第5【経理の状況】

1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成している。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成している。

 また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成している。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自平成27年1月1日 至平成27年12月31日)の連結財務諸表及び事業年度(自平成27年1月1日 至平成27年12月31日)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けている。

 

3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っている。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構の開催するセミナーへの参加等を通じ、適時の情報収集に努めている。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

66,840

64,054

受取手形及び売掛金

※4,※5 156,880

※4,※5 136,602

商品及び製品

57,913

48,660

仕掛品

14,750

14,692

原材料及び貯蔵品

50,937

42,573

繰延税金資産

4,244

3,050

その他

※5 30,384

※5 24,324

貸倒引当金

1,509

880

流動資産合計

380,439

333,076

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

85,948

81,529

機械装置及び運搬具(純額)

119,924

112,940

工具、器具及び備品(純額)

7,392

7,313

土地

※8 254,116

※8 251,851

建設仮勘定

※9 46,277

※9 47,655

有形固定資産合計

※2,※3 513,656

※2,※3 501,288

無形固定資産

 

 

その他

13,680

12,514

無形固定資産合計

13,680

12,514

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1,※3 76,113

※1,※3 76,568

退職給付に係る資産

20

19

繰延税金資産

15,563

8,903

その他

※1 12,024

※1 23,761

貸倒引当金

412

14,816

投資その他の資産合計

103,308

94,435

固定資産合計

630,644

608,237

資産合計

1,011,083

941,314

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

※3,※4 127,206

※3,※4 103,927

短期借入金

71,519

69,000

1年内返済予定の長期借入金

※3 70,486

※3 49,386

コマーシャル・ペーパー

5,000

12,000

1年内償還予定の社債

10,000

10,000

未払金

68,319

62,063

修繕引当金

61

62

賞与引当金

2,135

1,904

事業構造改善引当金

769

83

新潟水俣病関連引当金

137

126

その他

25,148

21,732

流動負債合計

380,781

330,283

固定負債

 

 

社債

35,000

35,000

長期借入金

※3 191,119

※3 193,449

繰延税金負債

3,453

3,871

再評価に係る繰延税金負債

※8 39,841

※8 35,893

修繕引当金

633

1,377

事業構造改善引当金

475

退職給付に係る負債

22,115

15,185

その他

17,637

16,006

固定負債合計

309,798

301,256

負債合計

690,579

631,539

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

140,564

140,564

資本剰余金

62,221

62,221

利益剰余金

57,467

55,822

自己株式

10,153

10,157

株主資本合計

250,099

248,449

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

6,783

3,927

繰延ヘッジ損益

1,262

326

土地再評価差額金

※8 27,908

※8 31,307

為替換算調整勘定

19,018

18,611

退職給付に係る調整累計額

4,899

4,835

その他の包括利益累計額合計

50,072

48,683

少数株主持分

20,333

12,642

純資産合計

320,504

309,774

負債純資産合計

1,011,083

941,314

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

売上高

876,580

780,958

売上原価

※1 767,849

※1 659,010

売上総利益

108,731

121,948

販売費及び一般管理費

※1,※2 87,816

※1,※2 88,276

営業利益

20,915

33,672

営業外収益

 

 

受取利息

224

250

受取配当金

3,492

1,673

持分法による投資利益

1,212

1,917

固定資産賃貸料

1,628

1,613

補助金収入

373

1,266

為替差益

4,431

雑収入

1,241

1,343

営業外収益合計

12,601

8,061

営業外費用

 

 

支払利息

4,546

4,077

操業休止費用

2,947

1,710

雑支出

3,921

3,720

営業外費用合計

11,414

9,508

経常利益

22,102

32,225

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

2,986

8,056

その他

504

335

特別利益合計

3,490

8,391

特別損失

 

 

固定資産除売却損

※3 4,208

※3 4,080

減損損失

※4 3,747

※4 10,678

貸倒引当金繰入額

※5 13,404

その他

7,672

6,215

特別損失合計

15,628

34,377

税金等調整前当期純利益

9,964

6,239

法人税、住民税及び事業税

3,865

3,437

法人税等調整額

2,959

10,484

法人税等合計

6,824

13,922

少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主損益調整前当期純損失(△)

3,140

7,683

少数株主損失(△)

360

8,652

当期純利益

3,500

969

 

【連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主損益調整前当期純損失(△)

3,140

7,683

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

867

3,212

繰延ヘッジ損益

1,016

1,421

土地再評価差額金

3,779

為替換算調整勘定

12,797

2,325

退職給付に係る調整額

9

持分法適用会社に対する持分相当額

138

119

その他の包括利益合計

※1 14,817

※1 3,051

包括利益

17,957

10,734

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

17,620

1,618

少数株主に係る包括利益

336

9,117

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

140,564

62,221

58,414

149

261,050

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

140,564

62,221

58,414

149

261,050

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

4,490

 

4,490

当期純利益

 

 

3,500

 

3,500

自己株式の取得

 

 

 

10,005

10,005

自己株式の処分

 

0

 

0

0

連結子会社の増加に伴う増加

 

 

475

 

475

連結子会社の増加に伴う減少

 

 

443

 

443

連結子会社の減少に伴う減少

 

 

 

 

持分法適用会社の増加に伴う増加

 

 

 

 

土地再評価差額金の取崩

 

 

14

 

14

その他

 

 

4

 

4

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

0

947

10,004

10,951

当期末残高

140,564

62,221

57,467

10,153

250,099

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

5,850

105

27,923

6,284

40,161

44,599

345,811

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

5,850

105

27,923

6,284

40,161

44,599

345,811

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

4,490

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

3,500

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

10,005

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

0

連結子会社の増加に伴う増加

 

 

 

 

 

 

 

475

連結子会社の増加に伴う減少

 

 

 

 

 

 

 

443

連結子会社の減少に伴う減少

 

 

 

 

 

 

 

持分法適用会社の増加に伴う増加

 

 

 

 

 

 

 

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

 

 

14

その他

 

 

 

 

 

 

 

4

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

934

1,158

14

12,733

4,899

9,911

24,266

14,355

当期変動額合計

934

1,158

14

12,733

4,899

9,911

24,266

25,306

当期末残高

6,783

1,262

27,908

19,018

4,899

50,072

20,333

320,504

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

140,564

62,221

57,467

10,153

250,099

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

29

 

29

会計方針の変更を反映した当期首残高

140,564

62,221

57,496

10,153

250,128

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

4,285

 

4,285

当期純利益

 

 

969

 

969

自己株式の取得

 

 

 

5

5

自己株式の処分

 

0

 

0

0

連結子会社の増加に伴う増加

 

 

1,084

 

1,084

連結子会社の増加に伴う減少

 

 

304

 

304

連結子会社の減少に伴う減少

 

 

225

 

225

持分法適用会社の増加に伴う増加

 

 

637

 

637

土地再評価差額金の取崩

 

 

355

 

355

その他

 

 

93

 

93

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

0

1,675

4

1,679

当期末残高

140,564

62,221

55,822

10,157

248,449

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

6,783

1,262

27,908

19,018

4,899

50,072

20,333

320,504

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

2,668

2,668

 

2,697

会計方針の変更を反映した当期首残高

6,783

1,262

27,908

19,018

2,231

52,740

20,333

323,201

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

4,285

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

969

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

5

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

0

連結子会社の増加に伴う増加

 

 

 

 

 

 

 

1,084

連結子会社の増加に伴う減少

 

 

 

 

 

 

 

304

連結子会社の減少に伴う減少

 

 

 

 

 

 

 

225

持分法適用会社の増加に伴う増加

 

 

 

 

 

 

 

637

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

 

 

355

その他

 

 

 

 

 

 

 

93

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

2,856

1,588

3,398

407

2,604

4,057

7,691

11,748

当期変動額合計

2,856

1,588

3,398

407

2,604

4,057

7,691

13,427

当期末残高

3,927

326

31,307

18,611

4,835

48,683

12,642

309,774

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

9,964

6,239

減価償却費

40,673

42,137

減損損失

3,747

10,678

のれん償却額

1,696

1,436

貸倒引当金の増減額(△は減少)

949

14,115

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

1,987

6,903

受取利息及び受取配当金

3,715

1,922

支払利息

4,546

4,077

持分法による投資損益(△は益)

1,212

1,917

投資有価証券売却及び評価損益(△は益)

1,047

6,243

固定資産除却損

4,168

3,454

固定資産売却損益(△は益)

28

415

売上債権の増減額(△は増加)

6,829

21,687

たな卸資産の増減額(△は増加)

1,453

18,119

仕入債務の増減額(△は減少)

3,087

24,313

その他

120

15,380

小計

68,897

65,678

利息及び配当金の受取額

4,250

4,193

利息の支払額

4,293

4,115

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

2,859

3,337

営業活動によるキャッシュ・フロー

65,996

62,418

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

44,278

40,645

有形固定資産の売却による収入

901

697

投資有価証券の取得による支出

8,147

23,446

投資有価証券の売却による収入

10,365

23,725

子会社株式の取得による支出

862

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

5,533

短期貸付金の純増減額(△は増加)

2

386

長期貸付けによる支出

2,810

長期貸付金の回収による収入

234

520

その他

766

715

投資活動によるキャッシュ・フロー

47,225

43,923

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

 至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

11,907

1,287

コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少)

13,000

7,000

長期借入れによる収入

71,455

50,240

長期借入金の返済による支出

43,370

71,006

社債の発行による収入

15,000

10,000

社債の償還による支出

10,000

優先出資証券の買入消却による支出

24,000

少数株主からの払込みによる収入

129

自己株式の純増減額(△は増加)

10,004

4

配当金の支払額

4,477

4,272

少数株主への配当金の支払額

1,291

435

その他

3,431

3,567

財務活動によるキャッシュ・フロー

25,024

23,202

現金及び現金同等物に係る換算差額

3,597

1,334

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

2,656

6,041

現金及び現金同等物の期首残高

68,175

66,515

新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額

996

3,002

連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額

7

合併に伴う現金及び現金同等物の増加額

161

現金及び現金同等物の期末残高

※1 66,515

※1 63,630

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

連結子会社の数  48

 (主要な連結子会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載している。)

 前連結会計年度まで非連結子会社であった上海昭和高分子有限公司、上海昭和電子化学材料有限公司、ショウワ・スペシャルティガス・シンガポール・プライベイト・リミテッド及びショウティック・マレーシアSDN.BHD.を、重要性の観点から、当連結会計年度より連結の範囲に含めた。

 当連結会計年度中に、昭炭商事㈱を、事業形態変更等により、総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等とも重要性が低下したため、連結の範囲から除外した。

 なお、非連結子会社(信州昭和㈱等49社)の総資産額、売上高、当期純損益(持分相当額)及び利益剰余金(持分相当額)等の各合計額は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため連結の範囲から除外した。

2 持分法の適用に関する事項

 非連結子会社49社のうち、ハイパック㈱1社について、また関連会社53社のうち、日本ポリエチレン㈱等12社に対する投資について、持分法を適用した。

 前連結会計年度まで持分法非適用の関連会社であったPT.インドネシア・ケミカル・アルミナを、重要性の観点から持分法適用の範囲に含めた。

 なお、持分法適用外の非連結子会社(信州昭和㈱等48社)及び関連会社(㈱ジー・イーテクノス等41社)の当期純損益(持分相当額)及び利益剰余金(持分相当額)等の各合計額は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため持分法を適用せず、原価法により評価している。

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

 PT.ショウワ・エステリンド・インドネシア等2社の決算日は9月30日であり、連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を行っている。

4 会計処理基準に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

満期保有目的の債券

 償却原価法

その他有価証券

時価のあるもの

 決算期末日の市場価格等に基づく時価法

 (評価差額は主として全部純資産直入法により処理し、売却原価は主として移動平均法により算定)

時価のないもの

主として移動平均法による原価法

② デリバティブ取引

 時価法

③ たな卸資産

主として総平均法による原価法

(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

(2)重要な減価償却資産の減価償却方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

 定額法

② 無形固定資産(リース資産を除く)

 定額法

 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間に基づき5年の定額法によっている。

③ リース資産

 所有権移転外ファイナンス・リース取引については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(リース契約上に残価保証の取り決めがある場合は、当該残価保証額)とする定額法を採用している。

  なお、リース取引開始日が平成20年12月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を採用している。

 

(3)重要な繰延資産の処理方法

 社債発行費等及び開発費については、支出時に全額を費用として処理している。

(4)重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上している。

② 修繕引当金

 製造設備の定期修繕に要する支出に備えるため、その支出見込額に基づき、当連結会計年度末までに負担すべき金額を計上している。

③ 賞与引当金

 従業員に支給する賞与に充てるため、支給見込額に基づき、当連結会計年度に負担すべき金額を計上している。

④ 事業構造改善引当金

 当社及び一部の連結子会社の構造改善に伴い発生する費用及び損失に備えるため、その発生の見込額を計上している。

⑤ 新潟水俣病関連引当金

 「水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法」に定める一時金の支出等に備えるため、その支出見込額を計上している。

(5)退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっている。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

 数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として12年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理している。

 過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として12年)による定額法により費用処理している。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

 一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用している。

(6)重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

 繰延ヘッジ処理を採用している。但し、振当処理の要件を満たす為替予約等については振当処理を、特例処理の要件を満たす金利スワップについては特例処理を採用している。なお、一部の連結子会社についてはヘッジ会計を適用していない。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段

 

ヘッジ対象

為替予約

 

外貨建債権債務取引

通貨オプション

通貨スワップ

 

 

外貨建債権債務取引

外貨建資金調達取引

金利スワップ

 

資金調達に伴う金利取引

商品先渡取引

 

アルミニウム地金の売買取引

③ ヘッジ方針

 デリバティブ取引を実需の範囲内かつリスクのヘッジ目的で行うことを基本方針としており、投機目的のためにはデリバティブ取引を利用しない方針である。

④ ヘッジ有効性評価の方法

 為替予約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、金利スワップ取引及び商品先渡取引は、ヘッジ手段とヘッジ対象となる資産・負債又は予定取引の重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後においても継続して相場変動が完全に相殺されるものであると想定することができるためヘッジの有効性の評価は省略している。また、特例処理の要件を満たす金利スワップ取引についても有効性の評価を省略している。

 

(7)のれん及び負ののれんの償却方法及び償却期間

 のれんは、計上後20年以内でその効果の発現する期間にわたり均等償却している。

 なお、平成22年4月1日前に行われた企業結合等により発生した負ののれんについても、計上後20年以内でその効果の発現する期間にわたり均等償却している。

(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっている。

(9)その他連結財務諸表作成のための重要な事項

① 消費税等の会計処理の方法

 税抜方式によっている。

② 連結納税制度の適用

 当社及び一部の国内子会社は、連結納税制度を適用している。

 

(会計方針の変更)

(退職給付に関する会計基準等の適用)

「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更、割引率の決定方法を従業員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく単一の割引率から退職給付の支払見込期間ごとに設定された複数の割引率へ変更している。

退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、当連結会計年度の期首において、退職給付見込額の期間帰属方法の変更に係る影響は、利益剰余金に加減している。また、割引率の決定方法の変更に係る影響は、その他の包括利益累計額に加減している。

この結果、当連結会計年度の期首の退職給付に係る負債が4,249百万円減少し、利益剰余金が29百万円増加、その他の包括利益累計額が2,668百万円増加している。なお、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益への影響は軽微である。また、1株当たり情報に与える影響は軽微である。

 

(表示方法の変更)

(連結貸借対照表関係)

1  前連結会計年度において独立掲記していた無形固定資産の「のれん」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示している。

   この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結貸借対照表において無形固定資産の「のれん」に表示していた1,980百万円は、「その他」として組み替えている。

 

(連結損益計算書関係)

1  前連結会計年度において営業外収益の「雑収入」に含めていた「補助金収入」は、営業外収益の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記している。

   この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結損益計算書において営業外収益の「雑収入」に表示していた1,615百万円は、「補助金収入」373百万円及び「雑収入」1,241百万円として組み替えている。

2  前連結会計年度において独立掲記していた特別損失の「投資有価証券評価損」は、特別損失の総額の100分の10以下となったため、当連結会計年度においては「その他」に組み替えている。

   この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結損益計算書において特別損失の「投資有価証券評価損」に表示していた4,032百万円は、「その他」として組み替えている。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

1  前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「貸倒引当金の増減額」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記している。

   この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた829百万円は、「貸倒引当金の増減額」949百万円及び「その他」△120百万円として組み替えている。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社及び関連会社項目

   非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりである。

   (固定資産)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

投資有価証券

29,977百万円

31,102百万円

投資その他の資産(その他)

 

 

 出資金

2,291

1,759

 

※2 有形固定資産から直接控除した減価償却累計額は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

有形固定資産減価償却累計額

824,173百万円

836,065百万円

 

※3 担保に供している資産及び担保付債務は、次のとおりである。(括弧内の金額は内数であり、工場財団分を示す)

   (担保資産)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

建物及び構築物

13,175百万円

(13,175)百万円

13,254百万円

(13,254)百万円

機械装置及び運搬具

20,945

(20,945)

20,924

(20,924)

工具、器具及び備品

877

(877)

801

(801)

土地

115,911

(115,911)

115,911

(115,911)

投資有価証券 *1

3,031

(―)

3,790

(―)

153,938

(150,908)

154,681

(150,890)

 

   (担保付債務)

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

支払手形及び買掛金

161百万円

(―)百万円

137百万円

(―)百万円

長期借入金 *2

50

(50)

4

(4)

211

(50)

141

(4)

    *1 関係会社の金融機関からの借入金4,409百万円(前連結会計年度は3,064百万円)に対する担保提供資産である。

    *2 1年以内返済予定額を含む。

 

※4 決算期末日満期手形の会計処理は次のとおりである。

   連結会計年度末日は、銀行休業日であったが、満期日に決済が行われたものとして処理している。

   なお、連結会計年度末日満期手形は次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

受取手形

 656百万円

 684百万円

支払手形

 518

1,066

 

※5 手形債権の流動化

   前連結会計年度(平成26年12月31日)

    当社及び一部の連結子会社は、手形債権の流動化を行った。このため、受取手形は13,341百万円減少し、資金化していない部分3,904百万円は流動資産の「その他」に計上している。

 

   当連結会計年度(平成27年12月31日)

    当社及び一部の連結子会社は、手形債権の流動化を行った。このため、受取手形は10,424百万円減少し、資金化していない部分3,138百万円は流動資産の「その他」に計上している。

 

 6 偶発債務

   関係会社等の銀行借入金等に対する保証債務

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

PT.インドネシア・ケミカル・アルミナ

5,137百万円

PT.インドネシア・ケミカル・アルミナ

4,409百万円

ショウティック・マレーシア

SDN.BHD.

1,842

その他

1,141

その他

1,230

 

 

8,210

5,550

 

  7 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため一部の取引金融機関とコミットメントライン契約を締結している。これらの契約に基づく借入金未実行残高は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

コミットメントラインの総額

30,000百万円

30,000百万円

借入実行残高

 ―

 ―

差引額

30,000

30,000

 

※8 土地の再評価

    「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当社及び一部の連結子会社は事業用の土地の再評価を行い、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に、これを控除した残額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上している。

   再評価の方法

    「土地の再評価に関する法律施行令」(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第4号に定める地価税評価額に合理的な調整を行って算定する方法及び第5号に定める鑑定評価額による方法により算出

再評価を行った年月日

平成12年12月31日

 

平成13年3月30日

 

平成14年3月31日

 

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

再評価を行った土地の連結会計年度末における時価と再評価後の帳簿価額との差額

(時価が帳簿価額を下回る金額)

73,940百万円

73,411百万円

 

※9 権利変換に伴い、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

建設仮勘定

  422百万円

  422百万円

 

(連結損益計算書関係)

※1 研究開発費の総額

   一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

  至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

  至 平成27年12月31日)

20,362百万円

20,289百万円

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主なものは次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

  至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

  至 平成27年12月31日)

輸送費

19,530百万円

19,865百万円

給料手当

19,979

20,124

   一般管理費に含まれる研究開発費は前連結会計年度20,340百万円、当連結会計年度20,270百万円であり、上記各要素他に含まれている。

 

※3 固定資産除売却損の内訳

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

固定資産除却損

4,168百万円

3,454百万円

内訳 機械装置及び運搬具

3,671

2,765

建物及び構築物

  436

  636

その他

   61

   53

固定資産売却損

   40

  626

内訳 土地

   13

  590

その他

   27

   36

4,208

4,080

 

※4 減損損失

   前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

   減損損失を認識した主要な資産の内訳は、以下のとおりである。

場所

用途

種類

金額(百万円)

福島県会津若松市

フッ化カルボニル製造設備

建物及び構築物

82

機械装置及び運搬具

415

工具、器具及び備品

5

無形固定資産(その他)

6

508

福島県いわき市

遊休資産

建物及び構築物

52

機械装置及び運搬具

49

工具、器具及び備品

1

土地

355

457

中国

無形固定資産(のれん)

851

851

インドネシア

酢酸エチル製造設備

建物及び構築物

1,318

機械装置及び運搬具

236

工具、器具及び備品

73

土地

134

無形固定資産(のれん)

29

1,789

    当社グループは、原則として事業部を基準としてグルーピングを行っている。なお、一部の連結子会社については、規模等を鑑み、会社単位を基準としてグルーピングを行っている。また、遊休資産については、個別資産ごとにグルーピングしている。

    当社及び一部の連結子会社において、生産の停止を決定したフッ化カルボニル製造設備及び酢酸エチル製造設備、時価の下落した遊休資産、並びに、市場の動向などから将来の収益計画を見直した四川昭鋼炭素有限公司に係るのれん未償却残高全額について減損処理を行い、減損損失3,747百万円を特別損失に計上した。その内訳は、建物及び構築物1,473百万円、機械装置及び運搬具703百万円、工具、器具及び備品80百万円、土地537百万円、建設仮勘定69百万円、無形固定資産(のれん)880百万円、無形固定資産(その他)6百万円である。

    なお、回収可能性の算定にあたっては、正味売却価額を使用し、遊休不動産については相続税評価額に基づいて合理的に算定した価額、その他の資産については処分見込価額から処分見込費用を控除した金額を使用している。

   当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

   減損損失を認識した主要な資産の内訳は、以下のとおりである。

場所

用途

種類

金額(百万円)

中国

黒鉛電極製造設備

建物及び構築物

2,373

機械装置及び運搬具

3,772

工具、器具及び備品

12

無形固定資産(その他)

4

投資その他の資産(その他)

18

6,179

マレーシア

アルミニウム鋳造品製造設備

建物及び構築物

738

機械装置及び運搬具

1,244

工具、器具及び備品

28

2,009

埼玉県秩父市

レアアース合金製造設備

建物及び構築物

348

機械装置及び運搬具

273

工具、器具及び備品

51

土地

287

建設仮勘定

9

無形固定資産(その他)

28

997

中国

レアアース合金製造設備

建物及び構築物

135

機械装置及び運搬具

797

工具、器具及び備品

5

無形固定資産(その他)

1

投資その他の資産(その他)

20

958

    当社グループは、原則として事業部を基準としてグルーピングを行っている。なお、一部の連結子会社については、規模等を鑑み、会社単位を基準としてグルーピングを行っている。また、遊休資産については、個別資産ごとにグルーピングを行っている。

    当社及び一部の連結子会社において、経営環境の著しい悪化、遊休化等により回収可能価額が帳簿価額を下回る資産について減損処理を行い、減損損失10,678百万円を特別損失に計上している。その内訳は、建物及び構築物3,654百万円、機械装置及び運搬具6,105百万円、工具、器具及び備品97百万円、土地313百万円、建設仮勘定60百万円、無形固定資産(その他)33百万円、投資その他の資産(その他)417百万円である。

 なお、回収可能価額の算定にあたっては、正味売却価額を使用しており、正味売却価額は、売却見込額から売却費用見込額を控除して算出している

 

※5 貸倒引当金繰入額

 連結子会社昭光通商㈱及びその子会社昭光通商(上海)有限公司が、中国の鉄鋼関連メーカーグループ等に対する債権に対して貸倒引当金を計上したものである。

 

(連結包括利益計算書関係)

※1  その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

当期発生額

△855百万円

972百万円

組替調整額

1,723

△6,249

税効果調整前

868

△5,278

税効果額

△1

2,066

その他有価証券評価差額金

867

△3,212

繰延ヘッジ損益:

 

 

当期発生額

1,797

△1,732

組替調整額

104

78

資産の取得原価調整額

△314

△606

税効果調整前

1,587

△2,260

税効果額

△572

839

繰延ヘッジ損益

1,016

△1,421

土地差評価差額金:

 

 

 税効果額

3,779

為替換算調整勘定:

 

 

当期発生額

12,797

△2,325

組替調整額

税効果調整前

12,797

△2,325

税効果額

為替換算調整勘定

12,797

△2,325

退職給付に係る調整額:

 

 

当期発生額

△182

組替調整額

554

税効果調整前

372

税効果額

△363

退職給付に係る調整額

9

持分法適用会社に対する持分相当額:

 

 

当期発生額

196

119

組替調整額

△59

持分法適用会社に対する持分相当額

138

119

その他の包括利益合計

14,817

△3,051

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

 前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 1  発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首株式数(株)

当連結会計年度増加株式数(株)

当連結会計年度減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

1,497,112,926

1,497,112,926

合計

1,497,112,926

1,497,112,926

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)1、2

539,728

68,293,084

1,554

68,831,258

合計

539,728

68,293,084

1,554

68,831,258

     (注)1 普通株式の自己株式の株式数の増加68,293,084株は、取締役会決議による自己株式の取得増加68,261,000株、単元未満株式の買取請求に伴う取得増加32,084株による。

       2 普通株式の自己株式の株式数の減少1,554株は、単元未満株式の買増請求に伴う売却による。

 

 2  新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

   該当事項なし。

 

 3  配当に関する事項

   (1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

平成26年3月27日

定時株主総会

普通株式

4,490

3

平成25年12月31日

平成26年3月28日

 

   (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

平成27年3月27日

定時株主総会

普通株式

4,285

 利益剰余金

3

平成26年12月31日

平成27年3月30日

 

 当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 1  発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首株式数(株)

当連結会計年度増加株式数(株)

当連結会計年度減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

1,497,112,926

1,497,112,926

合計

1,497,112,926

1,497,112,926

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)1、2

68,831,258

30,089

2,774

68,858,573

合計

68,831,258

30,089

2,774

68,858,573

     (注)1 普通株式の自己株式の株式数の増加30,089株は、単元未満株式の買取請求に伴う取得による。

       2 普通株式の自己株式の株式数の減少2,774株は、単元未満株式の買増請求に伴う売却による。

 

 2  新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

   該当事項なし。

 

 3  配当に関する事項

   (1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

平成27年3月27日

定時株主総会

普通株式

4,285

3

平成26年12月31日

平成27年3月30日

 

   (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

平成28年3月30日

定時株主総会

普通株式

4,285

 利益剰余金

3

平成27年12月31日

平成28年3月31日

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

現金及び預金勘定

66,840百万円

64,054百万円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

 △325

 △424

現金及び現金同等物

66,515

63,630

 

(リース取引関係)

1  ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

(ア)有形固定資産

 主として、ハードディスク製造設備、汽力発電設備(機械装置及び運搬具)である。

(イ)無形固定資産

 ソフトウエアである。

② リース資産の減価償却の方法

 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計処理基準に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却方法」に記載のとおりである。

 

2  オペレーティング・リース取引(借主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

1年内

452

332

1年超

1,820

1,560

合計

2,272

1,893

 

3  オペレーティング・リース取引(貸主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

1年内

94

83

1年超

790

707

合計

885

790

 

(金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社グループは、必要な長期資金については主に設備投資計画等に基づき銀行借入、社債の発行等によって調達すると共に、短期的な運転資金を銀行借入及びコマーシャル・ペーパーの発行等により調達している。一時的な余資については、利回りが確定しており、かつ元本割れの可能性が極めて少ない金融商品に限定して運用することとしている。デリバティブ取引は後述するリスクを回避するために利用しており、投機目的の取引は行わないこととしている。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されている。また、輸出取引等により発生する外貨建ての債権は、為替レートの変動リスクに晒されているが、為替リスクの管理について定めた社内規程に基づき、為替予約取引及び通貨オプション取引を利用することでヘッジしている。有価証券及び投資有価証券は主に取引先企業等との関係の維持・強化のために保有する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されている。
 営業債務である支払手形及び買掛金並びに未払金は、1年以内の支払期日である。また、原料等の輸入に伴う外貨建ての債務は、為替レートの変動リスクに晒されているが、為替リスクの管理について定めた社内規程に基づき為替予約取引を利用することでヘッジしている。短期借入金及びコマーシャル・ペーパーについては、主に短期的な運転資金の調達を目的としたものであり、長期借入金及び社債については、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものである。長期借入金の一部は変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されているが、大部分は金利スワップ取引を利用することによりリスクをヘッジしている。
 デリバティブ取引は、外貨建債権債務及び外貨建資金調達取引に係る為替相場の変動リスクのヘッジを目的とした為替予約取引、通貨オプション取引及び通貨スワップ取引、金利変動リスクのヘッジを目的とした金利スワップ取引、商品の売買契約に対する市況変動リスクのヘッジを目的としたアルミ地金の先渡取引である。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計処理基準に関する事項 (6)重要なヘッジ会計の方法」に記載のとおりである。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 当社では、営業債権管理を債権管理について定めた社内規程に従い、法務部門と各事業部門における営業担当部署が連携して、取引先の財務状況、販売取引高及び債権残高を定期的にチェックして取引方針の見直しを実施することで、財務状況の悪化等による取引先の信用リスクを早期把握し軽減を図っている。連結子会社においても、各社の規程に基づき、取引先の財務状況及び信用状況の管理とリスク対策を行っている。
 満期保有目的の債券は、格付けの高い債券のみを対象としている。
 デリバティブ取引の利用にあたっては、契約不履行に係る信用リスクを軽減するために、信用度の高い金融機関及び商社とのみ取引を行っている。
 当連結会計年度の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の貸借対照表価額により表されている。

②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

 当社及び一部の連結子会社は、外貨建ての営業債権債務及び借入金について、通貨別決済月別に把握された為替の変動リスクに対して、その一部については為替予約取引、通貨オプション取引及び通貨スワップ取引を利用してヘッジしている。また、当社及び一部の連結子会社は借入金に係る支払金利の変動リスクをヘッジするために、金利スワップ取引を利用している。
 有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況を把握し、また満期保有目的の債券以外のものについては、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直している。
 デリバティブ取引については、取引に係る権限及び手続を定めた社内管理規程を設けており、規程に基づく決裁者の承認により取引が行われる。通貨関連取引については、事業部門及び財務部門が取引の実行・管理を行い、定期的に担当役員に報告している。金利関連取引については、財務部門が取引の実行・管理を行い、定期的に担当役員に報告している。商品関連取引については、事業部門が取引の実行・管理を行い、定期的に担当役員に報告している。連結子会社についても、各社のデリバティブ取引の管理基準等に基づき、取引の実行及び管理を行っている。

③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

 当社は、各事業部門の入出金予定に基づき財務部門が適時に資金繰計画を作成・更新すると共に、手許流動性の維持及び取引金融機関とのコミットメントライン契約の締結等により流動性リスクを管理している。連結子会社についても、当社と同様の管理を行っている。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれている。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがある。また、注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではない。

 

2  金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりである。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めていない((注)2参照)。

 

前連結会計年度(平成26年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価

(百万円)

差額

(百万円)

(1)現金及び預金

(2)受取手形及び売掛金

(3)投資有価証券

66,840

156,880

43,020

66,840

156,880

43,020

資産計

266,740

266,740

(1)支払手形及び買掛金

(2)短期借入金

(3)1年内返済予定の長期借入金

(4)コマーシャル・ペーパー

(5)1年内償還予定の社債

(6)未払金

(7)社債

(8)長期借入金

127,206

71,519

70,486

5,000

10,000

68,319

35,000

191,119

127,206

71,519

70,684

5,000

10,068

68,319

35,413

191,767

198

68

413

649

負債計

578,649

579,977

1,328

デリバティブ取引(※)

949

949

(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で債務となる場合は、( )で示している。

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価

(百万円)

差額

(百万円)

(1)現金及び預金

(2)受取手形及び売掛金

(3)投資有価証券

64,054

136,602

43,439

64,054

136,602

43,439

資産計

244,095

244,095

(1)支払手形及び買掛金

(2)短期借入金

(3)1年内返済予定の長期借入金

(4)コマーシャル・ペーパー

(5)1年内償還予定の社債

(6)未払金

(7)社債

(8)長期借入金

103,927

69,000

49,386

12,000

10,000

62,063

35,000

193,449

103,927

69,000

49,504

12,000

10,042

62,063

35,316

193,464

117

42

316

15

負債計

534,825

535,315

490

デリバティブ取引(※)

(542)

(542)

(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で債務となる場合は、( )で示している。

 

(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

資産
(1)現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金
  これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。(3)投資有価証券

 これらの時価については、取引所の価格等によっている。保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」を参照。

 

負債
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金、(4)コマーシャル・ペーパー、並びに(6)未払金
  これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
(3)1年内返済予定の長期借入金、及び(8)長期借入金

 これらの時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっている。変動金利による長期借入金の一部については金利スワップの特例処理の対象とされ(注記事項「デリバティブ取引関係」参照)、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっている。

(5)1年内償還予定の社債、及び(7)社債

 これらの時価については、市場価格によっている。

 

デリバティブ取引
  注記事項「デリバティブ取引関係」を参照。

 

  2  時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表額

                             (単位:百万円)

区分

平成26年12月31日

平成27年12月31日

非上場株式

33,093

33,129

 これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券」には含めていない。
 

3  金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(平成26年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

受取手形及び売掛金

66,840

156,676

205

合計

223,515

205

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

受取手形及び売掛金

64,054

136,180

422

合計

200,234

422

 

 

4  社債、長期借入金及びその他有利子負債の連結決算日後の返済予定額

  前連結会計年度(平成26年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

社債

10,000

10,000

10,000

15,000

長期借入金

70,486

47,141

43,304

55,605

19,968

25,100

合計

80,486

57,141

53,304

55,605

19,968

40,100

 

  当連結会計年度(平成27年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

社債

10,000

10,000

25,000

長期借入金

49,386

43,068

51,228

48,454

16,599

34,100

合計

59,386

53,068

51,228

48,454

16,599

59,100

           その他有利子負債については、連結附属明細表「借入金等明細表」を参照。

 

 

(有価証券関係)

1 売買目的有価証券

 該当事項なし。

 

2 満期保有目的の債券

 該当事項なし。

 

3 その他有価証券

 前連結会計年度(平成26年12月31日)

区分

連結貸借対照表計上額  (百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

株式

38,391

25,230

13,161

小計

38,391

25,230

13,161

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

株式

4,629

5,248

△619

小計

4,629

5,248

△619

合計

43,020

30,479

12,541

 

 当連結会計年度(平成27年12月31日)

区分

連結貸借対照表計上額  (百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

株式

22,817

14,569

8,247

小計

22,817

14,569

8,247

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

株式

20,622

21,755

△1,133

小計

20,622

21,755

△1,133

合計

43,439

36,324

7,115

 

4 連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券

 該当事項なし。

 

5 連結会計年度中に売却したその他有価証券

 前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 売却額(百万円)

売却益の合計(百万円)

売却損の合計(百万円)

 株式

6,425

2,284

△1

合計

6,425

2,284

△1

 

 当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 売却額(百万円)

売却益の合計(百万円)

売却損の合計(百万円)

 株式

23,725

8,053

△1

合計

23,725

8,053

△1

 

6 減損処理を行った有価証券

 前連結会計年度において、その他有価証券について、4,019百万円の減損処理を行っている。

 当連結会計年度において、その他有価証券について、1,812百万円の減損処理を行っている。

 なお、時価が著しく下落したと判断する基準については、連結会計年度末における時価が取得価格に比べ30%以上下落している場合としている。また、下落率が50%以上の銘柄は減損処理を行い、下落率が30%以上50%未満の銘柄は個々の銘柄の回復可能性を判定して減損処理を行うこととしている。

 

(デリバティブ取引関係)

1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

 (1)通貨関連

前連結会計年度(平成26年12月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

市場取引以外の取引

為替予約取引

 

 

 

 

売建
 米ドル

7,027

△618

△618

 ユーロ

20

△0

△0

合計

7,047

△619

△619

(注) 時価の算定方法

為替予約取引については、先物為替相場によっている。

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

市場取引以外の取引

為替予約取引

 

 

 

 

売建
 米ドル

678

△14

△14

 ユーロ

31

1

1

合計

709

△13

△13

(注) 時価の算定方法

為替予約取引については、先物為替相場によっている。

 

 (2)金利関連

前連結会計年度(平成26年12月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

市場取引以外の取引

金利スワップ取引

 

 

 

 

受取変動・支払固定

6,217

3,278

△120

△120

(注) 時価の算定方法

金利スワップ契約を締結している取引銀行から提示された価格によっている。

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

市場取引以外の取引

金利スワップ取引

 

 

 

 

受取変動・支払固定

5,291

2,142

△44

△44

(注) 時価の算定方法

金利スワップ契約を締結している取引銀行から提示された価格によっている。

 

2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

 (1)通貨関連

前連結会計年度(平成26年12月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

為替予約取引

 

 

 

 

買建

 米ドル

 

買掛金

7,256

196

628

 ユーロ

 

39

0

売建

 米ドル

 

売掛金

21,517

△642

 ユーロ

 

735

△13

合計

 

△27

為替予約等の振当処理

為替予約取引

 

 

 

 

買建

 米ドル

 

買掛金

3,585

 ユーロ

 

14

売建

 米ドル

 

売掛金

15,660

 ユーロ

 

1,923

通貨スワップ取引

 

 

 

 

 支払米ドル・受取円

借入金

7,500

7,500

合計

 

(注)1 時価の算定方法 先物為替相場によっている。

2 為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている売掛金、買掛金及び借入金と一体として処理されているため、その時価は当該売掛金、買掛金及び借入金の時価に含めて記載している。

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

為替予約取引

 

 

 

 

買建

 米ドル

 

買掛金

6,748

1,034

△10

 ユーロ

 

6

△0

売建

 米ドル

 

売掛金

11,556

131

 ユーロ

 

685

8

合計

 

129

為替予約等の振当処理

為替予約取引

 

 

 

 

買建

 米ドル

 

買掛金

6,533

 ユーロ

 

6

売建

 米ドル

 

売掛金

9,745

 ユーロ

 

2,906

 人民元

 

103

通貨スワップ取引

 

 

 

 

 支払米ドル・受取円

借入金

10,400

10,400

合計

 

(注)1 時価の算定方法 先物為替相場によっている。

2 為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている売掛金、買掛金及び借入金と一体として処理されているため、その時価は当該売掛金、買掛金及び借入金の時価に含めて記載している。

 

 

 (2)金利関連

前連結会計年度(平成26年12月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

 

 

 

 

受取変動・支払固定

長期借入金

101,425

78,150

(注)1 時価の算定方法 金利スワップ契約を締結している取引銀行から提示された価格によっている。

2 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載している。

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

 

 

 

 

受取変動・支払固定

長期借入金

65,606

52,356

(注)1 時価の算定方法 金利スワップ契約を締結している取引銀行から提示された価格によっている。

2 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載している。

 

 (3)商品関連

前連結会計年度(平成26年12月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

アルミ先渡取引

 

 

 

 

買建

アルミ地金売買

取引

12,907

4,743

1,567

売建

 

1,953

147

合計

 

1,714

(注) 時価の算定方法 ロンドン金属取引所の先物相場によっている。

 

当連結会計年度(平成27年12月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

アルミ先渡取引

 

 

 

 

買建

アルミ地金売買

取引

13,923

6,131

△575

売建

 

1,556

△40

合計

 

△615

(注) 時価の算定方法 ロンドン金属取引所の先物相場によっている。

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

 当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の制度としてはキャッシュバランス型年金制度を設けている。また確定拠出年金制度も併せて設けている。

 その他の一部の連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度を設けている。また、一部の連結子会社では、中小企業退職金共済制度等を採用している。

 また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合がある。

 なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用している。

 

2 確定給付制度(簡便法を適用した制度を含む)

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

退職給付債務の期首残高

86,672

百万円

96,351

百万円

会計方針変更による累積的影響額

 

△4,249

 

会計方針の変更を反映した期首残高

86,672

百万円

92,102

百万円

勤務費用

2,305

 

2,335

 

利息費用

1,680

 

757

 

数理計算上の差異の発生額

11,967

 

3,573

 

退職給付の支払額

△5,434

 

△6,037

 

過去勤務費用の発生額

 

159

 

その他

△840

 

△136

 

退職給付債務の期末残高

96,351

 

92,752

 

 

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

年金資産の期首残高

66,658

百万円

74,256

百万円

期待運用収益

1,335

 

1,477

 

数理計算上の差異の発生額

3,233

 

△629

 

事業主からの拠出額

8,166

 

8,149

 

退職給付の支払額

△5,243

 

△5,632

 

その他

108

 

△34

 

年金資産の期末残高

74,256

 

77,587

 

 

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

積立型制度の退職給付債務

93,131

百万円

89,877

百万円

年金資産

△74,256

 

△77,587

 

 

18,875

 

12,289

 

非積立型制度の退職給付債務

3,220

 

2,877

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

22,095

 

15,166

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

22,115

 

15,185

 

退職給付に係る資産

△20

 

△19

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

22,095

 

15,166

 

 

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

勤務費用

2,305

百万円

2,335

百万円

利息費用

1,680

 

757

 

期待運用収益

△1,335

 

△1,477

 

数理計算上の差異の費用処理額

1,968

 

1,299

 

過去勤務費用の費用処理額

△752

 

△695

 

確定給付制度に係る退職給付費用

3,866

 

2,219

 

(注)1 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、勤務費用に計上している。

2 上記退職給付費用以外に早期退職に伴う割増退職金として、前連結会計年度452百万円、当連結会計年度344百万円を特別損失に計上している。

 

(5)退職給付に係る調整額

 退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

過去勤務費用

百万円

852

百万円

数理計算上の差異

 

△1,224

 

合 計

 

△372

 

 

(6)退職給付に係る調整累計額

 退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

未認識過去勤務費用

△769

百万円

83

百万円

未認識数理計算上の差異

8,207

 

6,983

 

合 計

7,438

 

7,066

 

 

(7)年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりである。

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

債券

35

27

株式

38

 

44

 

生保一般勘定

26

 

27

 

現金及び預金

1

 

2

 

合 計

100

 

100

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。

 

(8)数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

割引率

主として

0.9

主として

0.7

長期期待運用収益率

主として

2.0

主として

2.0

  (注)会計方針の変更に記載のとおり、当連結会計年度から割引率の決定方法を退職給付の支払見込み期間ごとに設定された複数の割引率に変更しており、当社における加重平均の割引率を記載している。

 

3 確定拠出制度

 当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度369百万円、当連結会計年度362百万円である。

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

 

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 

繰越欠損金

26,263百万円

 

21,164百万円

有価証券評価減

10,471

 

14,376

貸倒引当金

1,528

 

6,656

固定資産減損処理

4,496

 

6,081

退職給付に係る負債

7,802

 

4,930

減価償却費

1,253

 

1,348

たな卸資産

796

 

849

固定資産未実現利益

840

 

765

賞与引当金

673

 

614

繰越外国税額控除

536

 

557

未確定債務

523

 

462

修繕引当金

238

 

461

ゴルフ会員権評価減

383

 

363

繰延ヘッジ損益

64

 

171

その他

3,484

 

2,815

繰延税金資産小計

59,349

 

61,613

評価性引当額

△30,183

 

△43,395

繰延税金資産合計

29,166

 

18,218

繰延税金負債

 

 

 

時価評価による簿価修正額

△4,267

 

△3,649

その他有価証券評価差額金

△4,410

 

△2,322

海外子会社留保金

△1,738

 

△1,710

特別償却準備金

△1,172

 

△1,677

固定資産圧縮積立金

△225

 

△183

その他

△1,180

 

△690

繰延税金負債合計

△12,992

 

△10,232

      繰延税金資産の純額

16,174

 

7,986

 

  (注)繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれている。

 

                            前連結会計年度          当連結会計年度

                                                     (平成26年12月31日)    (平成27年12月31日)

     流動資産―繰延税金資産                4,244百万円                3,050百万円

     固定資産―繰延税金資産                              15,563                  8,903

     流動負債―その他                                     △180                       △95

     固定負債―繰延税金負債                             △3,453                    △3,871

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(平成26年12月31日)

 

当連結会計年度

(平成27年12月31日)

法定実効税率

38.0%

 

35.6%

(調整)

 

 

 

関係会社出資金評価損等の連結修正

△16.2

 

△106.2

固定資産未実現

△1.9

 

△7.6

親会社と子会社の税率差

△35.3

 

△2.5

回収可能性の見直しによる影響

70.4

 

235.6

法定実効税率変更等による影響

3.8

 

55.8

のれん償却額

6.3

 

8.2

海外子会社留保金税効果

1.5

 

4.4

その他

1.9

 

△0.2

税効果会計適用後の法人税等の負担率

68.5

 

223.1

 

3 法人税等の税率の変更等による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する連結会計年度より法人税率等の引下げが行われることとなった。これに伴い、当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負債は、一時差異等の解消が見込まれる連結会計年度に対応した改正後の税率を基礎とした法定実効税率により計算している。

 また、欠損金の繰越控除制度については、平成27年4月1日以後に開始する連結会計年度より繰越控除前の所得の100分の65相当額が、平成29年4月1日以後に開始する連結会計年度より繰越控除前の所得の100分の50相当額が控除制限額となった。

 これらの結果、従来の方法によった場合に比べて、当連結会計年度末における繰延税金資産(繰延税金負債の金額を控除した金額)が3,460百万円、繰延ヘッジ損益が15百万円、退職給付に係る調整累計額が216百万円それぞれ減少し、その他有価証券評価差額金が252百万円、法人税等調整額が3,480百万円それぞれ増加している。

 また、再評価に係る繰延税金負債は3,761百万円減少し、土地再評価差額金が同額増加している。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

  当社のセグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものである。

  当社は、取り扱う製品・商品別に事業を区分した事業部制を採用しており、各事業部は、当該製品・商品について、国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開している。

  当社は、主に事業部を基礎とした製品・商品別のセグメントから構成されており、事業の類似性も考慮し、「石油化学」、「化学品」、「エレクトロニクス」、「無機」、「アルミニウム」及び「その他」の6つを報告セグメントとしている。

  各報告セグメントに属する主要な製品・商品等の種類は、下表のとおりである。

 

主 要 製 品 ・ 商 品 等

石油化学

オレフィン(エチレン、プロピレン)、

有機化学品(酢酸ビニルモノマー、酢酸エチル、アリルアルコール)

化学品

機能性化学品(合成樹脂エマルジョン、不飽和ポリエステル樹脂、工業用フェノール樹脂)、産業ガス(液化炭酸ガス、ドライアイス、酸素、窒素、水素)、基礎化学品(液化アンモニア、アクリロニトリル、アミノ酸、苛性ソーダ、塩素、合成ゴム)、情報電子化学品(電子材料用高純度ガス・機能薬品)

エレクトロニクス

ハードディスク、化合物半導体(LED)、レアアース磁石合金

無機

黒鉛電極、セラミックス(アルミナ、研削研磨材)、ファインセラミックス

アルミニウム

コンデンサー用高純度箔、レーザービームプリンター用シリンダー、押出品、鍛造品、

熱交換器、飲料用缶

その他

リチウムイオン電池材料、建材、卸売

 

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

  報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一である。

  報告セグメントの利益又は損失は、営業損益ベースの数値である。

  セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場実勢価格に基づいている。

 

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

 前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

調整額

(注1)

連結

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

274,837

127,638

136,773

58,779

90,022

188,531

876,580

876,580

セグメント間の内部売上高又は振替高

6,564

11,426

1,764

8,778

7,934

6,493

42,959

42,959

281,400

139,064

138,537

67,557

97,956

195,024

919,539

42,959

876,580

セグメント損益(営業損益)

4,930

5,460

25,770

300

2,999

678

28,321

7,406

20,915

セグメント資産

143,896

188,810

161,908

163,595

156,013

194,565

1,008,787

2,296

1,011,083

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

6,472

7,517

13,219

3,591

5,315

2,921

39,035

1,638

40,673

のれんの償却額(注2)

6

228

47

1,630

156

85

1,696

1,696

持分法適用会社への投資額

13,608

2,381

1,590

179

17,758

17,758

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

4,195

7,768

7,825

15,432

7,106

3,768

46,094

1,224

47,318

 (注)1 調整額は以下のとおりである。

(1)セグメント損益の調整額△7,406百万円には、セグメント間取引消去37百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△7,443百万円が含まれている。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究開発費である。

(2)セグメント資産の調整額2,296百万円には、セグメント間の債権債務及び資産の消去△42,560百万円、報告セグメントに帰属しない全社資産44,856百万円が含まれている。全社資産は当社の余資運用資金(現金・預金)、繰延税金資産及び全社共通研究開発に係る資産である。

    2 のれんの償却額には、負ののれんの償却額が含まれている。

 

 当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

調整額

(注1)

連結

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

226,442

130,150

129,759

55,223

93,377

146,007

780,958

780,958

セグメント間の内部売上高又は振替高

4,846

12,142

1,733

8,253

7,380

6,452

40,805

40,805

231,288

142,292

131,492

63,476

100,756

152,459

821,763

40,805

780,958

セグメント損益(営業損益)

10,543

10,707

17,472

1,249

2,563

1,493

41,529

7,857

33,672

セグメント資産

120,242

198,359

146,440

151,964

155,180

180,483

952,668

11,355

941,314

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

5,752

7,569

13,964

4,132

6,042

2,863

40,322

1,815

42,137

のれんの償却額(注2)

273

12

1,354

256

86

1,436

1,436

持分法適用会社への投資額

14,230

2,538

6,486

232

23,486

23,486

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

1,969

10,345

11,130

10,218

6,135

2,369

42,166

1,893

44,059

 (注)1 調整額は以下のとおりである。

(1)セグメント損益の調整額△7,857百万円には、セグメント間取引消去220百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△8,077百万円が含まれている。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究開発費である。

(2)セグメント資産の調整額△11,355百万円には、セグメント間の債権債務及び資産の消去△46,544百万円、報告セグメントに帰属しない全社資産35,189百万円が含まれている。全社資産は当社の余資運用資金(現金・預金)、繰延税金資産及び全社共通研究開発に係る資産である。

    2 のれんの償却額には、負ののれんの償却額が含まれている。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。

 

2 地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

日本

アジア

その他

合計

549,910

284,597

42,073

876,580

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類している。

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

日本

その他

合計

419,575

94,082

513,656

 

3 主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載をしていない。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。

 

2 地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

日本

アジア

その他

合計

479,628

258,932

42,398

780,958

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類している。

 

(表示方法の変更)

 前連結会計年度において、独立掲記していた「中国」は連結損益計算書の売上高の10%を下回ったため、当連結会計年度において「アジア」に含めて表示している。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の「2.地域ごとの情報 (1)売上高」の組替えを行っている。
 この結果、前連結会計年度の「2.地域ごとの情報 (1)売上高」において「中国」に表示していた97,525百万円は「アジア」として組み替えている。

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

日本

その他

合計

413,535

87,753

501,288

 

3 主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載をしていない。

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

全社・消去

合計

減損損失

1,798

517

1,410

4

18

3,747

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

全社・消去

合計

減損損失

12

60

1,955

6,180

2,092

380

10,678

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

全社・消去

合計

当期償却額

6

134

80

1,630

216

113

2,179

当期末残高

165

421

1,417

3,945

561

6,509

 

 なお、平成22年4月1日前に行われた企業結合等により発生した負ののれんの償却額及び未償却残高は、以下のとおりである。

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

全社・消去

合計

当期償却額

362

33

60

28

483

当期末残高

3,012

423

779

316

4,529

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

全社・消去

合計

当期償却額

35

44

1,354

316

114

1,865

当期末残高

294

376

63

3,494

448

4,676

 

 なお、平成22年4月1日前に行われた企業結合等により発生した負ののれんの償却額及び未償却残高は、以下のとおりである。

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

石油化学

化学品

エレクトロニクス

無機

アルミニウム

その他

全社・消去

合計

当期償却額

308

33

60

28

429

当期末残高

2,704

390

647

288

4,028

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

 金額的重要性が乏しいため、記載を省略している。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

 金額的重要性が乏しいため、記載を省略している。

 

【関連当事者情報】

前連結会計年度(自 平成26年1月1日 至 平成26年12月31日)

1 関連当事者との取引

 該当事項なし。

 

2 重要な関連会社に関する注記

 該当事項なし。

 

当連結会計年度(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

1 関連当事者との取引

 該当事項なし。

 

2 重要な関連会社に関する注記

 重要な関連会社の要約財務諸表

 当連結会計年度において、重要な関連会社はユニオン昭和㈱であり、その要約財務諸表は以下のとおりである。

流動資産合計

 4,187百万円

固定資産合計

 1,275百万円

 

 

流動負債合計

 1,482百万円

固定負債合計

    11百万円

純資産合計

 3,969百万円

 

 

売上高

16,910百万円

税引前当期純利益金額

 3,723百万円

当期純利益金額

 2,518百万円

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

1株当たり純資産額

210円16銭

208円04銭

1株当たり当期純利益金額

2円38銭

0円68銭

 (注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していない。

 

    2 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

至 平成27年12月31日)

1株当たり当期純利益金額

 

 

 当期純利益(百万円)

3,500

969

 普通株主に帰属しない金額(百万円)

 普通株式に係る当期純利益(百万円)

3,500

969

 普通株式の期中平均株式数(千株)

1,472,602

1,428,269

 

(重要な後発事象)

(株式併合及び単元株式数の変更)

 当社は、平成28年2月10日開催の取締役会において、第107回定時株主総会に株式併合及び単元株式数の変更について付議することを決議し、平成28年3月30日開催の同定時株主総会で承認可決された。

 

(1)株式併合及び単元株式数の変更の目的

全国証券取引所では「売買単位の集約に向けた行動計画」を発表し、全ての国内上場会社の普通株式の売買単位を100株に統一することを目指している。

当社は、東京証券取引所に上場する企業として、この趣旨を尊重し、当社株式の売買単位を1,000株から100株に変更することとし、併せて、当社株式につき証券取引所が望ましいとしている投資単位の水準(5万円以上50万円未満)を維持することを目的として、株式併合(10株を1株に統合)を実施するものである。

 

(2)株式併合の内容

 ①株式併合する株式の種類

  普通株式

 ②株式併合の方法・比率

平成28年7月1日をもって、平成28年6月30日の最終株主名簿に記録された株主の所有株式数を基準に、10株につき1株の割合をもって併合する。

 ③株式併合により減少する株式数

株式併合前の発行済株式総数(平成27年12月31日現在)

1,497,112,926株

株式併合により減少する株式数

1,347,401,634株

株式併合後の発行済株式総数

149,711,292株

(注)株式併合により減少する株式数及び株式併合後の発行済株式総数は、併合前の発行済株式総数に株式併合の割合を乗じた理論値である。

 

(3)1株未満の端数が生じる場合の処理

 株式併合の結果、1株に満たない端数が生じた場合には、会社法の定めに基づき、一括して処分し、その代金を端数の生じた株主に対して、端数の割合に応じて分配する。

 

(4)効力発生日における発行可能株式総数

330,000,000株

株式併合の割合に合わせて、現行の33億株から3億3千万株に減少させる。

なお、会社法第182条第2項に基づき、株式併合の効力発生日である平成28年7月1日に、定款第6条(発行可能株式総数)に規定する発行可能株式総数が、現行の33億株から3億3千万株に変更されたものとみなされる。

 

(5)単元株式数の変更の内容

 株式併合の効力発生と同時に、普通株式の単元株式数を1,000株から100株に変更する。

 

(6)株式併合及び単元株式数の変更の日程

取締役会決議日

平成28年2月10日

株主総会決議日

平成28年3月30日

株式併合及び単元株式数の変更の効力発生日

平成28年7月1日

 

(7)1株当たり情報に及ぼす影響

当該株式併合が前連結会計年度の期首に実施されたと仮定した場合の、前連結会計年度及び当連結会計年度における1株当たり情報は以下のとおりである。

 

前連結会計年度

(自 平成26年1月1日

  至 平成26年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成27年1月1日

 至 平成27年12月31日)

1株当たり純資産額

    2,101円62銭

    2,080円39銭

1株当たり当期純利益

     23円77銭

      6円78銭

(注)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載していない。

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

会社名

銘柄

発行年月日

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

利率

(%)

担保

償還期限

昭和電工㈱

第23回無担保

普通社債

平成22年

12月14日

10,000

(10,000)

0.88

なし

平成27年

12月14日

第24回無担保

普通社債

平成23年

10月14日

10,000

10,000

(10,000)

0.67

なし

平成28年

10月14日

第25回無担保

普通社債

平成24年

5月31日

10,000

10,000

0.63

なし

平成29年

5月31日

 〃

第26回無担保

普通社債

平成26年

6月4日

15,000

15,000

0.63

なし

平成33年

6月4日

 〃

第27回無担保

普通社債

平成27年

6月23日

10,000

0.734

なし

平成34年

6月23日

 

合計

45,000

(10,000)

45,000

(10,000)

(注) 1 ( )内の数値は、1年以内償還予定の金額(内数)である。

 

 2 連結決算日後5年以内における1年ごとの償還予定額は次のとおりである。

1年以内

(百万円)

1年超2年以内

(百万円)

2年超3年以内

(百万円)

3年超4年以内

(百万円)

4年超5年以内

(百万円)

10,000

10,000

 

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

71,519

69,000

0.68

1年以内に返済予定の長期借入金

70,486

49,386

0.78

1年以内に返済予定のリース債務

3,412

3,156

1.23

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)

191,119

193,449

0.95

平成29年1月

~平成86年4月

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く)

7,744

5,488

1.47

平成29年1月

~平成37年1月

その他有利子負債

コマーシャル・ペーパー

(1年以内返済)

5,000

12,000

0.07

未払金

44,052

40,203

0.54

流動負債「その他」(預り金)

910

969

0.20

固定負債「その他」(長期未払金)

489

913

1.25

平成29年1月

~平成34年6月

合計

394,730

374,565

 (注)1 平均利率は、当期末残高に対する加重平均利率を記載している。

2 長期借入金、リース債務及びその他有利子負債(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年以内における返済予定額は以下のとおりである。

 

1年超2年以内

(百万円)

2年超3年以内

(百万円)

3年超4年以内

(百万円)

4年超5年以内

(百万円)

長期借入金

43,068

51,228

48,454

16,599

リース債務

1,055

3,267

313

278

その他

有利子負債

357

288

75

76

 

【資産除去債務明細表】

 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略している。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

売上高(百万円)

193,171

396,980

594,105

780,958

税金等調整前四半期(当期)純利益金額又は税金等調整前四半期純損失金額(△)(百万円)

△12,385

△103

9,149

6,239

四半期(当期)純利益金額又は四半期純損失金額(△)

(百万円)

△7,526

1,280

4,196

969

1株当たり四半期(当期)純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額(△)(円)

△5.27

0.90

2.94

0.68

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

1株当たり四半期純利益金額又は四半期純損失金額(△)

(円)

△5.27

6.17

2.04

△2.26