塩酸塩 |
2012 |
一定額の |
発売日から10年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
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中外製薬 |
日本新薬株式会社 |
日本 |
オビヌツズマブ(ヒト化抗CD20モノクローナル抗体) |
2012 |
一定額の |
発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
抗体改変技術 |
2014 |
一定額の |
ロイヤルティ等の |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
エミシズマブ |
2014 |
一定額の |
国毎に発売日から10年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
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中外製薬 |
興和株式会社 |
日本 |
トホグリフロジン水和物 |
2015 |
一定額の |
データ保護期間満了日または基本特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新)(欧米) |
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契約会社名 |
相手方の名称 |
国名 |
契約品目 |
契約年 |
対価 |
契約終結年 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド |
スイス |
抗IL-6レセプターヒト化モノクローナル抗体 |
2016 |
一定額の |
発売日から10年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
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中外製薬 |
ネスレ・スキンヘルス・エス・エイ |
スイス |
Nemolizumab |
2016 |
一定額の |
発売日から12年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
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契約会社名 |
相手方の名称 |
国名 |
合弁会社名及び所在地 |
設立年 |
設立の目的 |
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中外製薬 |
サノフィ・アベンティス・パーティシペーションズ・エスエーエス |
フランス |
中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシー(フランス) |
1990 |
医薬品の開発販売 |
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中外製薬 |
ジェイダブリュ・ファーマシューティカル |
韓国 |
C&Cリサーチ・ラボラトリーズ(韓国) |
1992 |
医薬品等の研究開発 |
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契約会社名 |
相手方の名称 |
契約の名称 |
契約年 |
契約の内容 |
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中外製薬 |
ロシュ・ホールディング・ |
基本契約 |
2001 |
日本国内におけるエフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとの医薬品事業の統合を柱とする戦略的アライアンスにかかわる基本契約 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ |
日本包括的 |
2001 |
同社が有する開発候補品の日本における開発・販売について当社に第一選択権を付与する契約 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ |
包括的開発品 |
2002 |
日本ロシュ株式会社との合併時に日本ロシュ株式会社が開発していた開発品の包括的導入 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ |
包括的既存品 |
2002 |
日本ロシュ株式会社との合併時に日本ロシュ株式会社が販売していた製品の包括的導入 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ |
研究協力契約 |
2002 |
低分子化合物に関する同社との間の共通研究基盤構築及びその共同使用に関する基本契約 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ |
研究協力契約 |
2004 |
高分子化合物に関する同社との間の共通研究基盤構築及びその共同使用に関する基本契約 |
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中外製薬 |
エフ・ホフマン・ラ・ |
改訂世界包括的 |
2014 |
当社が有する開発候補品の海外(韓国、台湾を除く)における開発・販売について同社に第一選択権を付与する契約 |
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契約会社名 |
相手方の名称 |
契約の名称 |
契約年 |
契約の内容 |
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中外製薬 |
デンカ株式会社 |
スベニール |
2003 |
スベニールの独占的供給及び購入にかかる契約 |
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中外製薬 |
ジェネンテック・ |
原薬製造委受託 |
2008 |
ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体(トシリズマブ)原薬にかかる製造委受託契約 |
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中外製薬 |
株式会社日立製作所 |
不動産売買契約 |
2016 |
事業用地購入の不動産売買契約 |
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中外製薬 |
国立大学法人大阪大学 |
包括連携契約 |
2016 |
大阪大学免疫学フロンティア研究センターとの先端的な免疫学研究活動に関わる包括連携契約 |
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中外製薬 |
太陽ホールディングス株式会社 |
長期収載品製造販売承認等譲渡契約 |
2017 |
太陽ファルマ株式会社に対して、当社の長期収載品13品目にかかる製造販売承認、製造販売権等を一括譲渡する契約 |
当社グループは、医療用医薬品に関して国内外にわたる積極的な研究開発活動を展開しており、国際的に通用する革新的な医薬品の創製に取り組んでおります。国内では、御殿場、鎌倉に研究拠点を配置し、連携して創薬の研究を行う一方、浮間では工業化技術の研究を行っております。また、海外では、中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド(米国)、中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド(英国)、日健中外科技(北京)有限公司(中国)、台湾中外製薬股份有限公司(台湾)が医薬品の開発・申請業務を、中外ファーマボディ・リサーチ・ピーティーイー・リミテッド(シンガポール)、共同支配事業であるC&Cリサーチ・ラボラトリーズ(韓国)が医薬品の研究開発を行っています。
当連結会計年度におけるCoreベースの研究開発費は、889億円となりました。
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(単位:億円) |
||||
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2017年 |
2016年 |
前期末比 |
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資産負債の推移 |
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|
純運転資本 |
2,507 |
2,585 |
△3.0 |
% |
|
長期純営業資産 |
1,895 |
1,727 |
+9.7 |
% |
|
純営業資産(NOA) |
4,402 |
4,311 |
+2.1 |
% |
|
ネット現金 |
2,428 |
2,049 |
+18.5 |
% |
|
その他の営業外純資産 |
99 |
105 |
△5.7 |
% |
|
純資産合計 |
6,929 |
6,465 |
+7.2 |
% |
|
|
||||
|
連結財政状態計算書(IFRS実績) |
||||
|
資産合計 |
8,525 |
8,063 |
+5.7 |
% |
|
負債合計 |
△1,596 |
△1,598 |
△0.1 |
% |
|
純資産合計 |
6,929 |
6,465 |
+7.2 |
% |
純運転資本は2,507億円と、前連結会計年度末に比べ78億円減少しました。これは、減少要因である棚卸資産の減少が、増加要因である売掛金の増加や買掛金の減少の合計額を上回ったことによります。長期純営業資産は、主に有形固定資産の増加により前連結会計年度末から168億円増加し、1,895億円となりました。その結果、純営業資産(NOA)は前連結会計年度末に比べ91億円増加し、4,402億円となりました。
前述の「1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に示すとおり、有価証券や有利子負債を含むネット現金は前連結会計年度末に比べ379億円増加し、2,428億円となりました。また、その他の営業外純資産は、未払法人所得税の増加などにより前連結会計年度末から6億円減少し、99億円となりました。
その結果、純資産合計は前連結会計年度末に比べ464億円増加し、6,929億円となりました。
※資産負債の推移について
連結財政状態計算書は国際会計基準第1号「財務諸表の表示」に基づいて作成しております。一方で、純営業資産(NOA)を含む資産負債の推移は、連結財政状態計算書を内部管理の指標として再構成したものであり、ロシュも同様の指標を開示しております。なお、資産負債の推移にはCore実績のような除外事項はありません。
※純営業資産(NOA)について
純営業資産(NOA:Net Operating Assets)は金融取引や税務上の取引とは独立に当社グループの業績を評価することを可能としております。純営業資産は純運転資本及び有形固定資産、無形資産等を含む長期純営業資産から引当金を控除することで計算しております。
「1 業績等の概要(1)業績」をご参照ください。
「1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。