第5【経理の状況】

 

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第93条の規定により、国際会計基準(IFRS)に準拠して作成しております。

本報告書の連結財務諸表等の金額の表示は、百万円未満を四捨五入して記載しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

本報告書の財務諸表等の金額の表示は、百万円未満を四捨五入して記載しております。

 また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2015年1月1日から2015年12月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2015年1月1日から2015年12月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。

 具体的には、会計基準等の内容を適切に把握するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構や独立監査法人、その他関係団体が主催するセミナー等に参加しております。

 また、IFRSの適用については、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準を把握するとともに、IFRSに準拠するための社内規程やマニュアルを整備し、それらに基づいて会計処理を行っております。

 

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

(単位:百万円)

 

 

 

注記

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

売上収益

 

498,839

 

461,109

製商品売上高

468,427

 

436,883

ロイヤルティ及びその他の営業収入

30,413

 

24,226

売上原価

 

△240,238

 

△218,076

売上総利益

 

258,601

 

243,033

 

 

 

 

 

販売費

 

△74,811

 

△71,742

研究開発費

 

△83,799

 

△80,800

一般管理費等

 

△13,207

 

△14,632

営業利益

 

86,784

 

75,859

 

 

 

 

 

金融費用

△67

 

△11

その他の金融収入(支出)

559

 

315

税引前当期利益

 

87,276

 

76,164

 

 

 

 

 

法人所得税

△24,923

 

△24,087

当期利益

 

62,353

 

52,077

 

 

 

 

 

当期利益の帰属:

 

 

 

 

当社の株主持分

19

61,125

 

50,980

非支配持分

20

1,228

 

1,097

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益

24

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

 

112.00

 

93.53

希薄化後1株当たり当期利益(円)

 

111.79

 

93.38

 

【連結包括利益計算書】

 

(単位:百万円)

 

 

 

注記

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

当期利益

 

62,353

 

52,077

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確定給付制度の再測定

4,19

△1,519

 

△1,452

純損益に振り替えられない項目合計

 

△1,519

 

△1,452

 

 

 

 

 

売却可能金融資産

4,19

1,844

 

1,050

キャッシュ・フロー・ヘッジ

4,19

△1,741

 

△4,052

在外子会社等の為替換算差額

4,19

△3,461

 

862

のちに純損益に振り替えられる

可能性のある項目合計

 

△3,358

 

△2,140

 

 

 

 

 

その他の包括利益合計

△4,877

 

△3,592

当期包括利益

 

57,476

 

48,485

 

 

 

 

 

当期包括利益の帰属:

 

 

 

 

当社の株主持分

19

56,380

 

47,379

非支配持分

20

1,096

 

1,107

 

②【連結財政状態計算書】

 

(単位:百万円)

 

 

 

注記

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

資産

 

 

 

 

非流動資産:

 

 

 

 

有形固定資産

153,545

 

140,245

無形資産

13,511

 

11,286

長期金融資産

13,715

 

10,755

繰延税金資産

26,025

 

25,673

退職後給付資産

22

 

1,946

その他の非流動資産

12,832

 

10,728

非流動資産合計

 

219,628

 

200,635

 

 

 

 

 

流動資産:

 

 

 

 

棚卸資産

161,135

 

139,571

営業債権及びその他の債権

10

158,668

 

159,773

未収法人所得税

49

 

114

有価証券

11

134,419

 

116,030

現金及び現金同等物

12

101,707

 

114,037

その他の流動資産

13

11,796

 

9,379

流動資産合計

 

567,773

 

538,904

 

 

 

 

 

資産合計

 

787,401

 

739,538

 

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

非流動負債:

 

 

 

 

長期有利子負債

14

△604

 

△185

繰延税金負債

△10,028

 

△10,722

退職後給付負債

22

△2,358

 

△2,616

長期引当金

15

△1,974

 

△2,110

その他の非流動負債

16

△12,108

 

△11,799

非流動負債合計

 

△27,071

 

△27,432

 

 

 

 

 

流動負債:

 

 

 

 

短期有利子負債

14

△131

 

△29

未払法人所得税

△13,133

 

△16,619

短期引当金

15

△180

 

△987

営業債務及びその他の債務

17

△78,353

 

△62,694

その他の流動負債

18

△41,260

 

△34,021

流動負債合計

 

△133,058

 

△114,350

 

 

 

 

 

負債合計

 

△160,130

 

△141,782

 

 

 

 

 

純資産合計

 

627,271

 

597,756

 

 

 

 

 

資本の帰属:

 

 

 

 

当社の株主持分

19

625,857

 

596,099

非支配持分

20

1,414

 

1,657

資本合計

 

627,271

 

597,756

 

③【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

(単位:百万円)

 

 

 

注記

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

営業活動による現金創出

25

110,159

 

99,050

運転資本の減少(増加)

 

△15,945

 

△33,302

確定給付制度に係る拠出

 

△3,883

 

△2,254

引当金の支払

15

△510

 

△122

その他の営業活動

 

2,239

 

△1,115

小計

 

92,059

 

62,256

法人所得税の支払

 

△29,141

 

△25,222

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

62,918

 

37,034

 

 

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

有形固定資産の取得

 

△18,367

 

△16,232

無形資産の取得

 

△6,472

 

△2,935

有形固定資産の処分

 

△424

 

794

利息及び配当金の受取

25

355

 

490

有価証券の取得

 

△241,432

 

△228,292

有価証券の売却

 

221,679

 

231,873

その他の投資活動

 

△607

 

△49

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△45,269

 

△14,351

 

 

 

 

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

利息の支払

 

△7

 

△6

配当の支払―当社株主持分

 

△28,375

 

△24,520

配当の支払―非支配持分

 

△1,064

 

△962

ストック・オプションの行使

23

1,391

 

1,226

自己株式の減少(増加)

 

15

 

△19

その他の財務活動

 

△425

 

△109

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△28,467

 

△24,388

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

△1,513

 

673

現金及び現金同等物の増減額

 

△12,331

 

△1,032

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物の期首残高

 

114,037

 

115,070

現金及び現金同等物の期末残高

12

101,707

 

114,037

 

④【連結持分変動計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

当社の株主持分

 

 

 

 

 

 

 

注記

資本金

 

資本

剰余金

 

利益

剰余金

 

 

その他の

資本構成要素

 

 

合計

 

非支配

持分

 

資本

合計

前連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年1月1日

 

72,967

 

59,268

 

432,713

 

6,744

 

571,692

 

1,512

 

573,204

当期利益

 

 

 

50,980

 

 

50,980

 

1,097

 

52,077

売却可能金融資産

4,19

 

 

 

1,050

 

1,050

 

 

1,050

キャッシュ・

フロー・ヘッジ

4,19

 

 

 

△4,052

 

△4,052

 

 

△4,052

在外子会社等の

為替換算差額

4,19,

 20

 

 

 

851

 

851

 

10

 

862

確定給付制度の

再測定

4,19,

 20

 

 

△1,451

 

 

△1,451

 

△1

 

△1,452

当期包括利益合計

 

 

 

49,529

 

△2,150

 

47,379

 

1,107

 

48,485

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

19,20

 

 

△24,521

 

 

△24,521

 

△962

 

△25,483

ストック・

オプション

19

 

△73

 

 

 

△73

 

 

△73

自己株式

19

 

1,623

 

 

 

1,623

 

 

1,623

2014年12月31日

 

72,967

 

60,817

 

457,720

 

4,594

 

596,099

 

1,657

 

597,756

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年1月1日

 

72,967

 

60,817

 

457,720

 

4,594

 

596,099

 

1,657

 

597,756

当期利益

 

 

 

61,125

 

 

61,125

 

1,228

 

62,353

売却可能金融資産

4,19

 

 

 

1,844

 

1,844

 

 

1,844

キャッシュ・

フロー・ヘッジ

4,19

 

 

 

△1,741

 

△1,741

 

 

△1,741

在外子会社等の

為替換算差額

4,19,

 20

 

 

 

△3,329

 

△3,329

 

△132

 

△3,461

確定給付制度の

再測定

4,19,

 20

 

 

△1,519

 

 

△1,519

 

 

△1,519

当期包括利益合計

 

 

 

59,605

 

△3,225

 

56,380

 

1,096

 

57,476

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

19,20

 

 

△28,372

 

 

△28,372

 

△1,064

 

△29,436

ストック・

オプション

19

 

△44

 

 

 

△44

 

 

△44

自己株式

19

 

1,801

 

 

 

1,801

 

 

1,801

非支配持分の変動

19,20

 

△8

 

 

 

△8

 

△275

 

△283

2015年12月31日

 

72,967

 

62,567

 

488,954

 

1,369

 

625,857

 

1,414

 

627,271

 

【連結財務諸表注記】

 

1.重要な会計方針等

 

(1)作成の基礎

この連結財務諸表は、日本(東京)に所在し、東京証券取引所に上場(証券コード:4519)している中外製薬株式会社及びその子会社の連結財務諸表です。この連結財務諸表は、2016年3月24日に、当社代表取締役会長である永山治及び最高財務責任者である取締役専務執行役員板谷嘉夫によって承認されております。

ロシュ・ホールディング・リミテッドはスイス証券取引所に上場し、国際会計基準(以下、「IFRS」という。)に準拠し業績を開示しているロシュグループの親会社です。当社グループはロシュとの戦略的アライアンスの締結により2002年10月よりロシュグループの主要なメンバーになっております。ロシュ・ホールディング・リミテッドは、当社株式の発行済株式総数のうち59.89%(発行済株式総数から自己株式を控除したベースでは61.39%)を所有しております。

当社グループは、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、連結財務諸表規則)第1条の2に定める特定会社の要件を満たすことから、第93条の規定によりIFRSに準拠して連結財務諸表を作成しております。

 

連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円で表示し、百万円未満を四捨五入しております。公正価値による測定が要求されている一部の項目を除き、測定は取得原価に基づいております。

 

 

(2)重要な会計上の判断、見積り及び前提

連結財務諸表の作成にあたっては、収益、費用、資産、負債及び偶発事象に係る報告金額に影響を与える判断、見積り及び前提の設定を行うことを経営者に求めております。これらの見積りは実際の結果と異なる可能性があります。見積りやその基礎をなす前提は、過去の経験や多くの要因に基づいて設定されており、継続的に見直されます。見積りの変更による影響は、見積りの変更が行われた会計期間に認識しております。

現時点で入手可能な情報に基づき適切に設定されていると考える重要な会計上の判断、見積り及び前提に関する情報は以下のとおりです。

 

収益:売上収益に係る収益認識は、経営者の判断として、所有に伴う重要なリスクと経済価値が第三者に移転し、かつ、当社グループが販売した製商品に対し継続した管理を行わず、事実上の支配を有さなくなった時点または取引の義務が果たされた時点に行っております。

当社グループは技術導出契約により契約一時金や複数年にわたるマイルストンの支払を受けるとともに、将来の債務を負うことがあります。このため、一部の取引については、対価をその受取時に一旦繰延収益として認識したうえで、その後の期間の収益として契約に定められた成果に応じて振替を行っております。

 

売上割戻:製商品売上高に対する割戻に係る流動負債を計上しております。割戻に係るこの見積りは、契約上または法律上の義務や過去の傾向・実績値に基づく分析を基礎に行っております。製商品売上高から控除される金額は経営者の見積りに基づいているため、より有用な情報が入手できる場合に変更される可能性があります。このような変更が生じた場合、連結財政状態計算書に計上していた流動負債の将来の金額に影響を与え、その結果として将来の連結損益計算書の製商品売上高に影響を与える可能性があります。

 

減損損失:利用可能でない製品関連無形資産は、減損の判定を毎年行っております。有形固定資産及び利用可能な無形資産は、減損の兆候がある場合に減損の判定を行っております。減損の必要性を評価するため、将来キャッシュ・フローの見積りを行っております。割引将来キャッシュ・フローによるこのような見積りは、実際の結果と大きく異なる可能性があります。割引率の変更、建物、機械装置及び備品等について予定していた使用方法からの変更、使用中止、競合相手の有無、技術の陳腐化、または資産計上にあたって想定した製商品売上高からの低下といった変化がある場合には、耐用年数の短縮または減損を行う可能性があります。

 

退職後給付:当社グループは、確定給付型の退職後給付制度を設けており、当該制度から認識される資産及び負債の公正価値は、統計及び年金数理計算に基づいて測定されております。確定給付負債(資産)の測定にあたっては、割引率及び死亡率の変動などの影響を受けます。年金数理計算上使用される仮定は、市場や経済状況、加入者の余命及びその他の評価に含まれる要素により、実際の結果と大きく異なる可能性があります。このような前提に変更があった場合には、連結財政状態計算書に計上される将来の資産または負債に影響を与える可能性があります。

 

訴訟:訴訟関連費用は、資源の流出の可能性が高く、金額を合理的に見積ることができる場合に計上されます。これらの見積りにあたり、個々の訴訟案件の特徴や関連する法的判断を考慮しております。しかし、訴訟には高度な複雑性があるため、訴訟関連費用の見積りは判断に大きく依拠しております。また、新たな事実の発見や訴訟案件の進展により、時間の経過に伴い見積りが大幅に変更される可能性があります。信頼できる見積りができない場合、引当金は計上されませんが、重要性がある場合には偶発負債として開示しております。

 

環境対策:環境修復費用は、資源の流出の可能性が高く、金額を合理的に見積ることができる場合に計上されます。環境対策引当金の主なものは、汚染場所の原状回復、埋め立て、特定の場所に存在する汚染物質の処理等のための費用です。これらの見積りは、新たな汚染場所の検出、修復の方法や程度、修復場所にある問題物質のうち当社グループに帰属する割合、潜在的な責任当事者の財政能力等の不確実性に大きく依拠しております。また、新たな事実の発見や個々の環境修復の進展により、時間の経過に伴い見積りが大幅に変更される可能性があります。

 

法人所得税:法人所得税に係る未収及び未払法人所得税並びに繰延税金資産及び負債の測定について重要な見積りが必要となります。このような見積りは、見積時点で適用される税法や規制等に関する解釈に基づいて行っております。税法や規制もしくは税率の改定、税法もしくは規制の解釈の変更、研究開発費の動向または税引前利益の変化といった要因が未収及び未払法人所得税並びに繰延税金資産及び負債に影響を与える可能性があります。

 

リース:リース取引の会計処理は、主にオペレーティング・リースに該当するか、ファイナンス・リースに該当するかの判断によって決まります。この評価では、経営者は、法的形式に加えリースの実態をみて、所有に伴うすべてのリスクと経済価値が実質的に移転されているかどうかを判断しております。リースの法的形式はないが、資産を使用する権利が移転する取決めについても、同様な判断を行っております。

 

 

 

(3)会計方針

連結の基礎

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。支配とは、投資先に対するパワーを有し、投資先への関与により生じるリターンの変動にさらされ、かつ投資先に対するパワーを通じてリターンの額に影響を与える能力を有する場合をいいます。会計期間内に買収した企業は当社グループに支配が移行した日をもって連結を行い、一方、売却する子会社は当社グループの支配が喪失する日まで連結しております。

子会社との債権債務残高、取引高及びグループ内取引によって発生した未実現利益は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。親会社の子会社に対する持分の変動は、子会社の支配の獲得後に生じ、子会社に対する支配の喪失とならない場合は資本取引としております。

関連会社とは、当社グループにより支配されていないが、その財務及び経営方針に対して重要な影響力を行使している、または行使するパワーを有している企業をいい、関連会社への投資は持分法によって処理しております。

 

外貨換算

当社グループの在外子会社は、原則として現地通貨を機能通貨としておりますが、一部、その企業の活動する経済環境が主に現地通貨以外(例えばユーロ)である場合には、現地通貨以外を機能通貨としております。当社グループの外貨建取引は取引日時点での為替レートを適用してそれぞれの機能通貨に換算しております。適格なキャッシュ・フロー・ヘッジはその他の包括利益として繰り延べられますが、外貨建取引の決済並びに外貨建貨幣性資産及び負債の期末日における評価で生じる損益はその期間の純損益に認識しております。

連結財務諸表作成に際し、日本円以外を機能通貨としている在外子会社の資産及び負債は、期末時点の為替レートを適用し日本円に換算しております。損益及びキャッシュ・フローは、期中平均為替レートで日本円に換算しております。期首と期末の換算レートの差による換算差額及び損益に係る期中平均為替レートと期末時点の為替レートによる換算差額はその他の包括利益に直接計上しております。

 

収益認識

製商品売上高は、取引店への値引・割戻等を控除した後の金額で表示しております。売上収益には消費税や付加価値税等は含めておりません。

製商品売上高に係る収益認識は、所有に伴う重要なリスクと経済価値が第三者に移転した場合に行っております。取引店への値引・割戻等は、発生主義により関連する製商品売上高の計上と同一の会計期間に計上しております。返品やリベート等は、製商品売上高から減額すると同時に営業債権から減額または流動負債として計上しております。

ロイヤルティ及びその他の営業収入は、その収入の獲得時点または履行義務を果たした時点で認識しております。取引の実質によっては、単一の取引に関する収益を複数回に分けて計上することがあります。一方で取引全体の価値を反映するために、複数回にわたる受取りを一括して収益に計上する場合があります。

 

売上原価

売上原価は、売上収益に対応する直接原価、製造間接費及びサービス費用を含みます。支払ロイヤルティをはじめ、売上収益の計上に係る業務提携や技術導入等に由来する費用についても売上原価として計上しております。設備のバリデーション(性能が確保されていることを検証すること)完了から生産能力を通常生産レベルに引き上げるための製法検討費用は、発生主義で費用としております。

 

 

研究開発

次のような内部研究開発活動は、発生した時点で費用としております。

• 新しい科学的または技術的知識の取得のための内部研究費用

• 商用生産に向けた研究成果やその他知識の応用により発生する内部開発費用

当社グループで実行される開発プロジェクトに係る費用は、技術、薬事規制及びその他の不確実性に左右されるため、主要市場での規制当局による販売承認を得るまでは無形資産の計上要件を満たしていないと判断しております。

•医薬品として製造販売承認後の臨床試験(フェーズ4)等に係る費用

通常、当該費用には承認後の安全性調査や承認条件として承認後も継続される臨床試験等を含みます。フェーズ4試験は、規制当局から実施を要求されることがあるほか、安全性または適正使用の検証のために自ら実施することもあります。これらのフェーズ4試験の結果からは、信頼性をもって測定でき、単独で識別可能な将来の経済的便益の増加を見込むことができないと判断しているため、これに係る費用は無形資産として資産化しておりません。

技術導入契約、企業結合または個別の資産購入によって獲得された仕掛中の研究開発は無形資産として資産化しております。これらの獲得された資産は、当該研究開発が最終的に製品になるかどうかの不確実性は存在したとしても、当社グループによって支配されており、かつ単独で識別可能で、将来の経済的便益の流入が期待されます。したがって、承認前の医薬品や化合物に係る第三者への契約一時金やマイルストンの支払は、無形資産として認識しております。このような契約を通じて獲得された資産は無形資産の会計方針に基づいて測定しております。無形資産の取得後、当社グループ内部で引き続き行われる研究開発の費用は、他の内部研究及び内部開発と同様に処理しております。研究開発が戦略的提携の契約に係る場合、当社グループは契約一時金またはマイルストンの支払が研究開発への資金提供に該当するか、それとも資産獲得に該当するかの検討を行っております。

 

ライセンス料、マイルストン収入及び契約一時金等の受取

ロイヤルティ収入は、それぞれのライセンス契約の実質に従って、発生主義により計上しております。対価の回収可能性が確実でない場合には、入金をもって収益として計上しております。

当社グループは、製商品や技術の譲渡、またはこれらの許諾に関連する契約一時金、マイルストン収入、ライセンス料及びその他類似した収入を第三者より得ております。成果のマイルストンに関連して受領する収益は、当事者間で合意したマイルストンの達成に従い計上しております。後続期間を通じて成果が存在する契約一時金やライセンス料は、当初は繰延収益として計上し、その後の開発協力や製造義務の期間にわたって収益を認識しております。

 

従業員給付

短期従業員給付である賃金及び給料、社会保険料、有給休暇、賞与並びにその他の非貨幣性給付は、当社グループの従業員が勤務を提供した期間に費用として計上しております。当社グループは、賞与等の支払について、契約上の義務や過去の勤務の結果、推定的債務を負っている場合に負債として認識しております。

当社グループが通常の退職日より前に従業員の雇用を終了する場合または従業員が給付と引き換えに自主退職を受け入れる場合には、割増退職金が支払われることがあります。割増退職金は、当社グループが当該給付の申し出を撤回できなくなった時点または関連する事業所再編費用を認識した時点のいずれか早い時点で認識しております。

 

退職後給付

確定拠出制度については、当社グループが支払う拠出額を、従業員が関連する勤務を提供した会計期間の営業損益に含めて計上しております。

確定給付制度については、制度債務の現在価値と制度資産の公正価値の純額を、負債または資産として連結財政状態計算書に計上しております。

確定給付負債(資産)の純額の変動は次のように計上しております。当期勤務費用は営業損益に含めております。過去勤務費用及び制度清算に伴う損益は発生時に一般管理費等として認識しております。また、確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額は金融費用として計上しております。数理計算上の仮定の変更や見積りと実績との差異に基づく数理計算上の差異及び制度資産に係る収益(確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額に含まれる金額を除く)は、その他の包括利益に計上しております。確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額は、制度資産に係る利息収益及び制度債務に係る利息費用から構成されております。利息純額は、期首の確定給付負債(資産)の純額に期中の拠出及び給付支払いによる変動を考慮し、制度債務の現在価値の測定に用いられるものと同じ割引率を乗じて算定しております。

ある確定給付制度の積立超過を他の制度の債務を決済するために使用できる法的権限を当社グループが有している場合を除いて、制度間の資産と負債は相殺しておりません。

 

株式報酬

取締役及び一部の従業員に付与される新株予約権は、付与日の公正価値で見積り、権利確定までの期間にわたり営業費用として計上し、同額を連結財政状態計算書の資本として認識しております。確定した権利の行使が発生した際のキャッシュ・フローについても、資本の増加として計上しております。

 

有形固定資産

有形固定資産の取得原価は、当初、購入に要した支出または建設に要した原価により計上しております。取得原価には、会社が意図した場所や状態で稼動を可能にするために必要となる費用、例えば、準備、据付、組立の費用や専門家への報酬を含みます。バリデーション(性能が確保されていることを検証すること)費用を含む、取得した資産が適切に機能しているかどうか確認を行う試験の費用は、当初の建設に要した取得原価に含めております。

土地を除く有形固定資産は、定額法により減価償却を行っております。減価償却に係る見積耐用年数の主なものは以下のとおりです。

構築物            40年

建物          10年~50年

機械装置及び備品    3年~15年

 

有形固定資産が複数の構成要素に分割できる場合には、その構成要素ごとに、それぞれ該当する耐用年数を適用しております。資産の耐用年数の見積りは定期的に見直しを行い、必要がある場合には耐用年数の短縮を行っております。修繕及び保守費用は発生した時点で費用としております。

 

リース(借手)

ファイナンス・リースとは、所有に伴うリスクと経済価値のすべてが当社グループに移転するリースを指します。ファイナンス・リースは、リース開始時に算定したリース物件の公正価値または最低支払リース料総額の現在価値のいずれか低い金額で資産計上し、リース期間及び耐用年数のいずれか短い期間で償却しております。リース債務については、金融費用を除いた金額を有利子負債として認識しております。支払リース料のうち金融費用に相当する部分は、実効金利法を用いてリース期間にわたり費用としております。

オペレーティング・リースとは、所有に伴うリスクと経済価値が当社グループに移転しないリースを指します。オペレーティング・リース料の支払は、リース期間にわたり定額で費用としております。

 

無形資産

購入した特許権、商標権、許諾権及びその他の無形資産は取得原価で計上しております。これらの無形資産を企業結合を通じて取得した場合は公正価値で計上しております。無形資産は使用可能となった時点から耐用年数にわたり定額法により償却しております。耐用年数は、法的存続期間または経済的耐用年数のうちいずれか短い年数を採用し、定期的に見直しを行っております。

主な無形資産の見積耐用年数は、以下のとおりです。

製品関連無形資産        5年~16年

マーケティング関連無形資産等  2年~5年

技術関連無形資産        3年~8年

 

有形固定資産及び無形資産の減損損失

有形固定資産及び利用可能な無形資産について減損の兆候がある場合、各会計期間末に減損の判定を実施しております。また、利用可能でない無形資産は、毎年、減損の判定を行っております。資産の回収可能価額(公正価値から売却費用を控除した額または使用価値のいずれか高い方)が帳簿価額を下回った場合は帳簿価額を回収可能価額まで引き下げております。減損損失は発生時の営業損失としております。使用価値は将来のキャッシュ・フローを見積り、適切な長期金利を使用し、時間的価値を考慮したうえで算定しております。減損損失が発生した場合、当該資産の耐用年数を見直し、必要に応じて耐用年数を短縮しております。

減損の戻入は、減損の額が減少し、その減少が減損後に発生した事象に客観的に関連付けることができる場合に連結損益計算書を通じて認識しております。

 

棚卸資産

棚卸資産は取得原価または正味実現可能価額のいずれか低い方で計上しております。製品及び仕掛品の取得原価は、原材料費、直接労務費、直接経費及び正常生産能力に基づく製造間接費を含んでおります。取得原価は総平均法で計算しております。正味実現可能価額は、見積売価から完成までの見積原価及び通常の営業過程における販売に要する見積費用を控除した額となります。

 

営業債権及びその他の債権

営業債権及びその他の債権は、当初の請求金額から貸倒引当金、値引及び一部の割戻等を控除した金額で計上しております。貸倒引当金は、当社グループが期日までに全額を回収できないという客観的証拠のある取引について計上しております。回収可能価額の見積りには、営業債権及びその他の債権の回収までに必要と見込まれる期間や実際の回収状況、過去の実績、経済情勢等の指標を用いております。

営業債権に対する貸倒引当金繰入額は、販売費に計上しております。値引・割戻等は、契約上の義務、過去の傾向や実績等を考慮したうえで、関連する売上収益が計上される会計期間に計上しております。

 

現金及び現金同等物

現金及び現金同等物には、現金、当座預金及びその他の預金等が含まれます。現金同等物は、現金化することが容易で、大幅な価値の変動が起こるリスクが低く、預入日から満期日が3か月以内の預金等が該当します。

 

引当金及び偶発負債・資産

引当金は、経済的資源の流出が生じる可能性が高く、法的または推定的債務があり、これに係る債務の金額を確実に見積ることができる場合に計上しております。事業再編引当金は、当社グループが事業再編に伴う詳細な計画を発表または開始した時点で計上しております。引当金は、最終的に生じると見込まれる債務の見積額を、貨幣の時間的価値に重要性がある場合には割り引いて計上しております。

偶発負債は、将来の事象によって債務の存在が確認されるか、または債務の金額を合理的に見積ることができない場合に注記で開示しております。偶発資産は、経済的資源の流入が生じる可能性が高くなった場合に注記で開示しております。

公正価値

公正価値とは、測定日において市場参加者間で秩序ある取引が行われた場合に、資産の売却によって受け取るであろう価格、または負債の移転のために支払うであろう価格です。公正価値は、活発な市場における相場価格が入手できない場合には、その市場価格を参考にする評価方法、またはオプション・プライシング・モデル、もしくは割引キャッシュ・フロー法等、確立された評価方法を用いることにより決定しております。

 

金融商品

金融商品を次のように分類しております。

 

売却可能金融資産:売却可能金融資産に指定されている、または以下のいずれにも分類されない、非デリバティブ金融資産です。これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。公正価値の変動は、減損、金利及び為替レートの変動を除き、その他の包括利益として認識しております。資産の認識を中止する場合には、それまでその他の包括利益として資本で認識されていた累積損益をその他の金融収入(支出)に組替えております。この分類には、有価証券及び長期金融資産の大部分が該当します。

 

公正価値で測定する金融商品-ヘッジ手段:為替リスクを管理するために活用されているデリバティブ金融商品です。これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。適格なキャッシュ・フロー・ヘッジに指定されたデリバティブを除き、公正価値の変動はその他の金融収入(支出)として計上しております。

 

公正価値で測定する金融商品-その他:当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定する金融商品として指定された非デリバティブ金融商品です。これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。公正価値の変動は純損益で認識されます。この分類には、売買目的として分類された金融資産が該当します。

 

貸付金及び債権:活発な市場における公表価格がなく、支払額を固定または確定し得る非デリバティブ金融商品です。これらは認識時点での公正価値で当初測定され、各会計期間末に、減損損失を控除したうえで、実効金利法を用いて償却原価で測定しております。この分類には、営業債権及びその他の債権、現金及び現金同等物並びに長期金融資産の一部が該当します。

 

その他の金融負債:非デリバティブ債務です。これらは認識時点での公正価値で当初測定され、各会計期間末に実効金利法を用いて償却原価で測定しております。この分類には、営業債務及びその他の債務並びに有利子負債が該当します。

 

金融商品の認識中止

金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が失効した場合、または金融資産の所有に伴うリスクと経済価値を実質的にすべて移転するような取引で当社グループが金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡した場合、金融資産の認識を中止しております。

金融負債は、契約上の義務が免責、取消、または失効となった場合に、認識を中止しております。

 

金融資産の減損損失

金融資産は各会計期間末に個別に減損テストを行っております。発行者の倒産、デフォルトまたは重要な財政状態の悪化が認められた場合には減損の客観的な証拠があるものとして、減損損失を認識しております。加えて、売却可能な資本性金融商品が、当初認識時の取得価額の25%を下回る時価となった場合、または6か月以上当初認識時の取得価額を継続して下回る場合にも、減損したものとみなします。

償却原価で測定している金融資産については、当初の実効利子率を用いて割引いた見積将来キャッシュ・フローを使用して計算された回収可能価額が帳簿価額を下回る場合、その差額を減損損失として計上しております。売却可能金融資産については、その他の包括利益として認識していた当初取得原価または過去の減損を控除した帳簿価額と公正価値との差額を、減損認識時に連結損益計算書に振り替えております。

公正価値の回復が減損を認識した後に発生した事象に客観的に関連付けることができる場合には、減損損失の戻入を行っております。売却可能な資本性金融商品に係る減損後の公正価値の回復はその他の包括利益に計上しております。償却原価で測定している負債性金融商品または売却可能な負債性金融商品の場合には、減損損失の戻入はその他の金融収入(支出)として計上しております。

 

ヘッジ会計

当社グループは為替リスクに対するヘッジを目的とし、先物為替予約及び通貨オプションを中心とするデリバティブ取引を行っております。ヘッジ会計の利用は特定の重要な取引に制限しております。ヘッジ会計の要件を満たすには、ヘッジ関係の文書化、高い発生可能性、ヘッジの有効性及び測定の信頼性等、いくつかの厳しい基準を満たす必要があります。経済的観点からヘッジ関係にあると考えられる取引であっても、これらの要件が満たされていない場合、当該ヘッジ関係はヘッジ会計として適格ではありません。この場合のヘッジ手段とヘッジ対象は、ヘッジ会計を適用していない独立の項目として認識されます。このようなヘッジ会計を適用していないデリバティブは公正価値で測定され、公正価値の変動はその他の金融収入(支出)で認識されます。

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ:キャッシュ・フローの変動可能性のうち、認識されている資産・負債に関連する特定のリスクまたは可能性の非常に高い予定取引に起因し、純損益に影響し得るものに対するヘッジです。ヘッジ手段は公正価値で測定されます。ヘッジとして有効な部分の公正価値の変動はその他の包括利益として認識され、非有効部分はその他の金融収入(支出)に計上しております。ヘッジ関係が、非金融資産・非金融負債の為替リスクをヘッジする確定約定または可能性が高い予定取引である場合、それらが認識される際に、それまでその他の包括利益で認識されていたヘッジ手段の公正価値の累積変動額を非金融資産・非金融負債の当初の帳簿価額に振り替えております。その他のすべてのキャッシュ・フロー・ヘッジについては、予定取引が純損益に影響を与えるのと同じ期に、それまでその他の包括利益で認識されていたヘッジ手段の公正価値の累積変動額をその他の金融収入(支出)に振り替えております。

 

公正価値ヘッジ:認識されている資産・負債もしくは未認識の確定約定、または特定されたそれらの一部分の公正価値の変動に対するエクスポージャーのうち、特定のリスクに起因し、純損益に影響し得るものに対するヘッジです。ヘッジ手段は公正価値で測定し、ヘッジ対象は帳簿価額にヘッジしたリスクに相当する公正価値の変動を調整したうえで計上しております。公正価値の変動はすべてその他の金融収入(支出)に計上しております。

 

法人所得税

法人所得税は、課税所得を基礎に課税される税金をすべて含んでおります。課税所得に連動しない税金である固定資産税及び資本課税等は、営業費用としております。子会社で発生する内部留保の配分である子会社配当金等に対する所得税の負担は、当該子会社が将来配当を実施する確実性が高まったときのみ計上しております。

繰延税金資産及び負債は、税務上の資産及び負債の帳簿価額と会計上の資産及び負債の帳簿価額との間に生じた一時差異について認識しております。繰延税金資産は、将来の課税所得に対して未使用の欠損金が利用できる範囲で認識しております。

繰延税金資産及び負債並びに未収及び未払法人所得税は、同一の税務当局に法人所得税を徴税され、法的に相殺する権利がある場合にのみ相殺しております。繰延税金資産及び負債は、当社グループが事業を行うそれぞれの国において現時点で適用されるべき税率に基づいております。

 

自己株式

当社グループは、自己株式を資本の控除項目としております。自己株式を取得または売却した場合には、資本の変動として認識しております。取締役及び一部の従業員に付与した新株予約権が行使された場合には、自己株式から割り当てを行っております。

 

 

(4)会計方針の変更

当社グループは、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一のものを適用しております。

なお、一部の基準書において軽微な変更がありましたが、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響はありません。

 

 

(5)未適用の新たな基準書

当社グループは2016年度以降に適用となる新たな基準書による影響を調査中ですが、2016年度において当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼすものはないと判断しております。

なお、連結財務諸表の承認日までに新設または改訂が行われた重要な基準書のうち、当社グループが早期適用していないものは以下のとおりです。

 

IFRS

 

 

強制適用時期

(以降開始年度)

 

 

当社グループ

適用時期

 

新設・改訂の概要

IFRS第15号

顧客との契約から生じる収益

 

2018年1月1日

 

未定

 

収益の認識に関する会計処理の改訂

 

 

 

 

 

 

 

 

IFRS第9号

金融商品

 

2018年1月1日

 

未定

 

金融商品の分類、測定及び認識、並びにヘッジ会計に関する改訂

 

 

 

 

 

 

 

 

IFRS第16号

リース

 

2019年1月1日

 

未定

 

リースの認識に関する会計処理の改訂

 

 

 

2.セグメント情報

 

当社グループは、単一の医薬品事業に従事し、複数の事業セグメントを有しておりません。当社グループの医薬品事業は、新規の医療用医薬品の研究、開発、製造、販売活動から成り立っております。これらの機能的な活動は事業として統合した運営管理を行っております。

 

 

売上収益

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

製商品売上高

 

 

ロイヤルティ及び

その他の営業収入

 

 

製商品売上高

 

 

ロイヤルティ及び

その他の営業収入

日本

386,241

 

3,770

 

362,574

 

10,300

海外

82,185

 

26,643

 

74,309

 

13,926

うちスイス

63,084

 

26,555

 

55,051

 

13,884

合計

468,427

 

30,413

 

436,883

 

24,226

 

 

主要顧客に関する情報

 

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

売上収益

(百万円)

 

割合

(%)

 

 

売上収益

(百万円)

 

割合

(%)

アルフレッサ株式会社

100,181

 

20.1

 

94,483

 

20.5

エフ・ホフマン・ラ・

ロシュ・リミテッド

89,639

 

18.0

 

68,784

 

14.9

株式会社メディセオ

78,489

 

15.7

 

72,767

 

15.8

株式会社スズケン

49,457

 

9.9

 

47,658

 

10.3

 

3.金融費用及びその他の金融収入(支出)

 

金融費用

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

支払利息

△7

 

△6

確定給付制度に係る純利息費用

8

 

63

その他

△68

 

△68

合計

△67

 

△11

 

 

その他の金融収入(支出)

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

受取配当金

208

 

287

資本性金融商品の売却による利益

2

 

資本性金融商品の売却による損失

 

資本性金融商品の評価減及び減損

△64

 

△0

資本性金融商品からの収益の純額

146

 

287

 

 

 

 

受取利息

148

 

205

負債性金融商品の売却による利益

 

負債性金融商品の売却による損失

 

受取利息及び負債性金融商品からの

収益の純額

148

 

205

 

 

 

 

為替差益(損)

△585

 

△672

デリバティブによる収益(損失)

849

 

495

為替関連差益(損)の純額

265

 

△177

 

 

 

 

合計

559

 

315

 

4.法人所得税

 

法人所得税

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

当期税金費用

△25,471

 

△29,244

繰延税金費用

548

 

5,158

合計

△24,923

 

△24,087

 

 

法定実効税率と実際負担率の調整

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

法定実効税率

35.4%

 

38.0%

 

 

 

 

益金不算入及び損金不算入項目

0.6%

 

1.1%

税率変更による繰延税金の再測定

1.6%

 

2.4%

研究開発費控除

△7.8%

 

△7.7%

その他

△1.2%

 

△2.2%

実際負担率

28.6%

 

31.6

 

 

その他の包括利益に関連する法人所得税

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

税効果前

 

税効果

 

税効果後

 

税効果前

 

税効果

 

税効果後

確定給付制度の再測定

△1,782

 

263

 

△1,519

 

△2,256

 

804

 

△1,452

売却可能金融資産

2,415

 

△571

 

1,844

 

1,632

 

△582

 

1,050

キャッシュ・フロー・

ヘッジ

△2,598

 

857

 

△1,741

 

△6,543

 

2,491

 

△4,052

在外子会社等の

為替換算差額

△3,461

 

 

△3,461

 

862

 

 

862

その他の包括利益

△5,425

 

548

 

△4,877

 

△6,305

 

2,713

 

△3,592

 

 

税金資産(負債)

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

法人所得税

 

 

 

未収

49

 

114

未払

△13,133

 

△16,619

未収(未払)法人所得税の純額

△13,084

 

△16,505

 

 

 

 

繰延税金

 

 

 

資産

26,025

 

25,673

負債

△10,028

 

△10,722

繰延税金資産(負債)の純額

15,997

 

14,950

 

 

未収(未払)法人所得税の純額の変動

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

1月1日

△16,505

 

△12,468

税金の支払額

29,141

 

25,222

当期税金費用

△25,471

 

△29,244

外貨換算の影響等

△248

 

△15

12月31日

△13,084

 

△16,505

 

 

繰延税金資産(負債)の純額の変動

(単位:百万円)

 

 

有形

固定資産

 

無形資産

 

引当金

 

従業員

給付

 

その他の

一時差異

 

合計

前連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年1月1日

△20,142

 

△709

 

324

 

2,862

 

24,698

 

7,033

当期利益への

計上額

1,334

 

△232

 

304

 

△52

 

3,804

 

5,158

その他の包括

利益への計上額

 

 

 

804

 

1,909

 

2,713

資本の部への

計上額

 

 

 

 

 

外貨換算の

影響等

 

 

 

 

46

 

46

2014年12月31日

△18,808

 

△940

 

628

 

3,613

 

30,457

 

14,950

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年1月1日

△18,808

 

△940

 

628

 

3,613

 

30,457

 

14,950

当期利益への

計上額

△496

 

△291

 

△370

 

262

 

1,444

 

548

その他の包括

利益への計上額

 

 

 

263

 

286

 

548

資本の部への

計上額

 

 

 

 

 

外貨換算の

影響等

9

 

△3

 

△5

 

△2

 

△48

 

△50

2015年12月31日

△19,295

 

△1,235

 

252

 

4,136

 

32,139

 

15,997

 

その他の一時差異の主なものは、税務上の前払費用額、税務上の貯蔵品額、税務上の繰延資産償却限度超過額です。

 

将来減算一時差異のうち1,586百万円(前連結会計年度1,530百万円)は繰延税金資産を計上しておりません。

税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産は、将来の回収可能性が確実であると判断した場合に認識しております。

 

繰延税金資産を計上していない繰越欠損金とその失効時期

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

1年未満

 

1年以上5年未満

 

5年以上

410

 

2,617

合計

410

 

2,617

 

 

繰越税額控除に係る繰延税金資産は、将来の回収可能性が確実であると判断した場合に認識しております。

 

繰延税金資産を計上していない繰越税額控除とその失効時期

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

1年未満

 

1年以上5年未満

 

5年以上

122

 

121

合計

122

 

121

 

 

当社グループは、100%出資の在外子会社における利益剰余金を将来にわたり再投資する方針であるため、これに係る繰延税金負債を認識しておりません。在外子会社の未処分利益に係る一時差異の総額は1,746百万円(前連結会計年度1,857百万円)です。

 

5.有形固定資産

 

有形固定資産の帳簿価額

(単位:百万円)

 

 

土地

 

建物

及び構築物

 

 

機械装置

及び備品

 

建設仮勘定

 

合計

2014年1月1日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取得原価

10,388

 

114,000

 

158,239

 

3,019

 

285,646

減価償却累計額及び

減損損失累計額

△275

 

△54,003

 

△90,924

 

 

△145,201

帳簿価額

10,114

 

59,998

 

67,315

 

3,019

 

140,445

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年1月1日

10,114

 

59,998

 

67,315

 

3,019

 

140,445

増加

 

338

 

391

 

15,689

 

16,418

除売却

△169

 

△756

 

△438

 

 

△1,362

振替

 

5,283

 

9,188

 

△14,471

 

減価償却費

 

△3,777

 

△9,911

 

 

△13,688

減損損失

△580

 

△813

 

△382

 

 

△1,775

その他

 

0

 

1

 

 

1

為替換算差額

 

47

 

135

 

26

 

207

2014年12月31日

9,365

 

60,320

 

66,298

 

4,262

 

140,245

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取得原価

9,973

 

117,796

 

160,610

 

4,262

 

292,642

減価償却累計額及び

減損損失累計額

△608

 

△57,476

 

△94,312

 

 

△152,396

帳簿価額

9,365

 

60,320

 

66,298

 

4,262

 

140,245

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年1月1日

9,365

 

60,320

 

66,298

 

4,262

 

140,245

増加

 

63

 

1,261

 

27,409

 

28,733

除売却

△253

 

△340

 

△556

 

△3

 

△1,153

振替

 

3,780

 

15,722

 

△19,503

 

減価償却費

 

△3,928

 

△10,036

 

 

△13,964

減損損失

 

△114

 

△88

 

 

△202

為替換算差額

 

△6

 

△107

 

△2

 

△115

2015年12月31日

9,112

 

59,775

 

72,494

 

12,164

 

153,545

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取得原価

9,141

 

115,036

 

171,457

 

12,164

 

307,798

減価償却累計額及び

減損損失累計額

△28

 

△55,261

 

△98,964

 

 

△154,253

帳簿価額

9,112

 

59,775

 

72,494

 

12,164

 

153,545

 

当連結会計年度及び前連結会計年度において、有形固定資産として資産化した借入コストはありません。

 

減損損失

前連結会計年度の主な減損損失は、浮間工場の遊休化した建物によるものです。

当該資産の回収可能額が帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を使用価値まで減額しております。

 

 

減損損失の費用区分

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

売上原価

139

 

1,116

販売費

 

研究開発費

63

 

4

一般管理費等

 

656

合計

202

 

1,775

 

 

ファイナンス・リース

有形固定資産に計上したファイナンス・リース資産の取得価額は741百万円(前連結会計年度191百万円)、帳簿価額は527百万円(前連結会計年度50百万円)です。

負債に計上したリース債務の帳簿価額は570百万円(前連結会計年度53百万円)です。ファイナンス・リース債務は注記14に記載しております。

 

オペレーティング・リース

主に設備や機械、車両、建物に係るオペレーティング・リースを契約しております。これらの契約が当社グループの意思決定に重要な制限を課すことはありません。

オペレーティング・リース費用は7,123百万円(前連結会計年度6,763百万円)です。

 

 

 解約不能なオペレーティング・リース

 に基づく将来の最低リース料

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

1年以内

4,732

 

4,400

1年超5年以内

6,755

 

6,541

5年超

350

 

598

合計

11,837

 

11,539

 

 

資本的支出コミットメント

有形固定資産の購入または建設に係る解約不能の資本的支出契約を29,918百万円(前連結会計年度6,272百万円)締結しております。

 

6.無形資産

 

無形資産の帳簿価額

(単位:百万円)

 

 

製品関連

無形資産

 

 

 

利用可能でない

製品関連

無形資産

 

 

 

マーケティング

関連無形資産等

 

 

 

技術関連

無形資産

 

 

 

合計

2014年1月1日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取得価額

14,055

 

5,174

 

225

 

75

 

19,529

償却累計額及び

減損損失累計額

△9,870

 

△89

 

△49

 

△7

 

△10,014

帳簿価額

4,185

 

5,085

 

175

 

68

 

9,514

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年1月1日

4,185

 

5,085

 

175

 

68

 

9,514

増加

38

 

2,576

 

492

 

28

 

3,134

除売却

 

 

 

 

振替

2,479

 

△2,479

 

 

 

償却費

△1,123

 

 

△58

 

△11

 

△1,192

減損損失

 

△171

 

 

 

△171

為替換算差額

 

0

 

 

 

0

2014年12月31日

5,580

 

5,012

 

609

 

85

 

11,286

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取得価額

16,577

 

5,271

 

717

 

103

 

22,668

償却累計額及び

減損損失累計額

△10,997

 

△259

 

△107

 

△17

 

△11,381

帳簿価額

5,580

 

5,012

 

609

 

85

 

11,286

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年1月1日

5,580

 

5,012

 

609

 

85

 

11,286

増加

616

 

4,466

 

744

 

 

5,826

除売却

 

 

 

 

振替

1,136

 

△1,136

 

 

 

償却費

△1,386

 

 

△200

 

△17

 

△1,603

減損損失

 

△1,852

 

 

 

△1,852

為替換算差額

20

 

△166

 

 

 

△146

2015年12月31日

5,966

 

6,324

 

1,153

 

68

 

13,511

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取得価額

18,027

 

8,435

 

1,460

 

103

 

28,026

償却累計額及び

減損損失累計額

△12,061

 

△2,112

 

△307

 

△35

 

△14,515

帳簿価額

5,966

 

6,324

 

1,153

 

68

 

13,511

 

 

重要な無形資産

主な製品関連無形資産及び利用可能でない製品関連無形資産は、関連当事者との製品に係る技術導入契約により取得したものです。

製品関連無形資産の残存耐用年数は1年~16年です。

 

減損損失

当連結会計年度の主な減損損失は、研究開発プロジェクトの中止等によるものです。

 

償却費及び減損損失の費用区分

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

 

償却費

 

減損損失

 

償却費

 

減損損失

売上原価

1,386

 

 

1,123

 

販売費

154

 

 

58

 

研究開発費

63

 

1,852

 

11

 

171

一般管理費等

 

 

 

合計

1,603

 

1,852

 

1,192

 

171

 

 

自己創設無形資産

当社グループの開発プロジェクトから生じる支出は、資産の認識基準を満たさないため、資産計上しておりません。

 

耐用年数を確定できない無形資産

耐用年数を確定できない無形資産はありません。

 

利用可能でない製品関連無形資産

利用可能でない製品関連無形資産は、主に製品に係る技術導入契約または個別の資産購入のいずれかにより取得した進行中の研究開発資産です。研究開発プロセスに内在する不確実性のため、研究開発中の資産は製品化に至らず減損損失が発生するリスクがあります。

 

無形資産の減損損失

減損損失は、資産の使用及び資産の最終的な処分から生み出される将来キャッシュ・フローの見積りの変更により生じます。競合相手の有無、技術的陳腐化または資産計上にあたって想定した製商品売上高からの低下といった要因により、資産の耐用年数の短縮または資産の減損を行います。

 

アライアンスによる潜在的コミットメント

当社グループは、アライアンスのパートナーと技術導入契約及び類似の契約を締結しております。これらの契約により、合意された目標や成果を達成した場合、特定のマイルストンまたは同様の支払を行います。

このような第三者への支払に関するコミットメントの現在の見積りは以下のとおりです。下記の金額は、割引前のものであり、また成功確率の調整は行わず、現在開発中であるすべてのプロジェクトが成功すると仮定した場合に生じる潜在的な支払をすべて含めております。また、支払時期は現時点における当社グループの最善の見積りに基づいております。

 

 

当連結会計年度末における

潜在的コミットメント

(単位:百万円)

 

 

第三者

 

関連当事者

 

合計

1年以内

2,527

 

917

 

3,444

1年超2年以内

3,664

 

3,684

 

7,348

2年超3年以内

719

 

1,509

 

2,228

合計

6,910

 

6,110

 

13,020

 

7.長期金融資産

 

長期金融資産

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

売却可能金融資産

13,715

 

10,755

その他

 

合計

13,715

 

10,755

 

長期金融資産は事業の政策目的のために保有しております。このうち、主な売却可能金融資産は資本性金融商品であり、取引関係の維持・強化のために保有している国内の上場企業への投資です。

 

 

 

8.その他の非流動資産

 

その他の非流動資産

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

長期前払費用

8,240

 

6,177

その他

4,591

 

4,552

合計

12,832

 

10,728

 

長期前払費用は、主に製造委託先における設備のバリデーション(性能が確保されていることを検証すること)費用であり、当社グループが関連当事者に支払ったものです。

 

 

 

9.棚卸資産

 

棚卸資産

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

原材料及び貯蔵品

59,146

 

34,668

仕掛品

32

 

145

半製品

34,336

 

33,023

商品及び製品

69,009

 

72,228

棚卸資産評価減

△1,388

 

△493

合計

161,135

 

139,571

 

売上原価に計上した棚卸資産の金額は225,144百万円(前連結会計年度204,275百万円)です。また、費用計上した棚卸資産損失は1,481百万円(前連結会計年度1,182百万円)です。

 

10.営業債権及びその他の債権

 

営業債権及びその他の債権

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

売掛金―第三者

120,926

 

124,697

売掛金―関連当事者

13,529

 

16,630

受取手形

22

 

17

その他―第三者

4,986

 

6,818

その他―関連当事者

19,210

 

11,616

貸倒引当金

△6

 

△5

合計

158,668

 

159,773

 

 

 

11.有価証券

 

有価証券

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

売却可能金融資産

 

 

 

短期金融資産及び預入期間が3か月超の定期預金

134,419

 

116,030

 合計

134,419

 

116,030

 

有価証券は資金運用目的で保有しております。主な短期金融資産は、譲渡性預金、金銭信託及びコマーシャル・ペーパーです。

 

 

 

12.現金及び現金同等物

 

現金及び現金同等物

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

現金

 

 

 

手許現金及び

当座その他の預金

97,902

 

105,435

現金同等物

 

 

 

預入期間が3か月以内の

定期預金

3,805

 

8,602

合計

101,707

 

114,037

 

13.その他の流動資産

 

その他の流動資産

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

デリバティブ金融資産

3,409

 

1,911

金融資産合計

3,409

 

1,911

 

 

 

 

前払費用

8,387

 

7,468

非金融資産合計

8,387

 

7,468

 

 

 

 

 合計

11,796

 

9,379

 

 

 

14.有利子負債

 

有利子負債

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

1月1日

214

 

233

有利子負債の増加

606

 

27

有利子負債の減少

△85

 

△46

12月31日

735

 

214

 

 

 

 

ファイナンス・リース債務

570

 

53

その他

165

 

161

合計

735

 

214

 

 

 

 

長期有利子負債

604

 

185

短期有利子負債

131

 

29

合計

735

 

214

 

15.引当金及び偶発負債

 

引当金

(単位:百万円)

 

 

環境対策

引当金

 

 

事業再編

引当金

 

 

その他の

引当金

 

 

合計

前連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

2014年1月1日

444

 

69

 

1,674

 

2,187

期中増加額

83

 

63

 

1,070

 

1,215

期中減少額(戻入)

△47

 

 

△55

 

△102

期中減少額(目的使用)

△28

 

△95

 

△89

 

△212

その他

 

5

 

3

 

8

2014年12月31日

453

 

42

 

2,602

 

3,097

 

 

 

 

 

 

 

 

長期引当金

235

 

7

 

1,868

 

2,110

短期引当金

218

 

35

 

734

 

987

2014年12月31日

453

 

42

 

2,602

 

3,097

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

2015年1月1日

453

 

42

 

2,602

 

3,097

期中増加額

458

 

 

107

 

565

期中減少額(戻入)

△1

 

△22

 

△163

 

△185

期中減少額(目的使用)

△488

 

△21

 

△808

 

△1,317

その他

 

1

 

△5

 

△5

2015年12月31日

421

 

 

1,733

 

2,154

 

 

 

 

 

 

 

 

長期引当金

345

 

 

1,629

 

1,974

短期引当金

77

 

 

104

 

180

2015年12月31日

421

 

 

1,733

 

2,154

 

 

当連結会計年度末における

予想される支払時期

(単位:百万円)

 

 

環境対策

引当金

 

 

事業再編

引当金

 

 

その他の

引当金

 

 

合計

1年以内

77

 

 

104

 

180

1年超2年以内

 

 

322

 

322

2年超3年以内

 

 

 

3年超

345

 

 

1,307

 

1,652

合計

421

 

 

1,733

 

2,154

 

環境対策引当金

環境対策引当金は、当社グループに関係する環境問題に対する引当金です。その性質から、支出の金額及びその時期を具体的に予測することは容易ではありません。重要な環境対策引当金のうち、貨幣の時間的価値に重要性がある場合には割引計算を行っております。

 

事業再編引当金

事業再編引当金は、当社グループの事業の範囲や事業の運営方法を大きく変更するようなプログラムが計画されることによって生じます。

事業再編によって必然的に生じる費用のうち、当社グループが行う継続的な活動に関連付けられない費用のみを引当金として計上しております。また、これらの支出の生じる時期はかなり確実であると判断しております。事業再編引当金は、貨幣の時間的価値に重要性がないため割引計算を行っておりません。

 

その他の引当金

その他の引当金の主なものは資産除去債務及び有形固定資産の解体撤去に係る引当金です。支出の時期はそれらの性質により不確実です。重要なその他の引当金のうち、貨幣の時間的価値に重要性がある場合には割引計算を行っております。

 

偶発負債

当社グループの事業及び業績は、環境保護に関連するものをはじめ、常に様々な程度で政治、法制度、財政や規制等の変化による影響を受け続けております。当社グループが参入している産業は、これらの影響以外にも様々な種類のリスクにさらされております。これらの変化やリスク事象の頻度及び性質は、予測することが困難であり、また保険ですべてをカバーできないため、将来の事業や業績に与える影響も同様に予測することは困難です。

当社グループは、潜在的な新製品の権利を得るため、また、当社グループ独自の潜在的な新製品の開発支援に他の企業の参画を得るため、様々な企業と戦略的アライアンスを締結しております。アライアンス契約の条項に従い、アライアンスパートナーが特定のマイルストンを達成することで、将来支払が生じる可能性があります。当社グループの潜在的コミットメントの最善の見積りは注記6に記載しております。

 

16.その他の非流動負債

 

その他の非流動負債

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

繰延収益

11,004

 

10,755

その他

1,104

 

1,044

合計

12,108

 

11,799

 

 

 

17.営業債務及びその他の債務

 

営業債務及びその他の債務

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

買掛金―第三者

7,194

 

7,267

買掛金―関連当事者

33,979

 

28,119

その他の未払税金

3,920

 

4,621

設備未払金

15,309

 

6,560

その他―第三者

3,770

 

3,429

その他―関連当事者

14,180

 

12,697

合計

78,353

 

62,694

 

 

 

18.その他の流動負債

 

その他の流動負債

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

繰延収益

1,095

 

701

未払賞与等

11,300

 

9,985

デリバティブ金融負債

6,180

 

199

未払費用等

22,685

 

23,135

合計

41,260

 

34,021

 

19.当社株主に帰属する資本

 

当社株主に帰属する資本

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の資本構成要素

 

 

 

資本金

 

 

資本

剰余金

 

 

利益

剰余金

 

 

公正価値

評価

 

 

ヘッジ

 

 

為替換算

差額

 

 

資本

合計

前連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年1月1日

72,967

 

59,268

 

432,713

 

3,704

 

4,163

 

△1,123

 

571,692

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当社株主に帰属する

当期利益

 

 

50,980

 

 

 

 

50,980

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

売却可能金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公正価値の純変動額

 

 

 

1,632

 

 

 

1,632

売却または減損による

連結損益計算書への

組替調整額

 

 

 

0

 

 

 

0

税効果額

 

 

 

△582

 

 

 

△582

キャッシュ・フロー・

ヘッジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公正価値の純変動額のうち有効部分

 

 

 

 

△803

 

 

△803

連結損益計算書への

組替調整額

 

 

 

 

△337

 

 

△337

ヘッジ対象の当初帳簿価額に振り替えられた金額に係る調整

 

 

 

 

△5,403

 

 

△5,403

税効果額

 

 

 

 

2,491

 

 

2,491

在外子会社等の換算差額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

為替相場の変動

 

 

 

 

 

862

 

862

非支配持分

 

 

 

 

 

△10

 

△10

確定給付制度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再測定

 

 

△2,256

 

 

 

 

△2,256

税効果額

 

 

804

 

 

 

 

804

非支配持分

 

 

1

 

 

 

 

1

小計

 

 

△1,451

 

1,050

 

△4,052

 

851

 

△3,601

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期包括利益合計

 

 

49,529

 

1,050

 

△4,052

 

851

 

47,379

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△24,521

 

 

 

 

△24,521

ストック・オプション

 

△73

 

 

 

 

 

△73

自己株式

 

1,623

 

 

 

 

 

1,623

2014年12月31日

72,967

 

60,817

 

457,720

 

4,755

 

111

 

△271

 

596,099

 

 

当社株主に帰属する資本

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の資本構成要素

 

 

 

資本金

 

 

資本

剰余金

 

 

利益

剰余金

 

 

公正価値

評価

 

 

ヘッジ

 

 

為替換算

差額

 

 

資本

合計

当連結会計年度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年1月1日

72,967

 

60,817

 

457,720

 

4,755

 

111

 

△271

 

596,099

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当社株主に帰属する

当期利益

 

 

61,125

 

 

 

 

61,125

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

売却可能金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公正価値の純変動額

 

 

 

2,353

 

 

 

2,353

売却または減損による

連結損益計算書への

組替調整額

 

 

 

62

 

 

 

62

税効果額

 

 

 

△571

 

 

 

△571

キャッシュ・フロー・

ヘッジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公正価値の純変動額のうち有効部分

 

 

 

 

△4,207

 

 

△4,207

連結損益計算書への

組替調整額

 

 

 

 

335

 

 

335

ヘッジ対象の当初帳簿価額に振り替えられた金額に係る調整

 

 

 

 

1,274

 

 

1,274

税効果額

 

 

 

 

857

 

 

857

在外子会社等の換算差額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

為替相場の変動

 

 

 

 

 

△3,461

 

△3,461

非支配持分

 

 

 

 

 

132

 

132

確定給付制度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再測定

 

 

△1,782

 

 

 

 

△1,782

税効果額

 

 

263

 

 

 

 

263

非支配持分

 

 

 

 

 

 

小計

 

 

△1,519

 

1,844

 

△1,741

 

△3,329

 

△4,745

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期包括利益合計

 

 

59,605

 

1,844

 

△1,741

 

△3,329

 

56,380

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△28,372

 

 

 

 

△28,372

ストック・オプション

 

△44

 

 

 

 

 

△44

自己株式

 

1,801

 

 

 

 

 

1,801

非支配持分の変動

 

△8

 

 

 

 

 

△8

2015年12月31日

72,967

 

62,567

 

488,954

 

6,599

 

△1,630

 

△3,600

 

625,857

 

 

資本金

(単位:株)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

授権株式

799,805,050

 

799,805,050

発行済株式総数

(無額面普通株式)

559,685,889

 

559,685,889

 

 

配当

決議内容

 

株式の種類

 

 

配当金の総額

(百万円)

 

 

 

1株当たり

配当額

(円)

 

基準日

 

効力発生日

2014年3月27日

定時株主総会

 

普通株式

 

12,529

 

23

 

2013年12月31日

 

2014年3月28日

2014年7月24日

取締役会

 

普通株式

 

11,992

 

22

 

2014年6月30日

 

2014年9月1日

2015年3月26日

定時株主総会

 

普通株式

 

14,181

 

26

 

2014年12月31日

 

2015年3月27日

2015年7月23日

取締役会

 

普通株式

 

14,190

 

26

 

2015年6月30日

 

2015年9月1日

2016年3月24日

定時株主総会

 

普通株式

 

17,473

 

32

 

2015年12月31日

 

2016年3月25日

 

 

自己株式

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

 

株式数(株)

 

株式数(株)

1月1日

14,258,437

 

14,944,320

株式の発行

 

ストック・オプションの行使

△621,900

 

△692,100

株式の買取・買増

5,206

 

6,217

12月31日

13,641,743

 

14,258,437

 

 

 

 

帳簿価額(百万円)

31,935

 

33,370

 

 

その他の資本構成要素

 

公正価値評価:売却可能金融資産について、売却、減損及びその他の処分が行われるまでに生じた公正価値の累積的な純変動額を表示しております。

 

ヘッジ:未認識のヘッジ対象に係るキャッシュ・フロー・ヘッジ手段から生じる公正価値の累積的な純変動額のうち、ヘッジが有効である部分を表示しております。

 

為替換算差額:日本円以外の機能通貨を用いる在外子会社を連結する際に生じる累積的な通貨換算差額を表示しております。

 

20.非支配持分に帰属する資本

 

非支配持分に帰属する資本

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

1月1日

1,657

 

1,512

 

 

 

 

非支配持分に帰属する当期利益

1,228

 

1,097

 

 

 

 

在外子会社等の為替換算差額

△132

 

10

確定給付制度の再測定

 

△1

小計

△132

 

10

 

 

 

 

当期包括利益合計

1,096

 

1,107

 

 

 

 

剰余金の配当

△1,064

 

△962

非支配持分の変動

△275

 

12月31日

1,414

 

1,657

 

非支配持分は中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシー及び台湾中外製薬股份有限公司の非支配株主に帰属するものです。なお、2015年5月に台湾中外製薬股份有限公司の株式を非支配株主から取得したため、当連結会計年度末における非支配持分は中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシーの非支配株主に帰属するもののみとなっております。

 

21.従業員給付

 

従業員給付に係る費用

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

賃金及び給料

68,227

 

64,928

社会保険料

8,292

 

7,949

確定拠出制度費用

1,020

 

912

確定給付制度に係る営業費用

3,806

 

3,316

株式報酬費用

387

 

342

その他の従業員給付

4,373

 

3,386

営業費用合計

86,106

 

80,834

 

 

 

 

確定給付制度に係る純利息費用

△ 8

 

△63

合計

86,097

 

80,771

 

その他の従業員給付の主なものは福利厚生費です。

 

22.退職後給付制度

 

退職後給付制度のうち、第三者である金融機関に固定額の拠出を行い、それ以上の拠出を行う法的または推定的債務を有しないものは確定拠出制度に分類しております。それ以外のすべての制度は、当社グループの潜在的な債務の金額が比較的小さい場合またはそのような債務が発生する可能性が相対的に低い場合であっても確定給付制度に分類しております。当社グループは、従業員に対して確定拠出型及び確定給付型の退職後給付制度を設けておりますが、その大部分は確定給付制度に該当します。

なお、当社は2009年3月開催の第98回定時株主総会の決議により取締役に対する退職慰労金制度を、2006年3月開催の第95回定時株主総会の決議により社外取締役及び監査役(社外監査役を含む)に対する退職慰労金制度をそれぞれ廃止しております。

 

確定拠出制度

確定拠出制度は、当社グループによる第三者への掛金の拠出からなり、その費用は1,020百万円(前連結会計年度912百万円)です。

 

確定給付制度

当社グループは、確定給付制度として企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けております。

企業年金基金制度では、従業員は退職までの雇用期間に付与された制度ポイントの累計に基づく金額について、退職時に一時金として給付を受けることができます。雇用期間が一定以上となる従業員は、この金額の一部または全部について有期または終身年金として給付を受けることを選択できます。退職一時金制度では、従業員は制度ポイントの累計に基づく金額について、退職時に一時金として給付を受けることができます。退職一時金制度に対しては、退職給付信託を設定しております。なお、従業員の退職等に際して、確定給付制度の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。

確定給付制度に関する基金及び信託は当社グループから独立していますが、当社グループからの拠出のみを財源としております。

これらの制度資産は、制度債務を踏まえた長期の運用を考慮し、複数の種類の金融商品に投資が行われております。また、積立状況は責任部門で管理し、報告日時点での評価を毎年実施しております。

 

確定給付制度債務は予測単位積増方式を用いて算定しています。計算の結果、潜在的な資産が生じる場合、制度からの返還または将来の制度への掛金の減額から得られる経済的便益の現在価値を限度として、資産を認識しております。

 

確定給付制度に係る費用

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

勤務費用

3,806

 

3,316

過去勤務費用

 

制度清算による損益

 

営業費用合計

3,806

 

3,316

 

 

 

 

確定給付制度に係る純利息費用

△8

 

△63

費用合計

3,797

 

3,253

 

 

制度資産の積立状況

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

制度資産の公正価値

76,543

 

74,897

確定給付債務

△78,901

 

△75,567

 積立超過(不足)

△2,358

 

△670

 

 

 

 

退職後給付資産

 

1,946

退職後給付負債

△2,358

 

△2,616

認識される制度資産

(負債)の純額

△2,358

 

△670

 

 

制度資産の公正価値

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

1月1日

74,897

 

71,029

利息収益

805

 

1,083

再測定

298

 

3,340

為替換算差額

△11

 

105

事業主による拠出

3,665

 

1,992

受給者への給付

△3,110

 

△2,652

12月31日

76,543

 

74,897

 

内訳

 

 

 

 資本性金融商品

11,421

 

16,437

 負債性金融商品

44,880

 

42,237

 現金及び現金同等物

9,886

 

9,517

 その他

10,356

 

6,706

  合計

76,543

 

74,897

 

制度資産で保有している資本性金融商品及び負債性金融商品は相場価格を入手できるものであり、公正価値ヒエラルキーのレベル1に該当する金融商品です。

 

 

制度債務の現在価値

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

1月1日

75,567

 

68,436

勤務費用

3,806

 

3,316

利息費用

796

 

1,021

再測定―人口統計上の仮定

1,206

 

683

再測定―財務上の仮定

144

 

4,865

再測定―実績修正

731

 

48

為替換算差額

△20

 

113

受給者への給付

△3,328

 

△2,914

12月31日

78,901

 

75,567

 

 

 

 

デュレーション(年)

15.2

 

15.1

 

 

年金数理計算上の仮定

年金数理計算上の仮定は、退職後給付の最終的な費用を決定するために用いられる客観的かつ相互に矛盾のない見積変数であり、年金数理人の助言に基づき責任部門により毎年見直されます。この仮定は、死亡率や退職率などの人口統計上の仮定と、金利などの財政上の仮定で構成されています。

 

人口統計上の仮定:人口統計上の仮定には、死亡率や退職率などがあります。死亡率は確定給付企業年金法施行規則に定める基準死亡率を使用しております。退職率は退職後給付制度における

過去の実績に基づいております。

 

財政上の仮定:財政上の仮定には割引率があります。主に優良社債の利回りを参照し、退職後給付の支給見込期間などを反映しております。

 

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

割引率(%)

1.07

 

1.08

インフレ率(%)

 

 

年金数理計算上の仮定の感応度

使用した数理計算上の仮定が変化した場合の制度債務への影響額は以下のとおりです。計算にあたり使用した仮定以外の変数は一定であるとしております。

 

 

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

割引率

 

0.25%ポイント増加

2,886百万円減少

0.25%ポイント減少

3,071百万円増加

インフレ率

 

0.25%ポイント増加

0.25%ポイント減少

平均余命

 

1年増加

1,310百万円増加

 

 

将来キャッシュ・フロー

最新の数理計算によると、当社グループは、確定給付制度に対して2016年度に2,175百万円の拠出が求められることが予想されております。

 

23.株式報酬

 

当社グループは取締役及び一部の従業員に対する持分決済型株式報酬制度を設けております。これらはIFRS第2号(株式に基づく報酬)に従って、権利付与日の公正価値で評価し、権利確定期間にわたり費用計上しております。

 

 

株式報酬に係る費用

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

売上原価

3

 

2

販売費

41

 

36

研究開発費

58

 

43

一般管理費等

285

 

260

 合計

387

 

342

 

 

 

 

持分決済型株式報酬

 

 

 

一般型ストック・オプション

273

 

225

株式報酬型ストック・オプション

115

 

117

 

 

株式報酬に係るキャッシュ・フロー

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

持分決済型株式報酬

 

 

 

一般型ストック・オプションの行使

1,391

 

1,226

株式報酬型ストック・オプションの

行使

 

0

 

一般型ストック・オプション

当社グループは、2003年から取締役及び一部の従業員に対する一般型ストック・オプションとして新株予約権を発行しております。付与対象者は、新株予約権1個当たり普通株式100株を特定の行使価格で購入する権利を有しております。この権利は譲渡できず、権利行使期間は権利付与後約10年間、権利行使の確定条件は付与日以降約2年間継続して勤務することです。

 

 

一般型ストック・オプションの未行使残高

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

新株予約権

(個)

 

加重平均

権利行使価格

(円)

 

新株予約権

(個)

 

加重平均

権利行使価格

(円)

期首未行使残高

19,201

 

221,330

 

23,025

 

204,917

権利付与

2,814

 

400,700

 

3,100

 

267,400

権利喪失

 

 

 

権利行使

△6,219

 

223,596

 

△6,511

 

188,325

権利失効

△98

 

164,900

 

△413

 

172,418

期末未行使残高

15,698

 

252,938

 

19,201

 

221,330

 

 

 

 

 

 

 

 

うち行使可能残高

9,784

 

205,858

 

12,851

 

202,966

 

 

未行使の一般型ストック・オプション(当連結会計年度末)

 

権利付与年

未行使残高

 

うち行使可能残高

新株予約権

(個)

 

加重平均

残存期間

(年)

 

 

加重平均

行使価格

(円)

 

 

 

新株予約権

(個)

 

加重平均

行使価格

(円)

2006

679

 

0.23

 

224,500

 

679

 

224,500

2007

1,534

 

1.23

 

303,900

 

1,534

 

303,900

2008-付与なし

 

 

 

 

2009

1,007

 

3.23

 

169,600

 

1,007

 

169,600

2010

1,162

 

4.31

 

188,100

 

1,162

 

188,100

2011

1,171

 

5.40

 

139,700

 

1,171

 

139,700

2012

2,214

 

6.31

 

152,800

 

2,214

 

152,800

2013

2,017

 

7.32

 

250,000

 

2,017

 

250,000

2014

3,100

 

8.31

 

267,400

 

 

2015

2,814

 

9.31

 

400,700

 

 

合計

15,698

 

6.20

 

252,938

 

9,784

 

205,858

 

株式報酬型ストック・オプション

当社グループは、取締役への退職慰労金制度を廃止し、これに代わり2009年から取締役に対する株式報酬型ストック・オプションとして新株予約権を発行しております。付与対象者は、新株予約権1個当たり普通株式100株を100円の行使価格で購入する権利を有しております。この権利は譲渡できず、権利行使期間は新株予約権付与後約30年間であり、取締役を退任後に行使することができます。

 

 

株式報酬型ストック・オプションの未行使残高

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

新株予約権

(個)

 

加重平均

権利行使価格

(円)

 

新株予約権

(個)

 

加重平均

権利行使価格

(円)

期首未行使残高

3,411

 

100

 

3,360

 

100

権利付与

313

 

100

 

461

 

100

権利喪失

 

 

 

権利行使

 

 

△410

 

100

権利失効

 

 

 

期末未行使残高

3,724

 

100

 

3,411

 

100

 

 

 

 

 

 

 

 

うち行使可能残高

 

 

 

 

 

未行使の株式報酬型ストック・オプション(当連結会計年度末)

 

権利付与年

未行使残高

 

うち行使可能残高

新株予約権(個)

 

加重平均

残存期間

(年)

 

 

加重平均

行使価格

(円)

 

 

 

新株予約権(個)

 

加重平均

行使価格

(円)

2009

519

 

23.31

 

100

 

 

2010

579

 

24.31

 

100

 

 

2011

672

 

25.40

 

100

 

 

2012

723

 

26.31

 

100

 

 

2013

457

 

27.32

 

100

 

 

2014

461

 

28.31

 

100

 

 

2015

313

 

29.31

 

100

 

 

合計

3,724

 

26.04

 

100

 

 

 

公正価値測定

当連結会計年度に発行した新株予約権の公正価値測定で用いた主な基礎数値等は以下のとおりです。なお、予想株価変動率は過去(権利行使期間と同様の期間)の株価実績に基づき算定しております。

 

 

一般型ストック・オプション

新株予約権付与数

2,814個

新株予約権1個につき付与される株式数

普通株式100株

権利付与日

2015年5月11日

権利確定期間

2015年5月11日~2017年4月23日

権利行使期間(*)

2015年5月11日~2025年4月22日

付与日における公正な評価単価

1,172円

使用した評価モデル

二項モデル

主な基礎数値

 

付与日の株価(普通株式100株当たり)

375,000円

権利行使価格(普通株式100株当たり)

400,700円

予想株価変動率

31.79%

予想配当利回り

1.28%

無リスク利子率

0.41%

(*)権利行使期間にかかわらず、発行決議日より約2年間は行使できません。

 

 

株式報酬型ストック・オプション

新株予約権付与数

313個

新株予約権1個につき付与される株式数

普通株式100株

権利付与日

2015年5月11日

権利確定期間

権利行使期間(*)

2015年5月11日~2045年4月22日

付与日における公正な評価単価

3,650円

使用した評価モデル

二項モデル

主な基礎数値

 

付与日の株価(普通株式100株当たり)

375,000円

権利行使価格(普通株式100株当たり)

100円

予想株価変動率

33.63%

予想配当利回り

1.28%

無リスク利子率

0.00%

(*)新株予約権の行使は、取締役の地位を喪失した日の翌日以降10日間に限定されます。

 

 

新株予約権の行使

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

権利行使

(個)

 

加重平均株価

(円)

 

権利行使

(個)

 

加重平均株価

(円)

一般型ストック・

オプション

6,219

 

3,990

 

6,511

 

2,951

株式報酬型ストック・

オプション

 

 

410

 

2,577

 

24.1株当たり利益

 

基本的1株当たり利益

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

当社株主に帰属する当期利益

(百万円)

61,125

 

50,980

 

 

 

 

加重平均普通株式数(株)

559,685,889

 

559,685,889

加重平均自己株式数(株)

△13,912,427

 

△14,630,702

基本的加重平均普通株式数(株)

545,773,462

 

545,055,187

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

112.00

 

93.53

 

 

希薄化後1株当たり利益

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

当社株主に帰属する当期利益

(百万円)

61,125

 

50,980

 

 

 

 

基本的加重平均普通株式数(株)

545,773,462

 

545,055,187

希薄化効果の影響調整:

 ストック・オプション(株)

1,028,628

 

892,848

希薄化効果後

加重平均普通株式数(株)

546,802,090

 

545,948,035

 

 

 

 

希薄化後1株当たり当期利益(円)

111.79

 

93.38

 

当連結会計年度末現在で、2,814個(前連結会計年度末5,941個)のストック・オプションが、希薄化効果を有さないとして、希薄化後加重平均普通株式数の算定から除外しております。

 

25.キャッシュ・フロー計算書

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、当社グループの主要な事業活動である医薬品の研究開発・製造・販売活動から生じます。営業活動による現金創出額は、営業利益に有形固定資産の減価償却費、無形資産の償却費や減損損失等の非資金損益項目の調整を行う間接法によって計算しております。営業キャッシュ・フローには、当社グループのすべての活動によって生じる法人所得税の支払を含んでおります。

 

 

営業活動による現金創出額

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

当期利益

62,353

 

52,077

金融費用

67

 

11

その他の金融収入(支出)

△559

 

△315

法人所得税

24,923

 

24,087

営業利益

86,784

 

75,859

 

 

 

 

有形固定資産の減価償却費

13,964

 

13,688

無形資産の償却費

1,603

 

1,192

有形固定資産の減損損失

202

 

1,775

無形資産の減損損失

1,852

 

171

確定給付制度に係る営業費用

3,806

 

3,316

持分決済型株式報酬に係る営業費用

387

 

342

引当金に係る費用(戻入)の純額

436

 

99

棚卸資産損失

1,481

 

1,182

その他の調整

△358

 

1,426

合計

110,159

 

99,050

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動によるキャッシュ・フローは主に有形固定資産及び無形資産への投資です。また、有価証券等への投資、投資から得られる受取利息及び受取配当金を含んでおります。

 

 

利息及び配当金の受取

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

受取利息

147

 

203

受取配当金

208

 

287

合計

355

 

490

 

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動によるキャッシュ・フローは主に配当の支払です。

 

重要な非資金取引

当連結会計年度及び前連結会計年度において、重要な非資金取引はありません。

 

26.リスクマネジメント

 

(1)財務リスク管理

事業及び財務活動に伴い、当社グループはさまざまな財務リスクにさらされております。財務リスクは、主に為替レート、金利、株価、取引相手の信用度及び支払能力の変化に起因するものです。

当社グループにおける財務リスク管理は、取締役会によって承認を受けた方針に基づいて行われております。当該方針は信用リスク、流動性リスク及び市場リスクに対応しており、リスクの上限、投資適格な金融商品やモニタリング手続きについての指針を提供しております。また、当該方針において、投機目的でデリバティブ金融商品を保有することを禁止しております。方針の遵守及び日々のリスク管理は関連する部門によって行われており、これらのリスクに関する定期的な報告は財務経理部門及び管理部門によって行われております。

 

①信用リスク

営業債権及びその他の債権は取引先の信用リスクにさられております。営業債権は主に売掛金です。営業債権は、カントリー・リスクの評価、与信限度額の設定、継続した信用調査及び取引先のモニタリングに重点を置いた管理を行っております。モニタリングとは、営業管理部門が経理規程に従い、主要な取引先ごとに営業債権の期日及び残高を管理し、延滞状況及び財務状況等の悪化による回収懸念を早期に把握し軽減を図ることであります。

営業債権の管理は、リスクを許容可能な水準に保ちながら資産の利用を最適化することによって、当社グループの成長及び収益性を維持することを目的としております。営業債権の回収を担保することが適切な場合には信用保険及び類似の信用補完手続きを実施しております。なお、当連結会計年度末及び前連結会計年度末において、担保として保有している重要な資産はありません。

当社グループが有する営業債権のうち第三者に対する売掛金は、主に日本の顧客に対するものです。当連結会計年度末における主要顧客に対する売掛金は、第三者に対する売掛金のうち、70%を占めております。

 

 

主要顧客に対する売掛金

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

アルフレッサ株式会社

29,866

 

29,876

株式会社メディセオ

24,065

 

28,875

株式会社スズケン

18,942

 

19,513

東邦薬品株式会社

11,876

 

11,280

合計

84,748

 

89,545

 

 

減損していない営業債権及びその他の債権の経過月数

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

期日経過前

158,472

 

159,698

1か月未満

187

 

49

1-3か月

7

 

12

4-6か月

1

 

4

7-12か月

 

1年超

 

9

 合計

158,668

 

159,773

 

また、デリバティブ取引の利用及び短期金融資産への投資にあたっては、カウンター・パーティー・リスクを軽減するために、信用力の高い金融機関と取引しております。

 

担保、その他の信用補完措置を考慮しない場合に、財務活動から生じる信用リスクの最大エクスポージャーは、当社グループが保有する金融資産の帳簿価額になります。

 

金融資産の減損損失

当連結会計年度の売却可能金融資産の減損は64百万円です。なお、前連結会計年度の売却可能金融資産の減損は僅少です。

 

②流動性リスク

流動性リスクは、支払義務が即時に利用可能な金融資産の金額を超過する場合に発生します。流動性リスクに対する当社グループのアプローチは、流動性の需要に即時に対応できるだけの十分な手許資金を維持することにあります。財務経理部門が各部門からの報告に基づき資金繰り計画を作成及び更新することにより、流動性リスクを管理しております。

当社は1社以上の格付機関によって高い信用格付を受けております。この結果、重要な資金調達を行う必要が生じた場合には、国際的な資本市場への効率的なアクセスが可能となっております。また、当社は複数の金融機関に対して未使用のコミットメントラインを有しており、その金額は合計で40,000百万円(前連結会計年度40,000百万円)です。

 

 

金融負債の契約上の満期日

(単位:百万円)

 

 

合計

 

0-3か月

 

4-6か月

 

7-12か月

 

1年超

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

78,353

 

72,223

 

6,129

 

1

 

その他の流動債務

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デリバティブ金融負債

6,180

 

6,180

 

 

 

合計

84,533

 

78,403

 

6,129

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

62,694

 

60,520

 

2,173

 

 

0

その他の流動債務

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デリバティブ金融負債

199

 

199

 

 

 

合計

62,893

 

60,720

 

2,173

 

 

0

 

③市場リスク

市場リスクは、当社グループが保有する金融資産及び金融負債の市場価格の変動から生じます。市場価格の変動は、主に為替レート及び金利の変動によるものであり、当社グループの純損益及び資本に影響を与えます。

 

為替リスク

外貨建ての営業債権及びその他の債権並びに営業債務及びその他の債務は、為替リスクにさらされております。為替リスク管理活動の目的は、当社グループが保有する現在及び将来の資産の経済的価値を維持し、当社グループの業績の変動を最小化することにあります。

当社グループは、外貨建債権債務に係る為替リスクに対するヘッジを目的とし、先物為替予約及び通貨オプションを中心とするデリバティブ取引を行っております。また、その一部はキャッシュ・フロー・ヘッジとして予定取引の段階でヘッジ指定しております。

外貨建債権債務の為替リスクをヘッジするために用いるデリバティブ取引は、当社グループ内で規定された管理体制に基づいて実施しており、取引残高・評価損益等の取引の状況を、月次で公正価値を用いて把握しております。なお、子会社はデリバティブ取引を行っておりません。

 

為替感応度分析

機能通貨である円が主要通貨に対して1%円高になった場合、当社の保有する外貨建金融商品が税引前当期利益に与える影響額は以下のとおりです。また、ヘッジ会計を適用したデリバティブ金融商品のうち、ヘッジ関係が有効な部分は影響額の計算から除外しております。なお、計算にあたり使用した通貨以外の通貨は変動しないものと仮定しております。

 

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

期中平均為替レート(円)

 

 

 

スイスフラン

125.74

 

115.69

ユーロ

134.36

 

140.49

USドル

121.03

 

105.84

 

 

 

 

税引前当期利益

(単位:百万円)

 

 

 

スイスフラン

△567

 

△39

ユーロ

10

 

15

USドル

△327

 

33

 

(注)上記でプラスの数値は、1%円高になった場合に、当社が保有する外貨建金融商品が税引前当期利益に与えるプラスの影響を示しております。なお、これらは当社のキャッシュ・フローや経営への影響を表したものではありません。

 

機能通貨である円が主要通貨に対して1%円高になった場合の、当社が保有する外貨建金融商品に与える影響額の内訳は以下のとおりです。

 

 

スイスフラン

 

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

 

エクス

ポージャー

(百万CHF)

 

エクス

ポージャー

(百万円)

 

変動額

(百万円)

 

エクス

ポージャー

(百万CHF)

 

エクス

ポージャー

(百万円)

 

変動額

(百万円)

営業債権及びその他の債権

217

 

26,462

 

△265

 

184

 

22,189

 

△222

営業債務及びその他の債務

△357

 

△43,535

 

435

 

△306

 

△36,947

 

369

長期金融資産

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物

54

 

6,622

 

△66

 

69

 

8,336

 

△83

デリバティブの契約価額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッジ関係が有効なヘッジ手段

464

 

56,580

 

△566

 

△100

 

△12,214

 

上記以外

87

 

10,601

 

△106

 

85

 

10,362

 

△104

合計

465

 

56,730

 

△567

 

△68

 

△8,274

 

△39

 

 

ユーロ

 

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

 

エクス

ポージャー

(百万EUR)

 

エクス

ポージャー

(百万円)

 

変動額

(百万円)

 

エクス

ポージャー

(百万EUR)

 

エクス

ポージャー

(百万円)

 

変動額

(百万円)

営業債権及びその他の債権

10

 

1,364

 

△14

 

4

 

645

 

△6

営業債務及びその他の債務

△18

 

△2,364

 

24

 

△15

 

△2,154

 

22

長期金融資産

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

 

 

 

 

デリバティブの契約価額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッジ関係が有効なヘッジ手段

 

 

 

 

 

上記以外

 

 

 

 

 

合計

△8

 

△1,000

 

10

 

△10

 

△1,509

 

15

 

 

USドル

 

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

 

エクス

ポージャー

(百万USD)

 

エクス

ポージャー

(百万円)

 

変動額

(百万円)

 

エクス

ポージャー

(百万USD)

 

エクス

ポージャー

(百万円)

 

変動額

(百万円)

営業債権及びその他の債権

20

 

2,379

 

△24

 

6

 

683

 

△7

営業債務及びその他の債務

△39

 

△4,645

 

46

 

△33

 

△3,953

 

40

長期金融資産

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

 

 

 

 

デリバティブの契約価額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッジ関係が有効なヘッジ手段

262

 

31,345

 

△313

 

110

 

13,231

 

上記以外

30

 

3,594

 

△36

 

 

 

合計

273

 

32,672

 

△327

 

83

 

9,961

 

33

 

 

金利リスク

当社グループが保有する有利子負債及び貸付金の残高は僅少であり、当社グループにおける金利リスクは軽微です。

 

 

(2)金融商品

金融商品の帳簿価額及び公正価値

当社グループが保有する金融商品として、長期金融資産、営業債権及びその他の債権、有価証券、現金及び現金同等物、その他の流動資産に含まれるデリバティブ金融資産、営業債務及びその他の債務、その他の流動負債に含まれるデリバティブ金融負債、有利子負債があります。これらの帳簿価額は公正価値と一致または近似しております。

 

公正価値で測定する金融商品

経常的な公正価値測定を行う際の評価技法へのインプットを3つのレベルに分類しております。

レベル1-活発な市場における同一資産及び負債の無修正の相場価格

レベル2-レベル1に含まれる相場価格以外で、直接または間接に観察可能なインプット

レベル3-観察不能なインプットを含む、評価技法を用いて測定された公正価値

 

 

公正価値ヒエラルキー

(単位:百万円)

 

 

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

有価証券

 

 

 

 

 

 

 

短期金融資産及び預入期間が

3か月超の定期預金

 

134,419

 

 

134,419

負債性金融商品

 

 

 

その他の流動資産

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融資産

 

3,409

 

 

3,409

長期金融資産

 

 

 

 

 

 

 

売却可能金融資産

12,262

 

 

1,453

 

13,715

金融資産合計

12,262

 

137,828

 

1,453

 

151,543

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の流動負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融負債

 

△6,180

 

 

△6,180

金融負債合計

 

△6,180

 

 

△6,180

 

 

 

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

前連結会計年度

(2014年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

有価証券

 

 

 

 

 

 

 

短期金融資産及び預入期間が

3か月超の定期預金

 

116,030

 

 

116,030

負債性金融商品

 

 

 

その他の流動資産

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融資産

 

1,911

 

 

1,911

長期金融資産

 

 

 

 

 

 

 

売却可能金融資産

9,318

 

 

1,438

 

10,755

金融資産合計

9,318

 

117,941

 

1,438

 

128,696

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の流動負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融負債

 

△199

 

 

△199

金融負債合計

 

△199

 

 

△199

 

 

レベル1の金融資産には、国債、社債、上場株式が含まれております。レベル2の金融資産には、主に譲渡性預金、金銭信託、コマーシャル・ペーパー、デリバティブが含まれております。

 

レベル2の公正価値測定は下記のように行っております。

・市場性のある有価証券及びデリバティブ金融商品は、観察可能な金利、イールド・カーブ、為替レートの市場のデータ、また測定日における類似の金融商品に含まれるボラティリティなどを指標とする評価モデルを使用しています。

・売却可能金融資産は、最新の公表された財務データを参照する評価手法を使用しています。

 

当社グループでは、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替が生じた場合、各会計期間末にこれを認識しております。なお、レベル1とレベル2の間において重要な振替はありません。

 

レベル3には非上場株式が含まれております。

レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表

 

前連結会計年度(自 2014年1月1日 至 2014年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値を測定する金融資産

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

合計

期首残高

461

 

 

461

利得または損失

826

 

 

826

購入

152

 

 

152

売却

△1

 

 

△1

振替

 

 

為替換算差額

1

 

 

1

期末残高

1,438

 

 

1,438

 

 

当連結会計年度(自 2015年1月1日 至 2015年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値を測定する金融資産

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

合計

期首残高

1,438

 

 

1,438

利得または損失

△87

 

 

△87

購入

104

 

 

104

売却

△1

 

 

△1

振替

 

 

為替換算差額

△0

 

 

△0

期末残高

1,453

 

 

1,453

 

 

(3)デリバティブ

 

デリバティブ金融資産

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度
(2015年12月31日)

 

前連結会計年度
(2014年12月31日)

先物為替予約

3,409

 

1,911

通貨オプション

 

合計

3,409

 

1,911

 

デリバティブ金融負債

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度
(2015年12月31日)

 

前連結会計年度
(2014年12月31日)

先物為替予約

△6,180

 

△199

通貨オプション

 

合計

△6,180

 

△199

 

 

ヘッジ会計

当社グループでは、キャッシュ・フロー・ヘッジのみがヘッジ会計を適用するための要件を満たしております。

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

当社グループは、海外の関連当事者と棚卸資産を外貨建てで取引しているため、為替リスクにさらされております。為替リスクを軽減するために、当社グループは先物為替予約及び通貨オプションによるヘッジを行っております。ヘッジ手段の公正価値は△2,425百万円(前連結会計年度172百万円)であり、非有効部分は認識しておりません。

適格なキャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段から予想される将来キャッシュ・フローの現在価値は以下のとおりです。

 

 

将来キャッシュ・フローの現在価値

(単位:百万円)

 

 

合計

 

0-6か月

 

7-12か月

 

1年超

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

キャッシュ・

イン・フロー

193,497

 

58,845

 

102,470

 

32,182

キャッシュ・

アウト・フロー

△195,922

 

△59,655

 

△103,722

 

△32,545

合計

△2,425

 

△810

 

△1,252

 

△362

 

 

 

合計

 

0-6か月

 

7-12か月

 

1年超

前連結会計年度

(2014年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

キャッシュ・

イン・フロー

25,483

 

10,298

 

15,185

 

キャッシュ・

アウト・フロー

△25,310

 

△10,215

 

△15,095

 

合計

172

 

82

 

90

 

 

 

(4)資本管理

当社グループの資本管理の対象は有利子負債と非支配持分を含む資本の合計である投下資本です。当社グループが資本管理を行う際の方針は以下のとおりです。

• 患者さんに便益及び投資家にリターンを継続的に提供するため、継続企業としての当社グループの能力を維持する

• 投資家が引き受けるリスクの水準に応じて適切なリターンを提供する

• 将来、患者さんへの便益や投資家へのリターンをもたらすであろう領域に、当社グループが投資することを可能とするために必要な資金を利用可能とする

• リスク及び予測できない事象の悪影響を緩和するために十分な資金を維持する

投下資本は当社グループの内部経営報告の一環として定期的に最高財務責任者へ報告されます。

なお、当社グループは資本規制の対象にはなっておりません。

 

 

投下資本

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

当社の株主持分

625,857

 

596,099

非支配持分

1,414

 

1,657

資本合計

627,271

 

597,756

有利子負債合計

735

 

214

合計

628,006

 

597,970

 

27.関連当事者

 

(1)支配株主

研究基盤を強化した日本のトップ製薬企業となるべく、当社はロシュと戦略的アライアンスの契約を締結しております。この契約に基づき、当社は2002年10月、ロシュの日本における医薬品事業の子会社であった日本ロシュと合併し、合併後は中外製薬としてロシュグループの一員となりました。

当社はロシュと以下を合意しております。

 

アライアンス基本契約(Basic Alliance Agreement)

当社とロシュは、2001年12月にアライアンスに関する基本契約を締結し、戦略的アライアンスに基づく事業活動を開始いたしました。本基本契約では、以下の各項目を含む、当社のガバナンス及び業務運営に関する合意事項を定めております。

・アライアンスのストラクチャー

・ロシュの株主権

・ロシュによる当社取締役推薦権

・ロシュによる当社普通株式売買の制限事項

当社は、新株予約権付社債及びストック・オプションの行使並びにその他の目的により、普通株式を追加で発行することがあります。この場合、ロシュが保有する当社株式の割合が変動することになりますが、当基本契約では、その割合が50.1%を下回らないとするロシュの権利を保障しております。

 

ライセンス契約

2001年12月に調印した日本包括的権利契約(Japan Umbrella Rights Agreement)により、当社は、ロシュの日本市場における唯一の医薬品事業会社となり、ロシュが有する開発候補品の日本における開発・販売について第一選択権を保有しております。

また、2002年5月に調印した(日本、韓国を除く)世界包括的権利契約(Rest of the World Umbrella Rights Agreement)を修正し、2014年8月に(日本、韓国、台湾を除く)改訂世界包括的権利契約(Amended and Restated Rest of the World Umbrella Rights Agreement)を締結しました。これにより、ロシュは当社が有する開発候補品の海外(韓国、台湾を除く)における開発・販売について第一選択権を保有しております。

これらの包括契約に加え、当社とロシュは個別の製品ごとに契約を締結しております。この契約条項及び個別の事情に基づき、第三者間取引価格の原則に沿って、以下の項目の支払が行われることがあります。

・第一選択権行使による製品導入時の契約一時金

・開発目標達成によるマイルストン

・売上に対するロイヤルティ

これらの個別契約は、第三者間取引価格の原則に基づき生産・供給についても包含する場合があります。

 

研究協力契約

当社とロシュは、バイオ医薬品探索及び低分子合成医薬品研究における研究協力契約を締結しております。

 

配当

当社のロシュに対する配当は17,432百万円(前連結会計年度15,085百万円)です。

 

(2)関連当事者との重要な取引及び債権債務

 

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド

に対する取引高

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

製商品売上高

63,084

 

55,051

原材料仕入高

131,025

 

122,189

 

 

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド

に対する債権・債務

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度末

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度末

(2014年12月31日)

営業債権及びその他の債権

32,489

 

28,201

営業債務及びその他の債務

△43,560

 

△37,447

 

 

(3)経営幹部

当社は最高意思決定機関である取締役会が経営機能を有しております。

当社では取締役の任期を、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までと規定しております。また、監査役の任期を、選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までと規定しております。

 

 

役員報酬

(単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

(自2015年1月1日

至2015年12月31日)

 

 

 

前連結会計年度

(自2014年1月1日

至2014年12月31日)

取締役

 

 

 

定例報酬

355

 

349

賞与

238

 

220

一般型ストック・オプション

117

 

104

株式報酬型ストック・オプション

115

 

117

合計

825

 

790

 

 

 

 

監査役

 

 

 

定例報酬

85

 

85

合計

85

 

85

 

 

28.子会社

 

名称

 

所在国

 

持分(%)

 

 

 

 

当連結会計年度

(2015年12月31日)

 

 

前連結会計年度

(2014年12月31日)

連結子会社

 

 

 

 

 

 

株式会社 中外医科学研究所

 

日本

 

100

 

100

株式会社 中外臨床研究センター

 

日本

 

100

 

100

株式会社 シービーエス

 

日本

 

100

 

100

株式会社 メディカルカルチュア

 

日本

 

100

 

100

中外物流 株式会社

 

日本

 

100

 

100

中外製薬工業 株式会社

 

日本

 

100

 

100

株式会社 未来創薬研究所

 

日本

 

100

 

100

中外ファーマ・ユー・エス・

エー・インコーポレーテッド

 

アメリカ

合衆国

 

100

 

100

中外ファーマ・ヨーロッパ・

リミテッド

 

イギリス

 

100

 

100

中外ファーマ・ユー・ケー・

リミテッド

 

イギリス

 

100

 

100

中外ファーマ・

デベロップメント・リミテッド

 

イギリス

 

100

 

100

中外ファーマ・フランス・

エスエーエス

 

フランス

 

100

 

100

中外サノフィ-アベンティス・

エスエヌシー

 

フランス

 

55

 

55

台湾中外製薬股份有限公司

 

中華民国

 

100

 

70

仲外製薬諮詢(上海)有限公司

 

中華人民

共和国

 

100

 

100

日健中外科技(北京)有限公司

 

中華人民

共和国

 

100

 

100

日健中外製薬有限公司

 

中華人民

共和国

 

100

 

100

中外ファーマボディ・リサーチ・

ピーティーイー・リミテッド

 

シンガポール共和国

 

100

 

100

 

29.後発事象

 

当社は2016年3月7日、下記のとおり事業用地購入の不動産売買契約を締結いたしました。

 

(1)取得の目的

新中期経営計画「IBI 18」の重点テーマを達成し、その後さらにグローバルで飛躍的に成長するには、革新的な医薬品の連続的な創出が必須であり、研究・生産体制の更なる充実、臨床開発へのシームレスな移行、そして迅速なproof of concept*が求められます。それには、画期的な新薬候補を自社で創出するための優秀な人財と最先端の研究開発機能の設備を擁する将来を見据えた中核的拠点が必要と判断し、中外製薬の画期的なビジネスモデルが円滑に機能して成し遂げられたこれまでの成功をより確実なものとし、かつその価値の最大化に結び付けていくため、この度の事業用地の購入に至りました。

* 研究段階で構想した薬効がヒトでも有効性を持つことを実証すること

 

(2)取得資産の内容

取得資産:神奈川県横浜市戸塚区の土地

購入金額:417億円(予定)

 

(3)相手先の概要

名称:株式会社 日立製作所

※当該会社は生産設備等の取引先ですが、当社および子会社との間には、記載すべき資本・人的関係はありません。また、当該会社は、当社および子会社の関連当事者には該当いたしません。

 

(4)取得の日程

取締役会決議日:2015年12月15日

契 約 締 結 日:2016年3月7日

物 件 引 渡 日:2018年12月(予定)

 

 

(2)【その他】

 

当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

売上収益(百万円)

117,083

240,178

367,772

498,839

税引前四半期(当期)利益

(百万円)

21,174

43,852

67,390

87,276

当社の株主に帰属する四半期(当期)利益(百万円)

14,582

30,137

47,647

61,125

基本的1株当たり四半期(当期)利益(円)

26.73

55.24

87.31

112.00

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

基本的1株当たり四半期利益

(円)

26.73

28.51

32.07

24.69